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公開番号2024025506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022129007
出願日2022-08-12
発明の名称バスバの固定構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 4/38 20060101AFI20240216BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バスバと対象部材との間の寸法公差を吸収するとともに、寸法公差が生じた場合においてもバスバと対象部材との固定箇所の応力を緩和可能なバスバの固定構造を提供すること。
【解決手段】バスバの固定構造1は、孔部12を有する板状のバスバ10と、孔部12に挿通されるボルト20と、ボルト20が挿通されるとともに弾性変形可能な弾性部材40と、バスバ10が固定される対象部材50と、を備えて、孔部12は、バスバ10の延在方向に延びる長孔状に形成され、バスバ10は、ボルト20の軸方向において、弾性部材40と対象部材50との間に配置され、バスバの固定構造1は、バスバ10を対象部材50へ押し付けるように、弾性部材40がバスバ10と弾性接触する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
孔部を有する板状のバスバと、前記孔部に挿通されるボルトと、前記ボルトが挿通されるとともに弾性変形可能な弾性部材と、前記バスバが固定される対象部材と、を備えたバスバの固定構造であって、
前記孔部は、前記バスバの延在方向に延びる長孔状に形成され、
前記バスバは、
前記ボルトの軸方向において、前記弾性部材と前記対象部材との間に配置され、
当該バスバの固定構造は、
前記バスバを前記対象部材へ押し付けるように、前記弾性部材が前記バスバと弾性接触する、
バスバの固定構造。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバスバの固定構造であって、
前記ボルトに螺合されるナットを更に備え、
前記ボルトは、
前記軸方向の一端に設けられる頭部と、
前記軸方向の他端に設けられて、前記ナットが螺合されるネジ部と、
前記軸方向において前記頭部と前記ネジ部との間に配置されて、前記ネジ部よりも大径の大径部と、
前記軸方向において前記頭部と前記大径部との間に配置されて、前記ボルトの径方向に張り出すフランジ部と、を一体に有し、
前記大径部には、前記バスバ及び前記弾性部材が配置され、
前記弾性部材は、前記軸方向において前記フランジ部と前記バスバとの間に配置され、
当該バスバの固定構造は、
前記ネジ部への前記ナットの螺合によって、前記対象部材が前記大径部に締結され、
前記螺合によって、前記弾性部材が弾性変形するように構成される、
バスバの固定構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のバスバの固定構造において、
前記対象部材は、前記バスバと電気的に接続される相手側バスバである、
バスバの固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバの固定構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、バスバを種々の対象部材に固定するため構造が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。従来のバスバの固定構造は、例えば、バスバの孔部と対象部材の孔部とにボルトを挿通し、ナットを螺合することで、バスバを対象部材に固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-137179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のバスバの固定構造では、例えば製造公差や熱等の影響による伸縮に伴って、バスバと対象部材との間に寸法公差が生じた場合、バスバには伸縮性がないため、対象部材にバスバを固定し難い又は固定できない等のおそれがあった。また、上記場合において、対象部材にバスバを固定できたとしも、固定箇所(即ち、締結部)に応力が掛かるため、部品が損傷する等のおそれがあった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、バスバと対象部材との間の寸法公差を吸収するとともに、寸法公差が生じた場合においてもバスバと対象部材との固定箇所の応力を緩和可能なバスバの固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバの固定構造は、下記を特徴としている。
【0007】
孔部を有する板状のバスバと、前記孔部に挿通されるボルトと、前記ボルトに螺合されるナットと、前記ボルトが挿通されるとともに弾性変形可能な弾性部材と、前記バスバが固定される対象部材と、を備えたバスバの固定構造であって、
前記孔部は、前記バスバの延在方向に延びる長孔状に形成され、
前記バスバは、
前記ボルトの軸方向において、前記弾性部材と前記対象部材との間に配置され、
当該バスバの固定構造は、
前記バスバを前記対象部材へ押し付けるように、前記弾性部材が前記バスバと弾性接触する、
バスバの固定構造であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るバスバの固定構造について以下に述べる。
本構成のバスバの固定構造によれば、バスバの孔部が、バスバの延在方向に延びる長孔状に形成されている。これにより、バスバと対象部材との間に寸法公差が生じたとしても、孔部によって吸収できる。また、本構成のバスバの固定構造によれば、バスバを対象部材へ押し付けるように、弾性部材が前記バスバと弾性接触する。つまり、バスバは、弾性部材の弾性力によって対象部材に固定されている。このため、バスバと対象部材との間に寸法公差が生じたとしても、バスバと対象部材との固定箇所には応力が掛からない。このように、本構成のバスバの固定構造は、バスバと対象部材との間の寸法公差を吸収できるとともに、寸法公差が生じた場合においてもバスバと対象部材との固定箇所の応力を緩和できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るバスバの固定構造を示す斜視図である。
図2は、図1の右方側面図である。
図3は、図1の要部分解斜視図である。
図4は、図1のA-A断面図である。
図5は、ボルトへの相手側バスバの締結態様を示す右方側面図である。
図6は、バスバと相手側バスバとの間の寸法公差を吸収した態様を示す図4に相当する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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