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公開番号2024022113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125473
出願日2022-08-05
発明の名称組合せ計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240208BHJP(測定;試験)
要約【課題】作業者の負担を軽減すること。
【解決手段】一実施形態に係る組合せ計量装置1は、物品を一時的に滞留させた後、下流へ排出する複数のホッパ5と、複数のホッパ5の各々に滞留する物品の重量値を計量する計量部10と、予め設定した目標重量範囲を満たす重量値に対応する1つのホッパ5の組合せを構成するホッパ5から物品を排出させる制御部9とを備え、制御部9は、ホッパ5の組合せを構成するホッパ5間の距離に関する情報に基づいて、目標重量範囲を満たす重量値に対応する複数のホッパ5の組合せの中から1つのホッパ5の組合せを選択する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
作業者によって物品が供給される組合せ計量装置であって、
前記物品を一時的に滞留させた後、下流へ排出する複数のホッパと、
前記複数のホッパの各々に滞留する前記物品の重量値を計量する計量部と、
予め設定した目標重量範囲を満たす前記重量値に対応する1つの前記ホッパの組合せを構成する前記ホッパから前記物品を排出させる制御部とを備え、
前記制御部は、前記ホッパの組合せを構成する前記ホッパ間の距離に関する情報に基づいて、前記目標重量範囲を満たす前記重量値に対応する複数の前記ホッパの組合せの中から前記1つのホッパの組合せを選択する、組合せ計量装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ホッパ間の距離に関する情報は、前記ホッパ間の最大距離を示す情報であり、
前記制御部は、前記1つのホッパの組合せとして、前記ホッパ間の最大距離が最も短い前記ホッパの組合せを選択する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記ホッパ間の距離に関する情報は、全ての前記ホッパ間の距離の合計を示す情報であり、
前記制御部は、前記1つのホッパの組合せとして、前記全てのホッパ間の距離の合計が最も短い前記ホッパの組合せを選択する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記ホッパ間の距離に関する情報は、前記作業者の位置と前記ホッパとの間の距離の合計を示す情報であり、
前記制御部は、前記1つのホッパの組合せとして、前記作業者の位置と前記ホッパとの間の距離の合計が最も短い前記ホッパの組合せを選択する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ホッパ間の距離に関する情報に対して重み付けを行った上で、前記1つのホッパの組合せを選択する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項6】
前記制御部は、構成する前記ホッパの数が少ない前記ホッパの組合せを、前記1つのホッパの組合せとして優先的に選択する、請求項1に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、作業者によって物品(商品)が供給されるセミオートタイプ(手載せタイプ)の組合せ計量装置が知られている。かかるセミオートタイプの組合せ計量装置では、作業者が、直接、計量部に物品を置き、制御部によって選択されたホッパ(ヘッド)から物品が排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-127627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、従来のセミオートタイプの組合せ計量装置では、組合せ計算における精度を優先するため、ホッパの選択はランダムとなり、場合によっては、作業者は、一度に多方面の計量部に物品を置く必要が生じ、作業者にとって負担となってしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、作業者の負担を軽減できる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る組合せ計量装置は、作業者によって物品が供給される組合せ計量装置であって、前記物品を一時的に滞留させた後、下流へ排出する複数のホッパと、前記複数のホッパの各々に滞留する前記物品の重量値を計量する計量部と、予め設定した目標重量範囲を満たす前記重量値に対応する1つの前記ホッパの組合せを構成する前記ホッパから前記物品を排出させる制御部とを備え、前記制御部は、前記ホッパの組合せを構成する前記ホッパ間の距離に関する情報に基づいて、前記目標重量範囲を満たす前記重量値に対応する複数の前記ホッパの組合せの中から前記1つのホッパの組合せを選択することを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、作業者の負担を軽減できる組合せ計量装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の全体構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の制御部9によるホッパの組合せの選択方法の一例を説明するための図である。
図3は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の制御部9によるホッパの組合せの選択方法の一例を説明するための図である。
図4は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の制御部9によるホッパの組合せの選択方法の一例を説明するための図である。
図5は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る組合せ計量装置1について説明する。図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の全体構成の一例を示す図である。図2~図4は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の制御部9によるホッパの組合せの選択方法の一例を説明するための図である。図5は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
(【0011】以降は省略されています)

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