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公開番号2024025817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2023211049,2020017891
出願日2023-12-14,2020-02-05
発明の名称浄水器
出願人三菱ケミカル・クリンスイ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E03C 1/10 20060101AFI20240216BHJP(上水;下水)
要約【課題】浄水器において、シャワー吐出時の水撥ねを抑制できるようにする。
【解決手段】浄水器100は供給された原水W1をシャワー状に吐出可能である。浄水器100は、環状に配列されており、吐出側の表面において第1孔径を有する複数の第1吐出孔と、複数の第1吐出孔よりも内側に範囲に配置されており、吐出側の表面において第1孔径よりも大きい第2孔径を有する第2吐出孔と、が厚さ方向に貫通しているシャワー吐出板と、シャワー吐出板に向けて原水W1を流す第1流路と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
供給された原水をシャワー状に吐出可能な浄水器であって、
環状に配列されており、吐出側の表面において第1孔径を有する複数の第1吐出孔と、前記複数の第1吐出孔よりも内周側に配置されており、吐出側の表面において前記第1孔径よりも大きい第2孔径を有する複数の第2吐出孔と、が厚さ方向に貫通しているシャワー吐出板と、
前記シャワー吐出板に向けて前記原水を流す第1流路と、
前記第1流路における下流側の端部と着脱可能に嵌合する樹脂製の筒状であり、前記シャワー吐出板の外縁部に成形された側壁部材と、
を備え、
前記側壁部材の内周面から前記第1吐出孔の内縁までの最短距離が、1mm以上である、浄水器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記原水をストレート状に吐出する筒状部を有し、前記筒状部が前記シャワー吐出板の中心部に貫通して設けられたストレート吐出部と、
前記ストレート吐出部に向けて前記原水を流す第2流路と、
をさらに備える、
請求項1に記載の浄水器。
【請求項3】
前記シャワー吐出板は、円環状の外形を有する金属板であり、
前記ストレート吐出部は、前記シャワー吐出板の前記金属板の内縁部に成形された樹脂製である、
請求項2に記載の浄水器。
【請求項4】
前記複数の第1吐出孔は、前記ストレート吐出部を同心円状に囲む1以上の円周上に配列されており、
前記複数の第2吐出孔は、前記ストレート吐出部と、前記複数の第1吐出孔と、の間において、前記ストレート吐出部を同心円状に囲む2以上の円周上に配列されている、
請求項2または3に記載の浄水器。
【請求項5】
前記第2孔径は、前記第1孔径よりも大きい第3孔径以上、前記第3孔径よりも大きい第4孔径以下であり、
前記複数の第2吐出孔のうち、前記複数の第1吐出孔に最も近い円周上に配列されている複数の第2吐出孔は、前記第3孔径を有する、
請求項4に記載の浄水器。
【請求項6】
前記ストレート吐出部の前記筒状部は、円筒面状の内周面を有し、前記シャワー吐出板よりも吐出方向に突出している外側筒部を備え、
前記外側筒部の突出方向における先端部には、前記外側筒部を径方向に横断し、前記外側筒部の長さよりも浅い深さを有する少なくとも一対のスリットが形成されている、
請求項2~5のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項7】
前記複数の第1吐出孔の周方向における配列ピッチは、前記複数の第2吐出孔の周方向における配列ピッチよりも大きい、
請求項1~6のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項8】
前記シャワー吐出板は、前記複数の第1吐出孔の配列中心を中心として、吐出側に凸の球面状または円錐面状に湾曲している、
請求項1~7のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項9】
前記第1流路において前記シャワー吐出板より上流側に配置された分散板と、
前記第1流路において前記シャワー吐出板と前記分散板との間に配置されたメッシュ状のメッシュ部材と、
をさらに備える、
請求項1~8のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項10】
前記ストレート吐出部が有する前記筒状部は、円形のボス部において前記シャワー吐出板と接続されており、
前記ボス部の外縁から前記第2吐出孔の内縁までの最短距離が、0.3mm以上である、
請求項2~6のいずれか1項に記載の浄水器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
水道水(原水)に含まれる塩素などの不純物を除去することを目的とした浄水器が広く普及している。例えば特許文献1には、原水を吐出する吐出口が、原水をストレートに吐出する吐出口と、原水をシャワー状に吐出する吐出口(シャワー吐出口)と、に切り替え可能な浄水器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-148662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような関連技術には、以下のような問題がある。
特許文献1に開示された浄水器のように原水をシャワー状に吐出する場合、例えばシンクまたはシンク内の食器などにシャワーが当たり、水滴として跳ね返るため、シャワーの吐出範囲の周囲に原水が飛散する現象(以下、水撥ね)が知られている。
特に、シンクの蛇口に取り付けられる蛇口直結型浄水器のシャワー吐出口は、樹脂で成形されることが多い。樹脂成形においては、成形上の特性から、吐出孔の孔径をある程度大きくする必要がある。このため、吐出孔1つあたりの吐出量が多くなり、シンク底面に当たった際の水撥ねも多くなるという問題がある。
特に、洗い物の際は、食器、皿等の洗浄物とシャワー吐水口との距離が近くなり、シンク外や衣服への水撥ねが一層増加してしまう。
水撥ねは、ユーザに不快感を与えやすいとともに、シャワーの使用後に拭き取り作業などが発生させるので、抑制されることが好ましい。
シャワー吐出口における個々の孔径を小さくすることによって、水撥ねを抑制することも考えられる。この場合、全体的にシャワー流が弱くなるので、例えば、洗浄用途では、洗浄機能が低下してしまうという問題がある。
シャワー流を弱めすぎることなく、水撥ねを抑制できるシャワー吐出口が強く求められている。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、シャワー吐出時の水撥ねを抑制できる浄水器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様の浄水器は、供給された原水をシャワー状に吐出可能な浄水器であって、環状に配列されており、吐出側の表面において第1孔径を有する複数の第1吐出孔と、前記複数の第1吐出孔よりも内側に範囲に配置されており、吐出側の表面において前記第1孔径よりも大きい第2孔径を有する複数の第2吐出孔と、が厚さ方向に貫通しているシャワー吐出板と、前記シャワー吐出板に向けて前記原水を流す第1流路と、を備える。
【0007】
本発明の第2の態様の浄水器によれば、上記第1の態様の浄水器において、前記原水をストレート状に吐出する筒状部を有し、前記筒状部が前記シャワー吐出板の中心部に貫通して設けられたストレート吐出部と、前記ストレート吐出部に向けて前記原水を流す第2流路と、をさらに備えてもよい。
【0008】
本発明の第3の態様の浄水器によれば、上記第2の態様の浄水器において、前記シャワー吐出板は、円環状の外形を有する金属板であり、前記ストレート吐出部は、前記シャワー吐出板の前記貫通孔の内縁部に成形された樹脂製であり、前記第1流路における下流側の端部と着脱可能に嵌合する樹脂製の筒状であり、前記シャワー吐出板の外縁部に成形された側壁部材を、さらに備えてもよい。
【0009】
本発明の第4の態様の浄水器によれば、上記第2または第3の態様の浄水器において、前記複数の第1吐出孔は、前記ストレート吐出部を同心円状に囲む1以上の円周上に配列されており、前記複数の第2吐出孔は、前記ストレート吐出部と、前記複数の第1吐出孔と、の間において、前記ストレート吐出部を同心円状に囲む2以上の円周上に配列されていてもよい。
【0010】
本発明の第5の態様の浄水器によれば、上記第4の態様の浄水器において、前記第2孔径は、前記第1孔径よりも大きい第3孔径以上、前記第3孔径よりも大きい第4孔径以下であり、前記複数の第2吐出孔のうち、前記複数の第1吐出孔に最も近い円周上に配列されている複数の第2吐出孔は、前記第3孔径を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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