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公開番号2024024700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022127497
出願日2022-08-10
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/02 20060101AFI20240216BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、帯電ローラの端部は、回転時において像担持体との接触位置が、回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、
前記像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、
前記帯電ローラの端部は、回転時において前記像担持体との接触位置が、前記回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている、画像形成装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記帯電ローラの端面は、前記第1方向に対して傾斜する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記帯電ローラの周の長さは、前記像担持体の周の長さの整数比とならない、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置は、前記帯電ローラが1回転する間に、前記第1方向に沿って所定の範囲を少なくとも1回以上、往復するように変化する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記帯電ローラの回転時に前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡が三角波となる請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記帯電ローラの回転時に前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡が正弦波となる請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記帯電ローラを側面視したときの端部の形状が外側に向かって突出した凸形状となる請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記帯電ローラを側面視したときの端部の形状が内側に向かって凹んだ凹形状となる請求項2に記載の画像形成装置
【請求項9】
前記帯電ローラの一方の端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡と、前記帯電ローラの他方の端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡とは、位相が反転する、請求項1または2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、帯電ローラの両端部に対向する感光体ドラム上の領域の表面電位を、帯電ローラの中央部に対向する感光体ドラム上の領域の表面電位よりも低くした画像形成装置が提案されている。
【0003】
この構成により特許文献1では、帯電ローラの両端部に対向する感光体ドラム上の領域への放電生成物の付着及び放電生成物の付着に伴う摩擦係数の上昇を抑制させることができるため、クリーニングブレードの両端部のめくれを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-54853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1では、帯電ローラの中央部と両端部とにおいてそれぞれの表面電位が異なるように帯電ローラを製造する必要があり、帯電ローラの製造工程が複雑となる。
【0006】
本開示の目的は、簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができる画像形成装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、前記像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、前記帯電ローラの端部は、回転時において前記像担持体との接触位置が、前記回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、画像形成装置は、簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る画像形成装置の内部構造の一例を示す側面図である。
本開示の実施形態に係る帯電器と感光体ドラムとの配置関係を模式的に示す側面図である。
本開示の実施形態に係る帯電ローラと感光体ドラムとのニップ部と、放電発生領域との関係を模式的に示す図である。
本開示の比較例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図4に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図6に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図6に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第1変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図9に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図9に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第2変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図12に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図12に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第3変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図15に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図15に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第4変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図18に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図18に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第5変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図21に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図21に示す帯電ローラの端部の平面図である。
図21に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の実施形態の第6変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。
図25に示す帯電ローラの端部の側面図である。
図25に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
本開示の第7変形例に係る帯電ローラの両端部それぞれの一例を示す側面部である。
図28に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態及び変形例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一または相当する部材には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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