TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024019839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122565
出願日2022-08-01
発明の名称車載機器用ブラケット
出願人株式会社ニフコ
代理人個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20240206BHJP(車両一般)
要約【課題】車載機器用ブラケットを適切且つ合理的に簡素且つ小型化する。
【解決手段】車載機器の受入部4は、車載機器の前部又は後部に対する位置決め壁部8と、位置決め壁部8側に位置される基部10aから前後方向に沿って延びる片状をなす弾性変形可能部10とを備える。弾性変形可能部10には車載機器の側部に形成された被係合部2kに対する係合部9が備えられている。受入部4に対する保持完了位置に向けた車載機器の移動操作を、係合部9への被係合部2kの当接による弾性変形可能部10の変形によって許容すると共に、弾性変形可能部10の弾性復帰により保持完了位置において車載機器を前記位置決め壁部8に当接させ、かつ、受入部4からの車載機器の抜けだしを阻止するようにしてなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ウインドウガラス越しに車外を撮像やセンシングなどする車載機器を車体側に保持するブラケットであって、
前記車体側への固定部を有すると共にこれと反対の側を前記車載機器少なくとも一部の受入部としてなり、
前記受入部は、
前記車載機器の前部又は後部に対する位置決め壁部と、
前記位置決め壁部側に位置される基部から前後方向に沿って延びる片状をなす弾性変形可能部とを備えると共に、
前記弾性変形可能部には前記車載機器の側部に形成された被係合部に対する係合部が突き出し状に備えられており、
前記受入部に対する保持完了位置に向けた前記車載機器の移動操作を、前記係合部への前記被係合部の当接による前記弾性変形可能部の変形によって許容すると共に、前記弾性変形可能部の弾性復帰により前記保持完了位置において前記車載機器を前記位置決め壁部に当接させ、かつ、前記受入部からの前記車載機器の抜けだしを阻止するようにしてなる、車載機器用ブラケット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
ウインドウガラス越しに車外を撮像やセンシングなどする車載機器を車体側に保持するブラケットであって、
前記車体側への固定部を有すると共にこれと反対の側を前記車載機器の少なくとも一部の受入部としてなり、
前記受入部は、
前記車載機器の前部又は後部に対する位置決め壁部と、
前記車載機器の側部に形成された被係合部に対する係合部と、
前記係合部と異なる位置において前記車載機器に形成された被支持部を支持可能とする支持部とを備えていると共に、
前記受入部における弾性変形可能部に前記係合部を形成させており、
前記支持部に前記被支持部を支持させ、かつ、前記受入部内に前記車載機器の前記被係合部の形成側を納めきらせない前記車載機器の第一位置から、前記被支持部を支点として前記受入部内に前記車載機器の前記被係合部の形成側を納めきらせる第二位置に向けた前記車載機器の移動操作を、前記係合部への前記被係合部の当接による前記弾性変形可能部の変形によって許容すると共に、前記弾性変形可能部の弾性復帰により前記第二位置において前記車載機器を前記位置決め壁部に当接させ、かつ、前記第一位置への前記車載機器の復動を阻止するようにしてなる、車載機器用ブラケット。
【請求項3】
前記弾性変形可能部は、前記位置決め壁部側に位置される基部から前後方向に沿って延びる片状をなすと共に、
前記係合部は、前記弾性変形可能部に突き出し状に備えられており、
前記係合部を構成する前記位置決め壁部側に形成された斜面が前記第二位置において前記被係合部に接するようにしてなる、請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項4】
前記係合部を構成する上方を向いた支持面が前記第二位置において前記車載機器の下方に入り込むようにしてなる、請求項3に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項5】
前記係合部における前記支持面下に下方に向かうに従って前記係合部の突き出し量を減じる案内面を形成させてなる、請求項4に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項6】
前記第二位置において前記車載機器の上部に圧接される追加弾性変形可能部を備えてなる請求項2に記載の車載機器用ブラケット。
【請求項7】
前記受入部を左右に二分する前後方向に沿った仮想の中心線を挟んだ両側にそれぞれ、前記車載機器の左右の前記側部にそれぞれ形成された前記被係合部に対応した前記係合部を前記中心線側に向けて突き出すように備えた前記弾性変形可能部を備えさせてなる、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の車載機器用ブラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウインドウガラス越しに車外を撮像などする車載機器を車体側に保持させるために用いられるブラケットの改良に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のフロントガラス越しに車外を撮像するカメラを前記フロントガラスの内側に取り付けるためのブラケットとして、特許文献1に示されるものがある。
【0003】
特許文献1のものでは、カメラの後方側面に係合突起が形成されている。ブラケットには、係合突起が後方から突き当たる係止部と、この係止部の後方にあって係合突起を弾性変形状態で係止部との間に受け入れる板バネが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-171168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種のブラケットは典型的にはウインドウガラスの上部に一定の面積を占めて取り付けられることが多く、また、ブラケットの周辺にはバックミラーなどを配する必要があることから、自動車の車室内のレイアウトに自由度を与える観点からこの種のブラケットには可及的なコンパクト化が要請されるところである。
【0006】
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の車載機器用ブラケットを適切且つ合理的に簡素且つ小型化できるようにする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第一の観点から、車載機器用ブラケットを、
ウインドウガラス越しに車外を撮像やセンシングなどする車載機器を車体側に保持するブラケットであって、
前記車体側への固定部を有すると共にこれと反対の側を前記車載機器少なくとも一部の受入部としてなり、
前記受入部は、
前記車載機器の前部又は後部に対する位置決め壁部と、
前記位置決め壁部側に位置される基部から前後方向に沿って延びる片状をなす弾性変形可能部とを備えると共に、
前記弾性変形可能部には前記車載機器の側部に形成された被係合部に対する係合部が突き出し状に備えられており、
前記受入部に対する保持完了位置に向けた前記車載機器の移動操作を、前記係合部への前記被係合部の当接による前記弾性変形可能部の変形によって許容すると共に、前記弾性変形可能部の弾性復帰により前記保持完了位置において前記車載機器を前記位置決め壁部に当接させ、かつ、前記受入部からの前記車載機器の抜けだしを阻止するようにしてなる、ものとした。
【0008】
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、第二の観点から、車載機器用ブラケットを、
ウインドウガラス越しに車外を撮像やセンシングなどする車載機器を車体側に保持するブラケットであって、
前記車体側への固定部を有すると共にこれと反対の側を前記車載機器の少なくとも一部の受入部としてなり、
前記受入部は、
前記車載機器の前部又は後部に対する位置決め壁部と、
前記車載機器の側部に形成された被係合部に対する係合部と、
前記係合部と異なる位置において前記車載機器に形成された被支持部を支持可能とする支持部とを備えていると共に、
前記受入部における弾性変形可能部に前記係合部を形成させており、
前記支持部に前記被支持部を支持させ、かつ、前記受入部内に前記車載機器の前記被係合部の形成側を納めきらせない前記車載機器の第一位置から、前記被支持部を支点として前記受入部内に前記車載機器の前記被係合部の形成側を納めきらせる第二位置に向けた前記車載機器の移動操作を、前記係合部への前記被係合部の当接による前記弾性変形可能部の変形によって許容すると共に、前記弾性変形可能部の弾性復帰により前記第二位置において前記車載機器を前記位置決め壁部に当接させ、かつ、前記第一位置への前記車載機器の復動を阻止するようにしてなる、ものとした。
【0009】
前記第二の観点にかかる発明において、前記弾性変形可能部は、前記位置決め壁部側に位置される基部から前後方向に沿って延びる片状をなすと共に、
前記係合部は、前記弾性変形可能部に突き出し状に備えられており、
前記係合部を構成する前記位置決め壁部側に形成された斜面が前記第二位置において前記被係合部に接するようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
【0010】
また、前記係合部を構成する上方を向いた支持面が前記第二位置において前記車載機器の下方に入り込み位置されるようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ニフコ
グロメット及びグロメット取付構造
4日前
株式会社ニフコ
留め具、留め付け構造、及び、自動車内装用アクセサリー
1か月前
個人
スーパーEV
1か月前
個人
骨組み型熱交換器
3日前
株式会社コーワ
清掃装置
3か月前
個人
自動車暴走抑制装置
10日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
東レ株式会社
フロントグリル
10日前
個人
断熱構造体とその製造方法
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
株式会社SUBARU
車両
20日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
オクト産業株式会社
自動車
1か月前
株式会社SUBARU
車両
20日前
株式会社SUBARU
車両
20日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
20日前
日邦産業株式会社
ウォッシャ
3か月前
新明和工業株式会社
作業車両
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
新明和工業株式会社
荷箱の天蓋装置
17日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
オムロン株式会社
表示システム
3日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
続きを見る