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公開番号2024025070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022128213
出願日2022-08-10
発明の名称計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240216BHJP(測定;試験)
要約【課題】容器を容易に出し入れすることができる計量装置を提供する。
【解決手段】計量装置120は、物品群Xを収容する容器50が載置される載置部52と、載置部52を移動させる容器駆動部54と、容器駆動部54を制御する制御部70と、容器50内の物品群Xから一部の物品を把持する把持部30と、載置部52および把持部30を取り囲むと共に、容器50が通過可能な左開口22A,右開口22B,前開口22Cを有するカバー部20と、を備える。制御部70は、容器駆動部54を制御し、左開口22A,右開口22B,前開口22Cのうち予め設定された左開口22Aの位置に向けて載置部52を移動させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
物品を把持して計量する計量装置であって、
前記物品が集合して形成される物品群を収容する容器が載置される載置部と、
前記載置部を移動させる駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
前記容器内の前記物品群から一部の前記物品を把持する把持部と、
前記載置部および前記把持部を取り囲むと共に、前記容器が通過可能な開口を複数有するカバー部と、を備え、
前記制御部は、前記駆動部を制御し、複数の前記開口のうち予め設定された所定の開口の位置に向けて前記載置部を移動させる、計量装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記容器内に収容された前記物品群の残量を検知する残量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記残量検知部によって検知された前記物品群の残量に基づいて前記載置部の移動を開始させる、請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
前記カバー部は、正面、左側面および右側面の三方向に前記開口を有し、
前記制御部は、前記三方向のいずれかに前記載置部を移動させる、請求項1または2に記載の計量装置。
【請求項4】
前記容器内の前記物品群の温度を検知する温度検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記温度検知部によって検知された前記物品群の温度が所定の温度より低い場合に、前記載置部の移動を開始させる、請求項1または2に記載の計量装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記載置部の一部が予め設定された前記所定の開口を通過するまで前記載置部を移動させる、請求項1または2に記載の計量装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記把持部が把持する前記物品を開放した後、設定された前記所定の開口に向けて前記載置部の移動を開始させる、請求項1または2に記載の計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計量装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、容器に格納される物品群から物品を把持し、計量して排出する物品把持システムが知られている。このシステムでは、制御部が、把持ユニットの下方に容器を位置させ、その後容器を上昇させる。制御部は、把持爪に物品を把持させ、把持された物品の重量が計量される。所定の条件が満たされた場合に、制御部は、把持爪による物品の把持を解除し、物品を下方の排出シュートへ排出する。
【0003】
容器は、載置面に載置されており、容器駆動部によって移動させられる。計量が複数回実施され、容器内に収容された物品の量が減少すると、人又は機械によって、当該容器は、物品を多く収容した新たな容器と交換される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-148621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来のシステムでは、容器内に収容された物品の量が減少すると、当該容器が交換される。ところが、容器の交換が必要と判断された時点で、容器の位置は一定の位置には定まらない。また、容器を交換するため、人または機械が装置内にアクセスする必要があるが、容器の交換(出し入れ)を考慮した構造が採用されている訳ではない。よって、容器の入れ替えに手間がかかる。
【0006】
本発明は、容器を容易に出し入れすることができる計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一態様は、物品を把持して計量する計量装置であって、物品が集合して形成される物品群を収容する容器が載置される載置部と、載置部を移動させる駆動部と、駆動部を制御する制御部と、容器内の物品群から一部の物品を把持する把持部と、載置部および把持部を取り囲むと共に、容器が通過可能な開口を複数有するカバー部と、を備え、制御部は、駆動部を制御し、複数の開口のうち予め設定された所定の開口の位置に向けて載置部を移動させる。
【0008】
この計量装置によれば、カバー部は、複数の開口を有しており、そのそれぞれにおいて容器を通過させることができる。制御部によって、これらの開口のうち予め設定された所定の開口の位置に向けて、載置部が移動させられる。よって、作業者または外部の装置は、開口を介して容器を容易に出し入れすることができる。装置の運転状況などに応じて所定の開口を1つ又は複数設定しておくことにより、製造ラインのレイアウト等に応じた位置で容器を出し入れすることもでき、利便性が高められる。
【0009】
(2)上記(1)の計量装置において、容器内に収容された物品群の残量を検知する残量検知部をさらに備え、制御部は、残量検知部によって検知された物品群の残量に基づいて載置部の移動を開始させてもよい。この場合、物品群の残量が少なくなってきた際に容器を容易に交換することができる。
【0010】
(3)上記(1)または(2)の計量装置において、カバー部は、正面、左側面および右側面の三方向に開口を有し、制御部は、三方向のいずれかに載置部を移動させてもよい。この場合、装置のレイアウトに応じて、適宜に容器を出し入れする面を設定することができ、利便性がさらに高められる。
(【0011】以降は省略されています)

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