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公開番号2024024263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022126976
出願日2022-08-09
発明の名称振動測定システム及び振動測定方法
出願人株式会社北川鉄工所
代理人
主分類G01H 9/00 20060101AFI20240215BHJP(測定;試験)
要約【課題】画像内に背景や測定対象外の動体が入った場合であっても、素早い振動測定が可能な振動測定システムと振動測定方法を提供する。
【解決手段】入力装置とコンピュータとを備える振動測定システムであって、入力装置は、連続画像を撮影可能な撮像部を備え、コンピュータは、通信部と、記憶部と、制御部とを備え、通信部は、撮像部で撮影された画像情報を受信可能に構成され、記憶部は、撮像部から受信した画像情報を記憶し、制御部で処理した画像情報を記憶可能に構成され、制御部は、輝度値解析部と、判定部と、抽出部と、振動解析部とを備え、輝度値解析部は、画像の各画素に輝度値の変化を解析可能に構成され、判定部は、輝度値の変化及び輝度値の変化の規則性を判定可能に構成され、抽出部は、判定部の結果から対象物のみを抽出可能に構成され、振動解析部は、抽出部の結果から振動を解析可能に構成される、振動測定システム。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
入力装置とコンピュータとを備える振動測定システムであって、
前記入力装置は、連続画像を撮影可能な撮像部を備え、
前記コンピュータは、通信部と、記憶部と、制御部とを備え、
前記通信部は、前記撮像部で撮影された画像情報を受信可能に構成され、
前記記憶部は、前記撮像部から受信した画像情報を記憶し、制御部で処理した画像情報を記憶可能に構成され、
前記制御部は、輝度値解析部と、判定部と、抽出部と、振動解析部とを備え、
前記輝度値解析部は、画像の各画素に輝度値の変化を解析可能に構成され、
前記判定部は、輝度値の変化及び輝度値の変化の規則性を判定可能に構成され、
前記抽出部は、前記判定部の結果から対象物のみを抽出可能に構成され、
前記振動解析部は、前記抽出部の結果から振動を解析可能に構成される、
振動測定システム。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
振動測定方法であって、
画像における各画素の輝度値を時系列で抽出し、
その輝度値をデータ処理し、
輝度値の変化を判定する工程aと、
輝度値の変化の規則性を判定する工程bと、
前記2つの工程a,bの判定結果から、対象物のみを抽出し、
それによって、対象物の振動を素早く解析可能な、
振動測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動測定システム及び振動測定方法に関し、特に非接触で機械振動を測定するシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像を解析することで、非接触で機械振動を測定する装置が提案されている。
特許文献1には、振動測定対象物の測定対象部の画像を拡大または縮小する光学部と、前記光学部を介して時系列的に測定対象部の画像を撮影する撮像部と、前記撮像部で撮影した測定対象部の時系列画像を入力する画像入力部と、前記画像入力部で入力した測定対象部の時系列画像に基づいて前記測定対象部の振動分析を行うデータ処理部とを備える、振動計測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-156389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、撮影した画像内に測定対象以外に背景が含まれる場合、又は測定対象近傍に、人や動物等の動体が一時的に入った場合、振動の測定精度が落ちるおそれがある。
【0005】
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、画像内に背景や測定対象外の動体が入った場合であっても、素早い振動測定が可能な振動測定システムと振動測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、入力装置とコンピュータとを備える振動測定システムであって、入力装置は、連続画像を撮影可能な撮像部を備え、コンピュータは、通信部と、記憶部と、制御部とを備え、通信部は、撮像部で撮影された画像情報を受信可能に構成され、記憶部は、撮像部から受信した画像情報を記憶し、制御部で処理した画像情報を記憶可能に構成され、制御部は、輝度値解析部と、判定部と、抽出部と、振動解析部とを備え、輝度値解析部は、画像の各画素に輝度値の変化を解析可能に構成され、判定部は、輝度値の変化及び輝度値の変化の規則性を判定可能に構成され、抽出部は、判定部の結果から対象物のみを抽出可能に構成され、振動解析部は、抽出部の結果から振動を解析可能に構成される、振動測定システム。
【0007】
かかる態様によれば、画像内に背景や測定対象外の動体が入った場合であっても、素早い振動測定が可能な振動測定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る振動測定システムの構成概要を示す図である。
コンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明に係る振動測定システムの動作を示すフローチャートである。
撮影画像に、対象物と背景が存在する模式図である。
撮影画像に、対象物、背景、及び動体が存在する模式図である。
時間と輝度値の関係を表したグラフである。(a)は図5における画素A、(b)は図5における画素B、(c)は図5における画素C、をそれぞれ示す。
周波数特性と強度の関係を表したグラフである。(a)は図5における画素A、(b)は図5における画素B、(c)は図5における画素C、をそれぞれ示す。
撮影画像から対象物のみを抽出した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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