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公開番号2024023710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-21
出願番号2023213473,2022068681
出願日2023-12-19,2014-11-12
発明の名称車載機器用リモートコントローラ及びシステム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車載機を遠隔で制御する際に、リモートコントローラを取り出して操作する煩雑さを解消すること
【解決手段】車両に設置される車載機器1と、この車載機器と無線通信を行い当該車載機器の動作を制御するリモートコントローラ2と、そのリモートコントローラと通信可能なスマートフォン等の携帯機器3を備える。車載機器とリモートコントローラとの間では、第一系統の通信方式(特定省電力無線)により情報の送受を行う。リモートコントローラと携帯機器との間では、第一系統の通信方式と異なる第二系統の通信方式(BLE)による無線通信により情報の送受を行う。リモートコントローラは、自己が有する操作部2dに対する操作に基づき車載機器を直接コントロールする機能と、携帯機器からの指示に基づいて車載機器をコントロールする機能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車載機器であって、
前記車両の状態又は状況に応じて、前記車両の車両情報又は走行情報を取得して無線通信により外部に送信する機能を有する
車載機器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記送信する機能は、自車載機器を遠隔操作するリモートコントローラ、又は前記リモートコントローラと通信可能である携帯機器に、前記車両情報又は前記走行情報を送信する
請求項1に記載の車載機器。
【請求項3】
前記車載機器としての基本機能と、前記基本機能とは異なる機能を有する第二機能であって前記送信する機能を有する第二機能と、を実行可能に構成され、
前記車両の状態又は状況に応じて、前記基本機能と前記第二機能とのどちらを動作させるかを切り替える機能を有する
請求項1又は2に記載の車載機器。
【請求項4】
前記基本機能は、前記車両の駆動源がOFFされているか又は前記車両が走行していないときに行われる機能であり、
前記送信する機能は、前記車両の駆動源がONされているか又は前記車両が走行しているときに行われる機能である
請求項3に記載の車載機器。
【請求項5】
リモートコントローラであって、
請求項1から4のいずれか1項に記載の車載機器を遠隔操作する機能と、
前記車載機器から送信されてきた前記車両情報又は前記走行情報を受信する機能と、
受信した前記車両情報又は前記走行情報を内部に記憶する、又は外部に送信する機能と、
を有するリモートコントローラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器用リモートコントローラ及びシステムに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載される車載機器を車両から離れた位置から無線通信を用いて遠隔操作するシステムとして、エンジンスタータやカーセキュリティがある。この種の技術は、例えば、リモートコントローラが備えたボタンの操作に応じ、当該リモートコントローラが、無線通信を用いて車載機器に対して各種の動作命令を送る。車載機器は、係る動作命令を受信すると、動作命令の内容に従った所定の処理を実行する。当該所定の処理は、例えばエンジンを始動/停止したり、セキュリティのアーム/ディスアームをセットしたりする(特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-163702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のエンジンスタータやカーセキュリティでは、リモートコントローラを使用時に取り出してボタン操作等が必要である。しかしリモートコントローラは、例えば自宅内の所定の位置においてあり、必ずしもユーザがすぐに手にすることができる場所にあるとは限らない。よって、遠隔操作をする際に、いちいちリモートコントローラを取りに行き、操作する必要があるので煩雑である。特に、車両を複数のユーザが使用する場合、一人のユーザがリモートコントローラを持ち歩くのは好ましくなく、玄関やリビング等の所定の場所においておくことがあるので、上記の課題が顕著になる。
【0005】
また、例えば、車両の運転者が一人等、リモートコントローラを占有できる場合、ユーザが当該リモートコントローラを携帯することはできる。しかし、係るリモートコントローラは、頻繁に操作するものでも無いので、手に持って携帯することはなく、例えばバックの中やポケットの中などにしまっておくことが多い。そうすると、操作の際にいちいち取り出さなければならない不便さがある。特にカーセキュリティのリモートコントローラは車両の異常警報時の通報確認や操作のため、帰宅後家の中でも常に持っていたり、身近に置いておいたりする必要があるが、実際に異常警報等は頻繁にあるものでも無く、屋内で携帯するのは不便であるといった課題を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明に係る車載機器用リモートコントローラは、(1)第一系統の通信方式で無線通信をする第一通信手段と、前記第一系統の通信方式と異なる第二系統の通信方式で無線通信をする第二通信手段と、を備え、前記第一系統の無線通信により、自己が有する操作部からの指示を受けて直接、前記車載機器の動作を制御する機能と、携帯機器から前記第二系統の無線通信により受け付けた指示を受けて、前記第一系統の無線通信により前記車載機器の動作を制御する機能と、備え、前記第二系統の通信方式は、前記第一系統の通信方式より通信距離が短いものとした。
【0007】
第一通信手段は、実施形態では第一系統用無線通信回路2bに対応し、第二通信手段は、実施形態では第二系統用無線通信回路2cに対応する。第一系統の通信方式の通信距離は、駐車した車両からユーザが離れ、遠隔地から車載機器を制御する場所がカバーされる距離とする。例えば、車両を自宅の敷地内、或いは自宅の近所の駐車場に駐車し、屋内にいるユーザが、当該屋内から操作する場合に通信圏内になるようなものとするとよい。また、ユーザの存在位置は自宅に限ることは無く、必要に応じて屋外において車両から適宜離れた位置においてリモートコントローラと車載機器が通信する必要もあり、車載機器の機能に応じて必要十分な通信距離があり、少なくとも係る必要十分な通信距離が確保できる通信方式を採るとよい。携帯機器は、通信機能を備えた携帯機器でありユーザが通常携帯したり、手の届く範囲にあったり容易に取り出すことができるようなものとするとよい。例えば携帯通信端末のように、持ち運べるとともに通信機能を備えた機器や、ウエアラブル機器などとすると、ユーザは違和感なく携帯できるので好ましい。また、仮にバックやポケット等にしまっていてもすぐに取出し、手に取って操作等することができるので好ましい。
【0008】
本発明によれば、リモートコントローラは、自己が有する操作部に対する操作に基づき車載機器を直接制御する機能と、携帯機器からの指示に基づいて車載機器を制御する機能を有する。よって、ユーザは必ずしもリモートコントローラを取り出して操作する必要は無く、状況に応じて二種類の機能を使い分け、適切な操作方法により車載機器の動作を制御できる。特に、ユーザが携帯機器を携帯し、手に取り、操作しやすいものとするとよく、このようにすれば、リモートコントローラは、離れた位置においていたり、バッグやポケットにしまっていたりした状態でも車載機器の制御ができるのでよい。
【0009】
(2)前記携帯機器は、携帯通信端末或いはウエアラブル機器とするとよい。携帯通信端末の一例としては、スマートフォン,携帯電話、タブレットPCなどがある。例えばスマートフォン等は、ユーザが常に持っていたり身近な所に置いていたりし、さらに比較的頻繁に手に持って操作等しているため、携帯するのに違和感が無い。また、ウエアラブル機器も同様である。よって、各種の操作を行う際に、リモートコントローラを取り出す必要がなく便利であるのでよい。
【0010】
(3)第一系統の無線通信により前記車載機器からの通信を受信したらその内容を前記第二系統の無線通信より携帯機器に送信する機能を備えるとよい。このようにすると、例えばリモートコントローラと車載機器との通信内容を携帯機器にも送り、携帯機器で表示等することにより、リモートコントローラに表示機能を持たせなくて済み、また、表示機能を持たせたとしても小さなもので足りる。よって、リモートコントローラの小型化、低コスト化ができる。またリモートコントローラで操作後、リモートコントローラを直ぐにバッグやポケットにしまっても、その後のアンサーバック等の車載機器からの情報を携帯機器で確認したり次の操作を携帯機器で行えたりするのでよい。
(【0011】以降は省略されています)

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