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公開番号2024024804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022127705
出願日2022-08-10
発明の名称包装容器
出願人株式会社コバヤシ
代理人個人
主分類B65D 1/00 20060101AFI20240216BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】
廃棄の際、簡単に潰すことができ、元の状態に戻りにくい包装容器を提供することができる。
【解決手段】
本発明の包装容器は、バイオマス材料と、熱可塑性樹脂と、添加剤と、を含有する成形体から形成される容器本体を備え、当該容器本体は、底部と当該底部の周縁から立設された側壁部とを備え、載置面積よりも大きな平滑面を有する2つの平板の間に前記容器本体を載置し、前記平滑面を互いに平行に保ちつつ近接させることにより前記容器本体を圧縮し、前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さが3mmになるまで圧縮し、3mmになった時点で、前記容器本体にかけていた荷重を解除し、荷重を解除してから1分経過後に前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さHaを測定し、前記容器本体の長さHaと前記容器本体に荷重をかける前の初期長さHbとから算出した前記容器本体の圧縮比(Hb-Ha/Hb)が40%以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バイオマス材料と、
熱可塑性樹脂と、
添加剤と、
を含有する成形体から形成される容器本体を備え、
当該容器本体は、底部と当該底部の周縁から立設された側壁部とを備え、
載置面積よりも大きな平滑面を有する2つの平板の間に前記容器本体を載置し、前記平滑面を互いに平行に保ちつつ近接させることにより前記容器本体を圧縮し、前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さが3mmになるまで圧縮し、3mmになった時点で、前記容器本体にかけていた荷重を解除し、荷重を解除してから1分経過後に前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さH

を測定し、前記容器本体の長さH

と前記容器本体に荷重をかける前の初期長さH

とから算出した前記容器本体の圧縮比(H

-H

/H

)が40%以上である、包装容器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記底部と前記側壁部とで囲まれた内部空間に収容部が形成され、前記容器本体の前記底部上面に、平面視六角形の複数の凹部をハニカム状に画するリブ状凸部が設けられた、請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記側壁部の内側表面に、凸状の補強部が形成される、請求項1に記載の包装容器。
【請求項4】
前記補強部は、前記容器本体の上下方向に延びる凸状のものである、請求項3に記載の包装容器。
【請求項5】
前記バイオマス材料は澱粉である、請求項1に記載の包装容器。
【請求項6】
前記澱粉の含有量は、前記成形体の質量に対して4質量%以上95質量%以下である、請求項5に記載の包装容器。
【請求項7】
前記熱可塑性樹脂の含有量は、前記成形体の質量に対して3質量%以上95質量%以下である、請求項1に記載の包装容器。
【請求項8】
前記添加剤は低融点添加剤である、請求項1に記載の包装容器。
【請求項9】
前記添加剤はグリセリン脂肪酸エステルである、請求項1に記載の包装容器。
【請求項10】
前記グリセリン脂肪酸エステルの含有量は、前記成形体の質量に対して0.1質量%以上5質量%以下である、請求項9に記載の包装容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、包装容器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、精肉、鮮魚、野菜などの生鮮食料品、または弁当、総菜、冷凍食品、菓子類、麺類などの加工食品などを収容するトレーは、成形が行いやすいこと、大量生産が可能なこと、製造コストが小さいことなどから、石油資源等を原料とするプラスチック製トレーが大量に使用されている。これらのプラスチック製トレーとしては、例えば、発泡スチロールトレー、ポリプロピレン製トレー、ポリエチレンテレフタレート製トレー、ポリ塩化ビニル製トレーなどが広く使用されている。
【0003】
しかしながら、近年、温室効果ガスによる地球温暖化や石油資源の枯渇が地球規模で長期的に取り組む重要な課題となっている。さらに、従来から石油系のプラスチック製トレーが廃棄された際、自然環境では分解、崩壊し難く、長期にわたり自然の中に残存し、自然環境を汚染することが問題となっていた。
【0004】
今日、プラスチック成形品の原材料として石油の代替材料となり、温暖化に影響しない、あるいは自然環境の中で比較的速やかに崩壊し、自然環境に優しい新たな材料として、天然素材が着目されている。特に、近年大きく進歩したバイオ技術を天然素材に適用して得られたバイオマス材料をトレーの材料として使用することが検討されている。
【0005】
トレーは、通常、収容されている生鮮食料品や加工食品を取り出した後に廃棄されるため、環境低減やコスト削減などの観点からトレーの薄肉化及び軽量化が求められている。また、トレーには、ゴミの運搬及び収納の観点から廃棄する際の減容化が求められている。
【0006】
一方、トレーには生鮮食料品や加工食品などを収容しても変形せず、また多段に積み重ねられても潰れない程度の強度が求められている。そこで、従来、側壁や角部に凸条もしくはリブを形成することにより、高さ方向の強度を向上させて、トレー全体の薄肉化を図ったトレーが提案されている(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-290728号公報
特開2009-18866号公報
特開2011-73725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
澱粉、セルロース等のバイオマス材料を使用して、生鮮食料品や加工食品などを収容しても変形せず、また多段に積み重ねられても潰れない程度の強度を有するトレーを成形した場合、収容されている生鮮食料品や加工食品を取り出した後に廃棄のため、トレーを潰そうとしても、潰しにくく、また、潰すことができても元の状態に戻りやすいという課題がある。
【0009】
本技術は、自然環境の中で比較的速やかに崩壊し、自然環境に優しいバイオマス材料を含有し、生鮮食料品や加工食品などを収容しても変形せず、また多段に積み重ねられても潰れない程度の強度を有し、かつ、廃棄の際、簡単に潰すことができ、元の状態に戻りにくいという減容化を実現できる包装容器を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本技術は、バイオマス材料と、熱可塑性樹脂と、添加剤と、を含有する成形体から形成される容器本体を備え、当該容器本体は、底部と当該底部の周縁から立設された側壁部とを備え、載置面積よりも大きな平滑面を有する2つの平板の間に前記容器本体を載置し、前記平滑面を互いに平行に保ちつつ近接させることにより前記容器本体を圧縮し、前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さが3mmになるまで圧縮し、3mmになった時点で、前記容器本体にかけていた荷重を解除し、荷重を解除してから1分経過後に前記平滑面に対して垂直方向の前記容器本体の長さH

を測定し、前記容器本体の長さH

と前記容器本体に荷重をかける前の初期長さH

とから算出した前記容器本体の圧縮比(H

-H

/H

)が40%以上である、包装容器を提供する。
前記包装容器において、前記底部と前記側壁部とで囲まれた内部空間に収容部が形成され、前記容器本体の前記底部上面に、平面視六角形の複数の凹部をハニカム状に画するリブ状凸部が設けられうる。
前記包装容器において、前記側壁部の内側表面に、凸状の補強部が形成されうる。
前記補強部は、前記容器本体の上下方向に延びる凸状のものでありうる。
前記バイオマス材料は澱粉でありうる。
前記澱粉の含有量は、前記成形体の質量に対して4質量%以上95質量%以下でありうる。
前記熱可塑性樹脂の含有量は、前記成形体の質量に対して3質量%以上95質量%以下でありうる。
前記添加剤は低融点添加剤でありうる。
前記添加剤はグリセリン脂肪酸エステルでありうる。
前記グリセリン脂肪酸エステルの含有量は、前記成形体の質量に対して0.1質量%以上5質量%以下でありうる。
前記熱可塑性樹脂は、ポリプロピレン樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマー、無水マレイン酸グラフト化ポリオレフィン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂及び酸変性ポリエチレン樹脂からなる群から選択される少なくとも1つでありうる。
前記包装容器において、前記容器本体表面を観察した際、210mm×297mmの視野面積当たり、長径が100μm以上の粒状物の個数が10個以下であり、当該粒状物は、赤外吸収スペクトルにおいて、前記澱粉由来の吸収ピークを有し、且つヨウ素染色されないものでありうる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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