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公開番号2024021509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124372
出願日2022-08-03
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/298 20210101AFI20240208BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】信頼性を高めることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、それぞれガス排出弁131を有し、当該ガス排出弁131が同一方向を向く姿勢で配列された複数の蓄電素子100と、複数の蓄電素子100のそれぞれのガス排出弁131上に配置され、当該ガス排出弁131から排出されたガスの排気経路690をなす排気部材600と、複数の蓄電素子100のそれぞれの状態を検出するための検出電線450と、複数の蓄電素子100上に配置され、検出電線450を保持する保持部材302と、を備え、排気部材600は、保持部材302とで検出電線450を挟む位置に配置され、当該検出電線450を覆うカバー部613を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれがガス排出弁を有し、当該ガス排出弁が同一方向を向く姿勢で配列された複数の蓄電素子と、
前記複数の蓄電素子のそれぞれの前記ガス排出弁上に配置され、当該ガス排出弁から排出されたガスの排気経路をなす排気部材と、
前記複数の蓄電素子のそれぞれの状態を検出するための検出電線と、
前記複数の蓄電素子上に配置され、前記検出電線を保持する保持部材と、を備え、
前記排気部材は、前記保持部材とで前記検出電線を挟む位置に配置され、当該検出電線を覆うカバー部を有する
蓄電装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記排気部材は、
前記複数の蓄電素子のそれぞれの前記ガス排出弁上に配置され、上方が開放された本体部であって、前記カバー部を有する本体部と、
前記本体部の開放部分を閉塞する蓋部材と、を有する
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記本体部は、前記複数の蓄電素子のそれぞれの前記ガス排出弁上に配置される底部と、前記底部に連続する一対の壁部とを有しており、
前記カバー部は、前記一対の壁部のそれぞれの上部に連続的に設けられている
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記本体部は、前記複数の蓄電素子の並び方向で分割されて、第一分割体と、当該第一分割体に隣り合う第二分割体とを備え、
前記第一分割体と前記第二分割体との連結箇所においては、前記第一分割体の前記カバー部と、前記第二分割体の前記カバー部とが重なり合っている
請求項2または3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記本体部は、絶縁性を有している
請求項2または3に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記排気部材、前記検出電線のそれぞれは、前記複数の蓄電素子の並び方向に沿って延びており、
前記カバー部は、前記排気部材における前記並び方向の全長にわたって連続的に延びている
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記保持部材は前記排気部材を保持している
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子を備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、複数の蓄電素子の電圧を監視するための配線が、排気部材上に配置された蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-113947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の蓄電装置では、組立時に配線が浮いてしまい、他の部材が配線を噛み込んで損傷させ、蓄電装置の信頼性を損ねるおそれがある。
【0005】
このため、本発明は、信頼性を高めることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、それぞれガス排出弁を有し、当該ガス排出弁が同一方向を向く姿勢で配列された複数の蓄電素子と、前記複数の蓄電素子のそれぞれの前記ガス排出弁上に配置され、当該ガス排出弁から排出されたガスの排気経路をなす排気部材と、前記複数の蓄電素子のそれぞれの状態を検出するための検出電線と、前記複数の蓄電素子上に配置され、前記検出電線を保持する保持部材と、を備え、前記排気部材は、前記保持部材とで前記検出電線を挟む位置に配置され、当該検出電線を覆うカバー部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係る保持部材と、複数のバスバーと、複数の検出電線とを示す分解斜視図である。
実施の形態に係る本体部の概略構成を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る排気部材、保持部材及び検出電線の位置関係を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、それぞれがガス排出弁を有し、当該ガス排出弁が同一方向を向く姿勢で配列された複数の蓄電素子と、前記複数の蓄電素子のそれぞれの前記ガス排出弁上に配置され、当該ガス排出弁から排出されたガスの排気経路をなす排気部材と、前記複数の蓄電素子のそれぞれの状態を検出するための検出電線と、前記複数の蓄電素子上に配置され、前記検出電線を保持する保持部材と、を備え、前記排気部材は、前記保持部材とで前記検出電線を挟む位置に配置され、当該検出電線を覆うカバー部を有する。
【0010】
これによれば、排気部材に備わるカバー部が検出電線を覆っているので、検出電線が排気部材よりも上方に浮いてしまうことをカバー部で押さえることができる。これにより、検出電線の浮きを抑制することができ、浮きを起因とした検出電線の損傷や、他の部材が検出電線を噛み込んでしまうことなどを抑制できる。したがって、信頼性の高い蓄電装置を提供することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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