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公開番号2024024795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022127685
出願日2022-08-10
発明の名称リモコン
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240216BHJP(電気通信技術)
要約【課題】部品点数を削減して低コスト化を図ることができるリモコンを提供する。
【解決手段】リモコン1の左側に位置する押下ボタン11の穴113の内側において、弾性シート9に設けられた左導光部97の前側導光部971の前端面は、押下ボタン11の前面と面一となる位置に配置される。そして、リモコン1の右側に位置する押下ボタン13の穴133の内側においても、弾性シート9に設けられた右導光部99の前側導光部991の前端面は、押下ボタン13の前面と面一となる位置に配置される。これらに対し、押下ボタン12においては、弾性シート9に設けられた中央導光部98の前側導光部981のうち突出部98Bを押下ボタン12の前面よりも前方に突出させている。そして、その突出部98Bを手掛かりとして機能させることで、押下ボタン12を押下ボタン11,13に対して容易に識別させることができる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数の押下ボタンと、前記複数の押下ボタン毎にスイッチと発光部を前面側に備えるケース本体と、前記ケース本体の前面側に装着され、前記複数の押下ボタンを前面側に支持するカバーケースとを備えたリモコンにおいて、
前記カバーケースは、前記押下ボタン毎に、
前記スイッチに対応して設けられ、前記押下ボタンが前後方向に駆動するように装着される装着部を備え、
前記装着部は、
前記スイッチに対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する第1装着側穴部と、
前記発光部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する第2装着側穴部と
を備え、
前記装着部と前記押下ボタンの間であって、前記発光部と前記第2装着側穴部に対向する位置には、透光性を有し且つ前記発光部からの光を前方に導く導光部が設けられ、
前記押下ボタンは、
前記導光部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通するボタン側穴部と、
後面に設けられ、前記第1装着側穴部を介して前記スイッチと当接する当接部と
を備え、
前記複数の押下ボタンのうち所定の第1押下ボタンと前記装着部の間に設けられる前記導光部である第1導光部は、
後方に突出し、前記装着側穴部内に挿入される第1後側導光部と、
前方に突出する第1前側導光部と
を備え、
前記第1前側導光部は、
前記ボタン側穴部内に挿入される被挿入部と、
前記押下ボタンの前記前面よりも前方に突出する突出部と
を備え、 前記複数の押下ボタンのうち前記第1押下ボタンとは異なる第2押下ボタンと前記装着部の間に設けられる前記導光部である第2導光部は、
後方に突出し、前記装着側穴部内に挿入される第2後側導光部と、
前方に突出し、前記ボタン側穴部内に挿入され、その前端部が前記押下ボタンの前面よりも前方に突出しない第2前側導光部と
を備えたことを特徴とするリモコン。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記装着部と前記押下ボタンの間には、前記押下ボタンを前方に付勢するシート状の弾性部材が配置され、
前記弾性部材は、
前記第1装着側穴部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する弾性側穴部と、
前記導光部と
を備え、
前記押下ボタンの前記当接部は、前記第1装着側穴部と前記弾性側穴部を介して前記スイッチと当接すること
を特徴とする請求項1に記載のリモコン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコンに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、給湯器に有線で接続されたリモコンが知られている(例えば特許文献1参照)。このリモコンの前面の上部には設定温度等を表示する為の表示部が設けられ、その表示部の下側には3つの押下ボタンが横並びに配置される。リモコン内部において、各押下ボタンの後ろ側にはLEDが夫々設けられ、各押下ボタンにはそれらLEDからの光を前方に通過させる為の穴が夫々設けられる。さらに、3つの押下ボタンのうち中央の押下ボタンの前面には、左右両側に位置する他の2つの押下ボタンと識別する為のボス部が前方に突出して設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-115957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
押下ボタンは樹脂成型品であるので、中央の押下ボタンの前面にボス部を形成する必要上、異なる金型を用意する必要があった。部品点数が増えるため、管理コストの面でも不利であった。
【0005】
本発明の目的は、部品点数を削減して低コスト化を図ることができるリモコンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のリモコンは、複数の押下ボタンと、前記複数の押下ボタン毎にスイッチと発光部を前面側に備えるケース本体と、前記ケース本体の前面側に装着され、前記複数の押下ボタンを前面側に支持するカバーケースとを備えたリモコンにおいて、前記カバーケースは、前記押下ボタン毎に、前記スイッチに対応して設けられ、前記押下ボタンが前後方向に駆動するように装着される装着部を備え、前記装着部は、前記スイッチに対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する第1装着側穴部と、前記発光部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する第2装着側穴部とを備え、前記装着部と前記押下ボタンの間であって、前記発光部と前記第2装着側穴部に対向する位置には、透光性を有し且つ前記発光部からの光を前方に導く導光部が設けられ、前記押下ボタンは、前記導光部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通するボタン側穴部と、後面に設けられ、前記第1装着側穴部を介して前記スイッチと当接する当接部とを備え、前記複数の押下ボタンのうち所定の第1押下ボタンと前記装着部の間に設けられる前記導光部である第1導光部は、後方に突出し、前記装着側穴部内に挿入される第1後側導光部と、前方に突出する第1前側導光部とを備え、前記第1前側導光部は、前記ボタン側穴部内に挿入される被挿入部と、前記押下ボタンの前記前面よりも前方に突出する突出部とを備え、前記複数の押下ボタンのうち前記第1押下ボタンとは異なる第2押下ボタンと前記装着部の間に設けられる前記導光部である第2導光部は、後方に突出し、前記装着側穴部内に挿入される第2後側導光部と、前方に突出し、前記ボタン側穴部内に挿入され、その前端部が前記押下ボタンの前面よりも前方に突出しない第2前側導光部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2のリモコンの前記装着部と前記押下ボタンの間には、前記押下ボタンを前方に付勢するシート状の弾性部材が配置され、前記弾性部材は、前記第1装着側穴部に対向する位置に設けられ、前後方向に貫通する弾性側穴部と、前記導光部とを備え、前記押下ボタンの前記当接部は、前記第1装着側穴部と前記弾性側穴部を介して前記スイッチと当接してもよい。
【発明の効果】
【0008】
請求項1のリモコンによれば、複数の押下ボタンのうち第1押下ボタンにおいて、第1導光部の第1前側導光部のうち突出部を第1押下ボタンの前面よりも前方に突出させ、その突出部を手掛かりとして機能させることで、第1押下ボタンを第2押下ボタンと識別させることができる。これにより、第1押下ボタンに直接突起を設けることなく、第1押下ボタンと第2押下ボタンの夫々の形状を完全に一致させることができる。よって、押下ボタンを量産する為の金型を統一し、部品点数を削減できるので、製造・管理コストを削減できる。また、第1導光部の一部が手掛かりを兼ねるので、押下ボタンに手掛かりを設ける為のコストを削減できる。
【0009】
請求項2のリモコンによれば、押下ボタンの押下時に、スイッチからの衝撃を弾性部材で吸収して緩和できる。また、弾性部材をカバーケースに組み込んだ状態でユニット化できるので、組付け工程の簡素化を図ることもできる。なお、スイッチの一例はタクトスイッチである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
リモコン1の斜視図である。
リモコン1の分解斜視図である。
ケース本体3の分解斜視図である。
押下ボタン11~13の左斜め前方からの斜視図である。
押下ボタン11~13の右斜め後方からの斜視図である。
弾性シート9の左斜め前方からの斜視図である。
弾性シート9の右斜め後方からの斜視図である。
カバーケース8に弾性シート9を取り付けた状態の斜視図である。
図9に示すカバーケース8に押下ボタン11~13を取り付けた状態の斜視図である。
図1に示すI-I線で切断したリモコン1の断面斜視図である。
図1に示すI-I線矢視方向断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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