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公開番号2024019753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-13
出願番号2023209066,2018210847
出願日2023-12-12,2018-11-08
発明の名称車両用制御システム
出願人朝日電装株式会社
代理人個人
主分類G05G 1/015 20080401AFI20240201BHJP(制御;調整)
要約【課題】操作手段の操作量を検出することができ、走行に関する情報をより充実させて活用することができる車両用制御システムを提供する。
【解決手段】車両に配設されて運転者が操作可能な操作手段(a~c)と、操作手段に対する操作を検出する操作検出手段(1~3)とを具備した車両用制御システムにおいて、操作検出手段(1~3)は、操作手段(a~c)の操作量に応じて変位する変位手段(1a~3a)と、変位手段(1a~3a)の変位量を検知し、当該変位量に応じた連続的な信号を出力する検知手段(1b~3b)とを具備するとともに、検知手段(1b~3b)で検知された連続的な信号を入力し、当該連続的な信号に対応した所定の制御を行わせる制御手段6を備え、変位手段(1a~3a)は、操作手段(a~c)の操作量に応じて直線状に変位することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に配設されて運転者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段に対する操作を検出する操作検出手段と、
を具備した車両用制御システムにおいて、
前記操作検出手段は、前記操作手段の操作量に応じて変位する変位手段と、前記変位手段の変位量を検知し、当該変位量に応じた連続的な信号を出力する検知手段とを有して構成されるとともに、前記検知手段で検知された連続的な信号を入力し、当該連続的な信号に対応した所定の制御を行わせる制御手段を備え、前記変位手段は、前記操作手段の操作量に応じて直線状に変位することを特徴とする車両用制御システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記検知手段は、前記変位手段に形成された磁石からの磁気変化を検出することにより当該変位手段の変位に応じた連続的な信号を出力可能な磁気センサから成ることを特徴とする請求項1記載の車両用制御システム。
【請求項3】
前記操作手段は、車両のクラッチを操作するクラッチレバー、または車両のブレーキを操作するブレーキレバー若しくはブレーキペダルから成り、前記クラッチレバー、ブレーキレバーまたはブレーキペダルの揺動操作に応じて前記変位手段が直線状に変位することを特徴とする請求項1記載の車両用制御システム。
【請求項4】
前記制御手段は、前記検知手段で検知された連続的な信号に応じて車両が具備する電装部品を制御することを特徴とする請求項1記載の車両用制御システム。
【請求項5】
前記操作手段は、車両のブレーキを操作するブレーキレバー若しくはブレーキペダルから成り、前記検知手段で検知された連続的な信号に基づいて、前記電装部品としてのブレーキランプの点灯形態を変化させることを特徴とする請求項4記載の車両用制御システム。
【請求項6】
前記制御手段は、前記検知手段で検知された連続的な信号を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の車両用制御システム。
【請求項7】
前記制御手段は、前記検知手段で検知された連続的な信号を通信手段で通信させることを特徴とする請求項1記載の車両用制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に配設されて運転者が操作可能な操作手段と、操作手段に対する操作を検出する操作検出手段とを具備した車両用制御システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
二輪車等の車両には、通常、ブレーキレバー等の操作手段が配設されており、これら操作手段を操作することにより、任意の操作(ブレーキ操作等)が可能とされている。例えば、運転者がブレーキレバーを把持しつつ揺動操作すると、そのブレーキレバーの一部にタクトスイッチ等の作動部が押圧されて電気的にオンするよう構成されており、車両のブレーキランプを点灯させ得るようになっている。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題がある。
車両の走行状態に関する情報をリアルタイムで記憶しておき、その記憶された走行に関する情報を出力させることにより、運転の良否や事故時の状況を把握するニーズが高まりつつあり、例えばドライブレコーダが提案されている。しかるに、ドライブレコーダでは、走行時の映像を記憶することができるものの、ブレーキレバーやクラッチレバー等の操作手段の操作の有無や操作量について把握させることができない。
【0004】
また、近時において、自分が運転する車両と他の車両との間で走行状態に関する情報を通信して円滑な走行を行わせ、安全な走行を図ることが種々検討されている。このような状況において、例えばブレーキレバーをタクトスイッチのオン・オフのみで検出した場合、どの程度の操作量でブレーキレバーを操作したかの情報を得ることができず、車両間で通信される情報が不十分となってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、操作手段の操作量を検出することができ、走行に関する情報をより充実させて活用することができる車両用制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、車両に配設されて運転者が操作可能な操作手段と、前記操作手段に対する操作を検出する操作検出手段とを具備した車両用制御システムにおいて、前記操作検出手段は、前記操作手段の操作量に応じて変位する変位手段と、前記変位手段の変位量を検知し、当該変位量に応じた連続的な信号を出力する検知手段とを有して構成されるとともに、前記検知手段で検知された連続的な信号を入力し、当該連続的な信号に対応した所定の制御を行わせる制御手段を備え、前記変位手段は、前記操作手段の操作量に応じて直線状に変位することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用制御システムにおいて、前記検知手段は、前記変位手段に形成された磁石からの磁気変化を検出することにより当該変位手段の変位に応じた連続的な信号を出力可能な磁気センサから成ることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の車両用制御システムにおいて、前記操作手段は、車両のクラッチを操作するクラッチレバー、または車両のブレーキを操作するブレーキレバー若しくはブレーキペダルから成り、前記クラッチレバー、ブレーキレバーまたはブレーキペダルの揺動操作に応じて前記変位手段が直線状に変位することを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の車両用制御システムにおいて、前記制御手段は、前記検知手段で検知された連続的な信号に応じて車両が具備する電装部品を制御することを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の車両用制御システムにおいて、前記操作手段は、車両のブレーキを操作するブレーキレバー若しくはブレーキペダルから成り、前記検知手段で検知された連続的な信号に基づいて、前記電装部品としてのブレーキランプの点灯形態を変化させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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