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公開番号2024020378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2023193399,2020186899
出願日2023-11-14,2019-01-08
発明の名称システムおよびプログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G01S 7/495 20060101AFI20240206BHJP(測定;試験)
要約【課題】特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知するための技術を提供する。
【解決手段】電子機器10は、特定波長のパルス光Loutを発する速度測定装置30を検出する。電子機器10は、入射した光のうち、選択した波長の光を受光する受光部と、前記受光部が前記特定波長を選択して受光したときの第1受光量と、前記受光部が前記特定波長と異なる波長の光を選択して受光したときの第2受光量とに基づいて、速度測定装置30の存在を報知する制御を行う制御部と、を備える
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特定波長の光を発する発光装置を検出するシステムであって、
入射した光のうち、選択した波長の光を受光する受光部と、
前記受光部が前記特定波長を選択して受光したときの第1受光量と、前記受光部が前記特定波長と異なる波長の光を選択して受光したときの第2受光量とに基づいて、前記発光装置の存在を報知する制御を行う制御部と、を備えるシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記発光装置は、前記特定波長のパルス波形の光を発し、
前記制御部は、少なくとも前記第1受光量に基づいて特定したパルスの数に応じて、前記報知する制御を行う
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記受光部が車両に設けられ、
前記制御部は、前記車両から所定範囲内に他の車両が存在する場合、前記パルスの数に応じた前記報知する制御を停止する
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記発光装置は、前記特定波長のパルス光を発し、
前記制御部は、少なくとも前記第1受光量に基づいて特定したパルス幅またはパルス間隔に応じて、前記報知する制御を行う
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1受光量の大きさに応じて、前記報知する制御を行う
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記制御部は、現在位置の位置情報があらかじめ決められた条件を満たす場合、前記報知する制御を行う
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項7】
前記制御部は、現在位置があらかじめ決められた種別の道路上である場合、前記報知する制御を行う
請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1受光量および前記第2受光量に応じて第1の方法で前記発光装置の存在を報知し、前記現在位置に応じて前記第1の方法と異なる第2の方法で前記発光装置の存在を報知するように、前記報知する制御を行う
請求項6または請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
所定の電波を受信する電波受信部を備え、
前記制御部は、前記第1受光量および前記第2受光量に応じて第1の方法で前記発光装置の存在を報知し、前記所定の電波を受信したことに応じて前記第1の方法と異なる第3の方法で前記電波の発生装置の存在を報知するように、前記報知する制御を行う
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記制御部は、前記報知する制御を行った後、前記受光部によりあらかじめ決められた光が受光されたか否かに応じて、撮像されたことまたは撮像されていないことを報知する制御を行う
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システムおよびプログラム等に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
道路を走行する車両の速度を測定するシステムには、様々な方式のものがある。レーダー方式の場合、道路沿いに設置された速度測定装置が、所定周波数帯域のマイクロ波を車両に向けて発射し、その車両からの反射波を受信して、車両の走行速度を測定する。
【0003】
車両の運転者等のユーザにとって、速度測定装置の存在を事前に把握できることが有用な場合がある。特許文献1,2は、車両速度測定装置から発射されたマイクロ波を受信し、車両速度測定装置が存在することを検出した場合には警報を出力する電子機器を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-64588号公報
特開2017-96728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
物体の移動速度の測定は、光を用いて行うこともできる。この光学方式の場合、発光装置は、物体に向けて光を発し、その物体からの反射波を受光して、移動速度を測定する。このような光学方式の速度測定装置が設置された場合も、その存在をユーザに報知できることが望ましい。本発明の目的の一つは、特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知するための技術を提供することである。
【0006】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)特定波長の光を発する発光装置を検出するシステムであって、入射した光のうち、選択した波長の光を受光する受光部と、前記受光部が前記特定波長を選択して受光したときの第1受光量と、前記受光部が前記特定波長と異なる波長の光を選択して受光したときの第2受光量とに基づいて、前記発光装置の存在を報知する制御を行う制御部と、を備えるシステムが提供される。
【0008】
受光部は、受光の目的とする光だけでなく、この光以外の光(以下「外乱光」という。)も受光することがある。この外乱光が、受光の目的とする光と誤認されることがある。このため、単に特定波長の光を選択して受光しただけでは、外乱光の影響を十分に排除できないことがある。発光装置は、特定波長に集中してエネルギーを有する光を発するが、外乱光はそれよりも広い波長領域にエネルギーが分布することが多い。そこで、上記システムのようにすれば、単に特定波長の光を選択して受光する場合に比べて外乱光を発光装置からの光と誤認した報知を減らしつつ、特定波長の光を発する発光装置の存在をユーザに報知することができる。
【0009】
発光装置は、少なくとも外乱光よりも狭い波長領域にエネルギーが分布する光を発する装置とするとよい。特定波長は、発光装置が発する光のエネルギーがピークとなる波長とするとよい。特定波長は、人間に知覚されない波長とすることがよく、例えば可視光領域外の特定波長にエネルギーを有するようにするとよい。特定波長は、例えば赤外光領域に属し、850nmとするとよい。特定波長は、これに限られず、950nm、1900nmまたはその他の波長でもよい。特定波長と異なる波長は、発光装置が発する光のエネルギーがピークとなる波長と異なる波長とするとよい。特定波長と異なる波長は、可視光領域に含まれる波長とするとよい。第1受光量は、受光部が選択して受光した特定波長の光量を示すとよい。波長を選択することは、或る波長領域の中から一部の波長を選び、少なくともそれ以外の一部の波長を選ばないことをいう。第2受光量は、受光部が選択して受光した特定波長と異なる波長の光量を示すとよい。第1受光素子を用いて第1受光量を、第2受光素子を用いて第2受光量を得るが、単一の受光素子を用いて第1受光量および第2受光量を得る場合があってもよい。
【0010】
(2)前記発光装置は、前記特定波長のパルス光を発し、前記制御部は、少なくとも前記第1受光量に基づいて特定したパルスの数に応じて、前記報知する制御を行うシステムとするとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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