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公開番号
2024025785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-26
出願番号
2023188789,2020087667
出願日
2023-11-02,2020-05-19
発明の名称
シートパレットの牽引補助装置及び牽引補助装置付きシートパレット
出願人
株式会社 ダイサン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B65G
7/00 20060101AFI20240216BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートパレットの牽引作業を確実に実行でき、かつ、コストを低減できるシートパレットの牽引補助装置を提供できる。
【解決手段】シートパレットの牽引補助装置11は、シートパレット20の端部22が入る凹部76を備えた断面コ字型の固定具74と、固定具74の凹部76へ配置され凹部76の内壁面及びシートパレット20の端部22に接触する押え部材12と、固定具74を貫通し押え部材12を押圧して、押え部材12と凹部76の内壁面とでシートパレット20の端部22を挟持させるネジ部材(固定ボルト74C)と、固定具74又は押え部材12に設けられた牽引部材16と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シートパレットの端部の裏面に配置される板状の第1押え具と、
前記シートパレットの端部の表面に前記第1押え具と重なり合うよう配置される板状の第2押え具と、
前記第1押え具と前記第2押え具とに取り付けられ、前記第1押え具と前記第2押え具で前記シートパレットの端部を挟持させる締付け具と、
前記第1押え具又は前記第2押え具に設けられた牽引部材と、
を有するシートパレットの牽引補助装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記締付け具は、前記第1押え具、前記シートパレットの端部、及び前記第2押え具を貫通して前記第1押え具と前記第2押え具で前記シートパレットの端部を挟持させるネジ部材である請求項1に記載のシートパレットの牽引補助装置。
【請求項3】
前記第1押え具の挟持面には凹部が形成され、前記第2押え具の挟持面には前記凹部が係合可能な凸部が形成されている請求項1又は2に記載のシートパレットの牽引補助装置。
【請求項4】
前記凹部は長溝であり、前記凸部は前記長溝に沿って形成されたリブである請求項3に記載のシートパレットの牽引補助装置。
【請求項5】
巻き取り可能な柔軟素材のシートパレットと、
前記シートパレットの端部の裏面に配置されている板状の第1押え具と、
前記シートパレットの端部の表面に前記第1押え具と重なり合うよう配置されている板状の第2押え具と、
前記第1押え具と前記第2押え具とに取り付けられ、前記第1押え具と前記第2押え具で前記シートパレットの端部を挟持させている締付け具と、
前記第1押え具又は前記第2押え具に設けられている牽引部材と、
を有する牽引補助装置付きシートパレット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートパレットの牽引補助装置及び牽引補助装置付きシートパレットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば海上輸送されたコンテナの内側では、床面上に敷かれたシートパレットの上に、輸送対象である荷物が載置される場合が多い。このシートパレットを牽引することで、コンテナから荷物を降ろすことができる。
【0003】
ここで、シートパレットは、通常、ポリプロピレン(PP)等の比較的柔らかい素材で作製されているため、破損し易い。このため、コンテナから荷物が載置されているシートパレットを牽引して荷降ろしする荷役作業の際には、シートパレットが破損して抜け落ちないようにシートパレットを確実に把持して牽引する必要があり、特許文献1に引用されているようなプッシュプルフォークリフトを用いることが知られている。
【0004】
プッシュプルフォークリフトは、通常のフォークリフトのフォーク部分に、プッシュプルアタッチメントと呼ばれるオプションの装置を取り付けて構成されている。プッシュプルアタッチメントは、例えば、フォークの上に載置される板状のプラテンや、水平方向及び鉛直方向のそれぞれに沿って進退自在にスライドする牽引用グリッパー及び推進用フェイスプレート等の部材を備える。この構成では、グリッパーがフォーク上に載置されたプラテンの先端よりも前の位置でシートパレットの端部を把持した状態で、プラテンの根元側に向かって水平方向にスライドすることによって、荷物がシートパレットごとプラテンの上面上に取り込まれる。
【0005】
グリッパーの把持動作及びスライド動作のため、プッシュプルアタッチメントは、プラテンやグリッパー等に加え、油圧装置等の駆動用の部材も必要とし、部材数も多く、構造が比較的複雑になっている。このため、プッシュプルアタッチメントは、非常に高価であり、零細荷役業者にとっては、イニシャルコストが嵩み、負担が大きく、中々普及が進まないという問題がある。
【0006】
また、プッシュプルアタッチメントは、荷物を搭載したシートパレットの引き寄せ動作と押し出し動作の両方を行う機能を持たせているために便利である反面、そのシートパレット移動可能距離が押し出し動作におけるフェイスプレートの伸長限度で制約され、その移動可能距離よりも遠くにあるシートパレットは何らかの手段によってその移動可能距離の範囲内に移動させなければならず、二度手間を要するという問題もある。
【0007】
一方、特許文献1で開示される発明は、前記プッシュプルアタッチメントにおける油圧装置等の高価な装置を必要とする欠点、移動距離が短いという欠点等を解決する手段を提供するものであるが、やはり高価な装置であるフォークリフトの利用を前提としており、また、高価な油圧装置等を用いず手動のトグルクランプ装置を提案しているものの、トグル機構等を備えるために油圧装置ほどではないがやはり複雑で高価な構造を必要としている。
【0008】
また、シートパレットの把持方法も、牽引方向に対して垂直上方からシートパレットをグリッパーで基板に押圧して把持するプッシュプルアタッチメントの方法を踏襲している。このように、シートパレットをその牽引方向に対して垂直上方からグリッパーで押圧して把持する方法では、シートパレット上に載置した荷物の荷重によりシートパレット下面と床面の間に生じる摩擦力に抗して牽引する牽引力よりも、グリッパーの押圧力によってグリッパー先端とシートパレット上面の間及びシートパレット下面と基板との間に生じる静止摩擦力が大きいことが必要である。従って、荷物が重くなれば牽引力も大きくする必要があり、牽引力の増大に伴ってグリッパーの押圧力も大きくする必要があるが、手動トグルクランプ装置は、油圧装置に比較して、加えられる押圧力に限界があり、重い荷物の牽引には向かないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-173296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記のような従来のプッシュプルアタッチメント以外の有効かつ安価な装置を検討しようとする要望や試みがなかった訳ではないが、上記問題を解決してシートパレットを破損させることなく確実に牽引できる、実用的で安価な装置は、いまだ提供されていないのが実情である。このため、シートパレットの牽引作業を確実に実行でき、かつ、コストを低減できる新たな技術が求められている。
(【0011】以降は省略されています)
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