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公開番号2024019741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-13
出願番号2022122395
出願日2022-07-31
発明の名称防草施工法
出願人株式会社特殊技工,新潟維持サービス株式会社
代理人個人
主分類E01H 11/00 20060101AFI20240205BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】広い範囲の施工領域、又は長距離に亘って延在する施工領域に連続的に防草施工を行うことが可能な防草施工法を提供すること。
【解決手段】防草施工法が、接着層を形成する接着層形成工程と、接着層に樹脂層を積層する樹脂層積層工程と、を有し、樹脂層積層工程は、連続移動吹付け装置によって防草施工領域に沿って移動しながら樹脂の吹付けを可能とするものであり、連続移動吹付け装置は、主剤と硬化剤の液温及び液圧を調整可能な調整手段と、主剤及び硬化剤を搬送するホースと、ホースを巻き取るホースリールと、ホースリールから繰り出されたホースが載置されるホース載置部と、主剤及び硬化剤を混合して樹脂を噴射するスプレーガンと、発電手段と、主剤及び硬化剤が載置される材料載置部と、移動することが可能な車体部と、を少なくとも備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
防草施工領域に接着層を形成する接着層形成工程と、
前記接着層に樹脂層を積層する樹脂層積層工程と、を有し、
前記樹脂層積層工程は、連続移動吹付け装置によって前記防草施工領域に沿って移動しながら樹脂の吹付けを可能とするものであり、
前記連続移動吹付け装置は、
主剤と硬化剤の液温及び液圧を調整可能な調整手段と、
前記調整手段から前記主剤及び前記硬化剤を搬送するホースと、
前記ホースを巻き取るホースリールと、
前記ホースリールから繰り出された前記ホースが載置されるホース載置部と、
前記ホースの端部に設けられるとともに前記主剤及び前記硬化剤を混合して前記樹脂を噴射するスプレーガンと、
前記調整手段の駆動源である発電手段と、
前記主剤及び前記硬化剤が載置される材料載置部と、
前記調整手段、前記ホース、前記ホースリール、前記ホース載置部、前記スプレーガン、前記発電手段、および前記材料載置部を設置して移動することが可能な車体部と、を少なくとも備える
ことを特徴とした防草施工法。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記樹脂層にトップコート層を積層するトップコート積層工程をさらに有することを特徴とした請求項1に記載の防草施工法。
【請求項3】
前記トップコート層に滑り止め材を散布する工程をさらに有することを特徴とした請求項2に記載の防草施工法。
【請求項4】
前記トップコート層に反射材を散布する工程をさらに有することを特徴とした請求項2に記載の防草施工法。
【請求項5】
前記ホース載置部は、前記車体部の屋根の設けられることを特徴とした請求項1~4のいずれか1項に記載の防草施工法。
【請求項6】
前記樹脂は、ウレタン系の樹脂であることを特徴とした請求項1~4のいずれか1項に記載の防草施工法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルト舗装やコンクリート舗装などとコンクリート製品とのジョイント部や、舗装に生じたクラックなどに雑草等の植物が生えることを防ぐことが可能な防草施工法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路上のクラックなどに雑草が繁茂することを防ぐこと可能な被覆層の防草施工方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-87041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、防草施工領域に被覆層を形成する場合、施工装置を車両等によって施工現場まで運搬し、施工現場で施工装置を車両から荷下ろしして防草施工が行われている。この場合、施工範囲は、ホースの届く範囲に限られてしまう。したがって、道路など長距離に亘って施工を行う必要がある場合、施工可能な範囲の施工が完了した後、再び施工装置を車両に積み、車両を移動させ、再び施工装置を車両から下す作業が発生する。そのため、防草施工を効率的に行うことができない。
【0005】
そこで、本発明は、広い範囲の施工領域、又は長距離に亘って延在する施工領域に連続的に防草施工を行うことが可能な防草施工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)に係る発明は、防草施工領域に接着層を形成する接着層形成工程と、前記接着層に樹脂層を積層する樹脂層積層工程と、を有し、前記樹脂層積層工程は、連続移動吹付け装置によって前記防草施工領域に沿って移動しながら樹脂の吹付けを可能とするものであり、前記連続移動吹付け装置は、主剤と硬化剤の液温及び液圧を調整可能な調整手段と、前記調整手段から前記主剤及び硬化剤を搬送するホースと、前記ホースを巻き取るホースリールと、前記ホースリールから繰り出された前記ホースが載置されるホース載置部と、前記ホースの端部に設けられるとともに前記主剤及び硬化剤を混合して前記樹脂を噴射するスプレーガンと、前記調整手段の駆動源である発電手段と、前記主剤及び硬化剤が載置される材料載置部と、前記調整手段、前記ホース、前記ホースリール、前記ホース載置部、前記スプレーガン、前記発電手段、および前記材料載置部を設置して移動することが可能な車体部と、を少なくとも備えることを特徴とした防草施工法である。
【0007】
(2)に係る発明は、前記樹脂層にトップコート層を積層するトップコート積層工程をさらに有することを特徴とした上記(1)に記載の防草施工法である。
【0008】
(3)に係る発明は、前記トップコート層に珪砂を塗布又は撒布する工程をさらに有することを特徴とした上記(2)に記載の防草施工法である。
【0009】
(4)に係る発明は、前記トップコート層に反射材を塗布又は撒布する工程をさらに有することを特徴とした上記(2に)記載の防草施工法である。
【0010】
(5)に係る発明は、前記ホース載置部は、前記車体部の屋根の設けられることを特徴とした上記(1)~(4)のいずれかに記載の防草施工法である。
(【0011】以降は省略されています)

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