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公開番号2024019779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122449
出願日2022-08-01
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/41 20060101AFI20240206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】適正な組み付け性を確保することができるコネクタを提供すること。
【解決手段】本実施形態に係るコネクタは、複数の孔部24が形成された合成樹脂製のハウジング20と、孔部24の幅狭部24Aに圧入されてハウジング20に保持される複数の端子30と、を備え、端子30は、端子圧入方向Z2の上流側から下流側に向けて延出し、圧入動作に伴って孔部24の幅狭部24Aの内壁24A1により弾性変形する弾性腕部36Aを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端子圧入孔が形成された合成樹脂製のハウジングと、
前記端子圧入孔に圧入されて前記ハウジングに保持される複数の端子と、を備え、
前記端子は、圧入方向の上流側から下流側に向けて延出し、圧入動作に伴って前記端子圧入孔の内壁により弾性変形する弾性腕部を有することを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 92 文字)【請求項2】
前記弾性腕部は、前記圧入方向と反対の離脱方向に力がかかった場合に、前記端子圧入孔の内壁に係止する突起部を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、合成樹脂製のハウジングと、このハウジングを貫通して形成された圧入孔に圧入された端子とを備えたコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のコネクタでは、圧入孔の内壁面と対向する端子の表裏面のいずれかの部位に係止突部が突設されているため、この係止突部が圧入孔の内壁面に挟持されることで端子の保持力を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-113801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、圧入孔と端子とのクリアランスを狭めているため、係止突部が突設された端子を圧入孔に圧入すると、ハウジングに大きな応力が作用する可能性がある。このため、ハウジングに端子を圧入する際の組み付け性の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な組み付け性を確保することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、複数の端子圧入孔が形成された合成樹脂製のハウジングと、端子圧入孔に圧入されてハウジングに保持される複数の端子と、を備え、端子は、圧入方向の上流側から下流側に向けて延出し、圧入動作に伴って端子圧入孔の内壁により弾性変形する弾性腕部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、端子が圧入方向の上流側から下流側に向けて延出し、圧入動作に伴って端子圧入孔の内壁により弾性変形する弾性腕部を有する。このため、端子を端子圧入孔に圧入した際に、弾性腕部が圧入動作に伴って端子圧入孔の内壁により弾性変形することで、ハウジングに対する端子の保持力を高めつつ、ハウジングに大きな応力が作用することを抑制できる。この結果、コネクタの適正な組み付け性を確保することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るコネクタの概略構成を示す斜視図である。
図2は、図1のコネクタの分解斜視図である。
図3は、ハウジングと端子とを基板側から見た分解斜視図である。
図4は、端子の斜視図である。
図5は、端子の係止部を孔部に圧入した状態を示す部分拡大断面図である。
図6は、孔部に圧入された端子の係止部に対して離脱方向に力を加えた状態を示す部分拡大断面図である。
図7は、参考例に係るコネクタが有する端子の斜視図である。
図8は、図7の端子の係止部を孔部に圧入した状態を示す部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「間口幅方向X」といい、第2方向を「奥行き方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。ここでは、間口幅方向Xと奥行き方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。高さ方向Zは、典型的には、後述する圧入部に対するペグの圧入方向に相当する。また、奥行き方向Yは、典型的には、後述する端子保持部に圧入される端子の圧入方向、端子保持部から離脱される端子の離脱方向に相当する。この場合、端子の圧入方向と端子の離脱方向とは、奥行き方向Yに沿って反対に向いている。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係るコネクタの概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のコネクタの分解斜視図である。図3は、ハウジングと端子とを基板側から見た分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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