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公開番号
2024023355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-21
出願番号
2023197104,2020051958
出願日
2023-11-21,2020-03-24
発明の名称
システムおよびプログラム等
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
G01S
7/38 20060101AFI20240214BHJP(測定;試験)
要約
【課題】自動販売機が人感等のために出射するマイクロ波などによる誤警報を抑制し従来よりも優れたシステム等を提供する。
【解決手段】本発明のシステムは、例えば、「抑制時に音声警報を行わない」が選択されている状態の場合には抑制処理としてスピーカ20への音声出力をミュートさせる処理を行う。その結果、マイクロ波受信器11でマイクロ波を受信している信号が制御部18に入力されたとしてもマイクロ波警報の音声警報がなされなくなる。これにより画面への警報だけがなされることとなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の速度を測定するレーダー波の周波数を含む所定の周波数範囲のマイクロ波を受信可能なマイクロ波受信手段と、マイクロ波受信手段を制御する機能と、マイクロ波受信手段によってマイクロ波を受信した場合に警報を発するための制御を行う機能を備える制御手段とを備え、
前記制御手段は、記憶された道路沿線に設置された自動販売機の位置情報のリストの中のいずれかの位置に、車両の現在位置が接近し、前記マイクロ波受信手段によってマイクロ波が受信された状態にあるときに、前記警報を抑制する機能を備えること
を特徴とするシステム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記記憶された道路沿線に設置された自動販売機の位置情報のリストには、道路沿線に設置された自動販売機の位置情報のみとし、道路沿線に設置されていない位置情報は入れないように構成したこと
を特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記記憶された道路沿線に設置された自動販売機の位置情報のリストは、道路沿線に設置されているかいなかに関わらず自動販売機の位置情報を記憶し、
前記制御手段は、記憶された自動販売機の位置に車両の現在位置が接近しても当該自動販売機の位置が道路沿線の自動販売機でない位置の場合には自動販売機に接近した場合としないように制御すること
を特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記自動販売機の位置情報のリストは、自動販売機の販売促進用のアプリの上で公開された位置に基づくものとしたこと
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
前記制御手段は、自動販売機が発するBluetoothビーコン信号を受信され、前記マイクロ波受信手段によってマイクロ波が受信された状態にあるときに、前記警報を抑制する機能を備えること
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
前記制御手段は、自動販売機が発するWiFiのSSID情報が受信され、前記マイクロ波受信手段によってマイクロ波が受信された状態にあるときに、前記警報を抑制する機能を備えること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載のシステムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばシステムおよびプログラム等に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
マイクロ波を走行する車両に向けて出射し、当該車両からの反射波のドップラー遷移の量に基づき当該車両の走行速度を測定する速度測定システム(レーダー)が知られている。この速度測定システムから出射されるマイクロ波を受信したときに警報を発するレーダー探知機があり、うっかり速度を出してしまっている運転者に対して警報を発することで安全運転に寄与するシステムである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-96728号公報公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のシステムには、様々な問題があった。
そこで、本発明は従来よりも優れた特性を有するシステム及びプログラム等を提供することを目的とする。
【0005】
本発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」「~可能である」などと記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)車両の速度を測定するレーダー波の周波数を含む所定の周波数範囲のマイクロ波を受信可能なマイクロ波受信手段と、マイクロ波受信手段を制御する機能と、マイクロ波受信手段によってマイクロ波を受信した場合に警報を発するための制御を行う機能を備える制御手段とを備え、前記制御手段は、前記マイクロ波受信手段の受信感度の限定、前記マイクロ波受信手段の受信した電波の特性、前記マイクロ波受信手段の受信した電波の周波数、前記マイクロ波受信手段の受信した位置の特性、マイクロ波受信手段ではない他手段からの入力情報の少なくともいずれか1つに基づいて、前記マイクロ波受信手段で受信した電波に基づく警報を抑制する機能を備えるシステムとするとよい。
【0007】
このようにすれば、ユーザにとって従来よりも優れたシステムを提供することができる。例えば、近時問題となっている新しい誤警報源に本システムを設置した車両が接近したとき、従来よりも、誤警報を低減させることができる。速度測定システムから出射されるマイクロ波と同様の周波数範囲には、自動販売機が人感等のために出射するマイクロ波や、車両が前後の他の車両との関係を把握するために出射するマイクロ波などがあり、これらの受信に基づく警報を発してしまうなどの問題が大きくなってきているが、こうした問題をより低減すること等ができる。
【0008】
特に前記マイクロ波受信手段の受信感度の限定、前記マイクロ波受信手段の受信した電波の特性、前記マイクロ波受信手段の受信した電波の周波数、前記マイクロ波受信手段の受信した位置の特性、マイクロ波受信手段ではない他手段からの入力情報に基づく警報の抑制は、自動販売機または車両が前後の他の車両との関係を把握するために出射するマイクロ波の少なくともいずれか一方を検出するために行う構成とするとよい。従来の自動ドア等に比べ、自動販売機は無人での販売をするためのものであるから速度取締が行われやすい郊外にも多数設置されている。また、前後の他の車両との関係を把握するためにマイクロ波を出射する車両はそれ自体が移動するため、どこで検出されるかが不定であるという従来にはない特性がある。このようにすれば、自販機やこうした車両のせいで常に警報が鳴るので、やかましい、本来の警報がわからないといった問題を軽減できる。また、自販機やこうした車両のせいで常に警報が鳴るので、警報をしない設定に切り替えてしまい本来の速度取締のレーダーの警報がされなくなるといった課題も解決できる。こうした、本来の利用の妨げになる自販機や当該車両からのマイクロ波に基づく誤警報は回避しつつ本来の警報はきちんとすることが可能となる。
【0009】
「抑制」は、例えば、警報を行わないようにしてもよいが、警報を抑制しない場合に比べて認識しにくい態様で行うようにするとよい。例えば、警報を音によって行う構成をとする場合には警報を抑制しない場合に比べて小さくするとよい。例えば警報を画面表示によって行う構成とする場合には警報の表示の大きさを警報を抑制しない場合に比べ目立たない態様(例えば小さく表示するなど)とするとよい。音と表示とで警報を行う場合には例えば警報を抑制しない場合には音と表示の双方で警報を行う一方、警報を抑制する場合には音での警報は行わず表示の警報は行うように制御するとよい。警報の抑制としては、感度落とす、キャンセルとしてもよいし、警報内容を変えるようにしてもよい。例えば、誤警報源(例えば自販機等)があることを報知するようにしてもよい。
「抑制」は、マイクロ波受信手段の感度を落とすように制御してもよい。
「警報」はレーダー波の検出を報知する警報とするとよい。
【0010】
自販機等と本来の警報対象物を、別の方法と組み合わせて識別する構成とするとよい。特にマイクロ波受信手段ではない他手段からの入力情報にもとづいて識別する構成とするとよい。
「他手段」は、自動販売機または前後の他の車両との関係を把握するためにマイクロ波を出射する車両を検知するための手段とするとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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