TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024025816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2023211003,2020017841
出願日2023-12-14,2020-02-05
発明の名称浄水器
出願人三菱ケミカル・クリンスイ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E03C 1/10 20060101AFI20240216BHJP(上水;下水)
要約【課題】浄水器において、カートリッジ寿命が確認しやすく、計量機能の利便性を向上できるようにする。
【解決手段】浄水器100は、原水を濾過するカートリッジ2と、カートリッジ2が装着される本体部1と、カートリッジ2によって濾過された浄水の流量を計測する計測部と、計測部が計測した流量に基づいて、浄水の吐出開始から吐出終了までの間の吐出量と、吐出量を積算した積算流量と、を算出する流量算出部と、流量算出部が算出した積算流量に基づいてカートリッジ2の残寿命を表示する寿命表示モードと、流量算出部が算出した吐出量に基づいて吐出量の情報を表示する計量表示モードと、を有する表示部3と、表示部3における寿命表示モードと、計量表示モードと、を切り替える操作ボタン4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
供給された原水を濾過して吐出する浄水器であって、
前記原水を濾過する濾過カートリッジと、
前記濾過カートリッジが装着される本体部と、
前記濾過カートリッジに向かう前記原水または前記濾過カートリッジによって濾過された浄水の流量を計測する計測部と、
前記計測部が計測した前記流量に基づいて、前記浄水の吐出開始から吐出終了までの間の吐出量と、前記吐出量を積算した積算流量と、を算出する流量算出部と、
前記流量算出部が算出した前記積算流量に基づいて前記濾過カートリッジの残寿命を表示する寿命表示モードと、前記流量算出部が算出した前記吐出量に基づいて吐出量の情報を表示する計量表示モードと、を有する表示部と、
前記表示部における前記寿命表示モードと、前記計量表示モードと、を切り替える切替操作部と、
を備え、
前記切替操作部が、操作ボタンであり、
前記操作ボタンは、ボタン本体と、スイッチと、を有し、
前記ボタン本体が、前記表示部の手前側に配置されている、浄水器。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記操作ボタンの操作荷重が3N以上5N以下である、
請求項1に記載の浄水器。
【請求項3】
前記切替操作部は、操作の都度、前記寿命表示モードと前記計量表示モードとを切り替える、
請求項1または2に記載の浄水器。
【請求項4】
前記切替操作部は、前記表示部を前記計量表示モードから前記計量表示モード以外の表示モードに切り替えるとき、前記吐出量をリセットする、
請求項1~3のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項5】
前記積算流量を初期化する初期化操作部を、さらに備える、
請求項1~4のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項6】
前記表示部と、前記切替操作部と、は、前記本体部の上面部に配置されており、
前記初期化操作部は、前記本体部の下面部に配置されている、
請求項5に記載の浄水器。
【請求項7】
前記寿命表示モードでは、前記濾過カートリッジの濾過可能な総流量から前記積算流量が差し引かれた流量が前記残寿命として表示される、
請求項1~6のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項8】
前記計量表示モードでは、前記吐出量の情報が、前記吐出量の数値で表示される、
請求項1~7のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項9】
前記計量表示モードでは、前記吐出量の情報が、前記吐出量に対応するシンボル図形で表示される、
請求項1~8のいずれか1項に記載の浄水器。
【請求項10】
前記本体部は、前記浄水を外部に吐出する浄水吐出部を備える、
請求項1~9のいずれか1項に記載の浄水器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
水道水(原水)に含まれる塩素などの不純物を除去することを目的とした浄水器が広く普及している。浄水器の中には、原水が濾過されて形成された浄水の吐出量を積算し、液晶部にてカートリッジの寿命の表示を行うものがある。例えば特許文献1には、通水しない場合においてもカートリッジの寿命を確認できる構造の浄水器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-148662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような関連技術には、以下のような問題がある。
特許文献1に開示された浄水器は、常時カートリッジ寿命を表示しているが、計量機能を備えていない。このため、浄水の計量には、例えば、計量カップなどの計量手段が必要になる。
一方、計量機能を備える計量機能付き浄水器も知られている。例えば、原水ストレート、原水シャワー、原水の流路切り替えと、止水と、が可能な切替レバーを有し、切替レバーの動きに連動して、浄水の吐出時の吐出量が表示される計量機能付き浄水器が提案されている。
この場合、カートリッジ寿命は、通常は表示されておらず、浄水の使用中に交換時期が近づいたときに表示される。このため、ユーザが余裕を持ってカートリッジの交換に備えることが難しい。
また、計量表示のリセット手段が設けられておらず、浄水の流れが停止してから一定時間後に自動的にリセットされてしまう。このため、例えば、計量表示がリセットされるまでは計量をやり直せない、ユーザの都合で計量を一時的に中断したりすることができない、といった問題がある。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、カートリッジ寿命が確認しやすく、計量機能の利便性を向上できる浄水器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様の浄水器は、供給された原水を濾過して吐出する浄水器であって、前記原水を濾過する濾過カートリッジと、前記濾過カートリッジが装着される本体部と、前記濾過カートリッジに向かう前記原水または前記濾過カートリッジによって濾過された浄水の流量を計測する計測部と、前記計測部が計測した前記流量に基づいて、前記浄水の吐出開始から吐出終了までの間の吐出量と、前記吐出量を積算した積算流量と、を算出する流量算出部と、前記流量算出部が算出した前記積算流量に基づいて前記濾過カートリッジの残寿命を表示する寿命表示モードと、前記流量算出部が算出した前記吐出量に基づいて吐出量の情報を表示する計量表示モードと、を有する表示部と、前記表示部における前記寿命表示モードと、前記計量表示モードと、を切り替える切替操作部と、を備え、前記切替操作部が、操作ボタンであり、前記操作ボタンは、ボタン本体と、スイッチと、を有し、前記ボタン本体が、前記表示部の手前側に配置されている。
【0007】
本発明の第2の態様の浄水器によれば、上記第1の態様の浄水器において、前記操作ボタンの操作荷重が3N以上5N以下であってもよい。
【0008】
本発明の第3の態様の浄水器によれば、上記第1または第2の態様の浄水器において、前記切替操作部は、操作の都度、前記寿命表示モードと前記計量表示モードとを切り替えてもよい。
【0009】
本発明の第4の態様の浄水器によれば、上記第1~第3の態様のいずれか1つの浄水器において、前記切替操作部は、前記表示部を前記計量表示モードから前記計量表示モード以外の表示モードに切り替えるとき、前記吐出量をリセットしてもよい。
【0010】
本発明の第5の態様の浄水器によれば、上記第1~第4の態様のいずれか1つの浄水器において、前記積算流量を初期化する初期化操作部を、さらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
薬剤供給装置
3日前
個人
薬剤供給装置
3日前
個人
路上排水溝装置
2か月前
丸一株式会社
排水配管
2か月前
丸一株式会社
排水部材
3か月前
ホーコス株式会社
阻集器
2か月前
丸一株式会社
排水栓装置
2か月前
個人
排水口フィルター
1か月前
丸一株式会社
排水装置
4か月前
個人
シャワーヘッド固定装置
4か月前
株式会社タカギ
浄水装置
2か月前
ホーコス株式会社
グリース阻集器
26日前
株式会社KVK
水栓
3か月前
株式会社KVK
水栓
3か月前
株式会社KVK
水栓
3か月前
株式会社 林物産発明研究所
U字構
19日前
株式会社LIXIL
吐水装置
1か月前
株式会社LIXIL
吐水装置
1か月前
株式会社LIXIL
吐水装置
1か月前
株式会社バブルテック
受水槽
2か月前
丸一株式会社
水切りネットの係止部材
1か月前
株式会社 林物産発明研究所
土木構造体
19日前
株式会社日本アルファ
排水栓装置
3か月前
丸一株式会社
排水装置及びその洗浄方法
2日前
株式会社 林物産発明研究所
土木構造体
19日前
株式会社 林物産発明研究所
土木構造体
19日前
株式会社 林物産発明研究所
土木構造体
19日前
シナネン株式会社
洗濯機用防水パン
3か月前
株式会社タカギ
水栓取付装置
2か月前
株式会社クリア
水道用節水具
2か月前
株式会社テイエルブイ
フロート式逆流防止弁
3か月前
株式会社KVK
センサユニット
4か月前
北勢工業株式会社
グレーチング
12日前
株式会社KVK
センサユニット
4か月前
株式会社KVK
センサユニット
4か月前
株式会社KVK
センサユニット
4か月前
続きを見る