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公開番号2024021261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022123976
出願日2022-08-03
発明の名称電動制動装置
出願人株式会社アドヴィックス
代理人個人,個人
主分類B60T 13/74 20060101AFI20240208BHJP(車両一般)
要約【課題】電動制動装置に関して、電気モータおよび回転停止機構の組付け性を向上させる。
【解決手段】電動制動装置10は、電気モータ12のモータ軸部材13の回転を伝達する伝達機構と、を備えている。電動制動装置10は、回転体21に対して摩擦材22を押圧することによって車輪に制動力を付与するアクチュエータ部20を備えている。アクチュエータ部20は、伝達機構によって伝達される電気モータ12の回転に応じて摩擦材22を移動させる。電動制動装置10は、電気モータ12の回転方向のうち制動力が減少する方向への回転を停止させる回転停止機構50を備えている。電動制動装置10は、電気モータ12が取り付けられている部材であるモータブラケット81を備えている。モータブラケット81には、さらに回転停止機構50が取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気モータのモータ軸部材の回転を伝達する伝達機構と、
前記伝達機構によって伝達される前記電気モータの回転に応じて摩擦材を移動させ、車輪と一体に回転する回転体に対して前記摩擦材を押圧することにより前記車輪に制動力を付与するアクチュエータ部と、
前記モータ軸部材と一体に回転する回転部に咬み合うことで、前記電気モータの回転方向のうち前記制動力が減少する方向への回転を停止させる回転停止機構と、
前記電気モータが取り付けられている部材であるモータブラケットと、を備え、
前記モータブラケットには、さらに前記回転停止機構が取り付けられている
電動制動装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記回転停止機構は、前記モータブラケットを挟んで前記電気モータとは反対側に配置されている
請求項1に記載の電動制動装置。
【請求項3】
前記電気モータ、前記回転停止機構および前記モータブラケットを覆うケースを備える
請求項1または2に記載の電動制動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動制動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータおよびラチェットユニットが同じハウジングに固定されている電動制動装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許第10-2021-0004895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている電動制動装置のようにモータとラチェットユニットとがハウジングに取り付けられる場合には、それぞれをハウジングに取り付ける際に精度が求められる。電動制動装置を組み立てる作業の効率という観点から、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための電動制動装置は、電気モータのモータ軸部材の回転を伝達する伝達機構と、前記伝達機構によって伝達される前記電気モータの回転に応じて摩擦材を移動させ、車輪と一体に回転する回転体に対して前記摩擦材を押圧することにより前記車輪に制動力を付与するアクチュエータ部と、前記モータ軸部材と一体に回転する回転部に咬み合うことで、前記電気モータの回転方向のうち前記制動力が減少する方向への回転を停止させる回転停止機構と、前記電気モータが取り付けられている部材であるモータブラケットと、を備え、前記モータブラケットには、さらに前記回転停止機構が取り付けられていることをその要旨とする。
【0006】
上記構成によれば、電気モータと回転停止機構とモータブラケットとを一体にしたユニットとして、電気モータおよび回転停止機構を取り付けることができる。このため、電気モータの位置と回転停止機構の位置とを、モータブラケットによって規定することができる。すなわち、電気モータ、回転停止機構、および回転部について、それぞれの間での位置精度を上記ユニットの取り付けによって確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、電動制動装置の一実施形態を示す一部断面図である。
図2は、同電動制動装置を示す一部断面図である。
図3は、同電動制動装置における電気モータと回転停止機構とモータブラケットとを示す図である。
図4は、同電動制動装置が備えるモータブラケットを示す正面図である。
図5は、同電動制動装置を分解した状態を示す図である。
図6は、変更例の電動制動装置が備えるモータブラケットを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、電動制動装置の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
<電動制動装置>
電動制動装置10は、車輪と一体に回転する回転体21に対して摩擦材22を押圧することにより車輪に制動力を付与するアクチュエータ部20を備えている。電動制動装置10は、電気モータ12のモータ軸部材13の回転を伝達する伝達機構30と、を備えている。アクチュエータ部20は、伝達機構30によって伝達される電気モータ12の回転に応じて摩擦材22を移動させる。
【0009】
電動制動装置10は、モータ軸部材13と一体に回転する回転部に咬み合うことで、電気モータ12の回転方向のうち制動力が減少する方向への回転を停止させる回転停止機構50を備えている。
【0010】
電動制動装置10は、電気モータ12が取り付けられている部材であるモータブラケット81を備えている。モータブラケット81には、さらに回転停止機構50が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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