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公開番号2024019736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-09
出願番号2024000622,2022125279
出願日2024-01-05,2012-05-04
発明の名称広範囲同時遠隔ディジタル提示世界
出願人マジック リープ, インコーポレイテッド,Magic Leap,Inc.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20240202BHJP(計算;計数)
要約【課題】好適な広範囲同時遠隔ディジタル提示世界を提供すること。
【解決手段】1人以上のユーザが仮想または増大現実環境と対話することを可能にするための種々の方法および装置が本明細書で説明される。システム例は、データを処理するため、および/またはサーバと1つ以上のローカルユーザインターフェースデバイスとの間のデータの通信を可能にするために、高帯域幅インターフェースを介してゲートウェイに相互接続されたコンピュータサーバを有するコンピューティングネットワークを含む。サーバは、仮想世界を設計および/または制御するため、ならびにユーザデータおよびシステムの他の構成要素によって提供されるデータを記憶および処理するために、メモリ、処理回路、およびソフトウェアを含む。1つ以上の仮想世界が、ユーザが体験および相互作用するために、ユーザデバイスを通してユーザに提示されてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1人以上のユーザが仮想世界と相互作用することを可能にするためのシステムであって、前記システムは、
装着型ユーザデバイスと、
メモリと、
処理回路と、
前記メモリに記憶されたソフトウェアであって、前記ソフトウェアは、コンピュータネットワークから少なくとも部分的に受信された仮想世界データから前記仮想世界の少なくとも一部分をレンダリングするように前記処理回路によって実行可能である、ソフトウェアと、
人の身体部分に取り付け可能である構造と、
前記仮想世界を前記ユーザに提示するように動作可能であるディスプレイと、
データネットワーク上で前記仮想世界データの少なくとも一部分を通信するように動作可能である通信インターフェースと、
前記ユーザ、物理的オブジェクト、または前記ユーザの周囲の物理的環境のうちの少なくとも1つを感知するように動作可能である感知システムと
を備え、
前記処理回路は、前記感知されたユーザ、感知された物理的オブジェクト、および感知された物理的環境のうちの少なくとも1つに応答して前記仮想世界の変化をレンダリングするように前記ソフトウェアを実行するように動作可能である、システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記仮想世界の前記変化は、仮想オブジェクトを備え、前記仮想オブジェクトは、前記感知されたユーザ、物理的オブジェクト、または物理的環境との所定の関係を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記通信インターフェースは、前記仮想オブジェクトを前記コンピュータネットワークに通信するように動作可能である、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記仮想世界は、2次元形式または3次元形式のうちの少なくとも1つで提示される、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記装着型ユーザデバイスは、増大現実モード、仮想現実モード、または増大現実モードと仮想現実モードとの組み合わせのうちの少なくとも1つにおける相互作用を可能にする、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記装着型ユーザデバイスは、触覚または触知フィードバックを提供するためのデバイスをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記仮想世界データの少なくとも一部分は、ゲートウェイとの間で通信される、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
1つ以上のコンピュータサーバを備えるコンピュータネットワークをさらに備え、前記1つ以上のコンピュータサーバは、メモリと、処理回路と、前記メモリに記憶されかつ前記仮想世界データの少なくとも一部分を処理するように前記処理回路によって実行可能であるソフトウェアとを備え、前記コンピュータネットワークは、第1のユーザに提示するために、前記仮想世界データを装着型ユーザデバイスに伝送するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
ゲートウェイをさらに備え、前記ゲートウェイは、前記装着型ユーザデバイスおよび前記コンピュータネットワークに作用可能に結合され、かつ、前記装着型ユーザデバイスおよび前記コンピュータネットワークとは異なり、前記ゲートウェイは、前記装着型ユーザデバイスのための最適データ処理を可能にするように前記装着型ユーザデバイスと前記コンピュータネットワークとの間の仮想世界データの交換を監視および調節するように構成され、前記最適データ処理は、動的仮想オブジェクトのレンダリングの処理が静的仮想オブジェクトのレンダリングよりも優先され、前記ユーザの瞳孔の60度未満を有する視野の中のデータのレンダリングの処理が前記視野の外のデータのレンダリングよりも優先されるように、複数のレンダリングの優先順位を付けることを含み、前記複数のレンダリングは、前記ゲートウェイによって実行され、かつ、前記装着型ユーザデバイスに伝送される、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記感知システムは、前記装着型ユーザデバイスに接続され、前記感知システムは、前記ユーザの眼の瞳孔の角度測定値を検出するように配置されるカメラを含む、請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
米国特許法第119条第(e)項に従って、本願は、米国仮特許出願第61/483,505号(2011年5月6日出願)、および米国仮特許出願第61/483,511号(2011年5月6日出願)の優先権を主張する。
続きを表示(約 5,100 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、複数のユーザに対して双方向仮想または増大現実環境を可能にするための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
(背景)
仮想および増大現実環境は、環境を記述するデータを部分的に使用して、コンピュータによって生成される。このデータは、例えば、ユーザが感知して相互作用し得る種々のオブジェクトを表してもよい。これらのオブジェクトの実施例は、ユーザが見るためにレンダリングおよび表示されるオブジェクト、ユーザが聞くために再生されるオーディオ、およびユーザが感じるための触知(または触覚)フィードバックを含む。ユーザは、種々の視覚、聴覚、および触覚手段を介して仮想および増大現実環境を感知し、それらと相互作用してもよい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、1人以上のユーザが仮想または増大現実環境と対話するか、またはそれらに参加するための種々のシステムおよび方法を説明する。
【0005】
1つの例示的な実施形態では、システムは、データを処理するため、および/またはサーバと1つ以上のローカルユーザインターフェースデバイスとの間のデータの通信を可能にするために、高帯域幅インターフェースを介してゲートウェイに相互接続されたコンピュータサーバを有するコンピューティングネットワークを含む。サーバは、仮想世界を設計および/または処理するため、ならびにユーザデータおよびシステムの他の構成要素によって提供されるデータを記憶および処理するために、メモリ、処理回路、およびソフトウェアを含む。1つ以上の仮想世界が、ユーザが体験および相互作用するために、ユーザデバイスを通してユーザに提示されてもよい。多数のユーザが各々、観察し、相互と、およびデジタル世界内で作り出されたオブジェクトと相互作用するためにデバイスを使用することによって、1つ以上のデジタル世界と同時に対話するためにデバイスを使用してもよい。
【0006】
ユーザデバイスの実施例は、スマートフォン、タブレットデバイス、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、ゲーム機、あるいは概して、データを通信し、見る、聞く、および/または触れるようにユーザへのインターフェースを生成または通信することが可能な任意の他のデバイスを含む。概して、ユーザデバイスは、視覚ディスプレイと連結される、デバイス上のメモリに記憶されたプログラムコードを実行するためのプロセッサと、通信インターフェースとを含むであろう。インターフェースは、他のユーザおよびユーザに提示されるオブジェクト(現実または仮想)を含む、ユーザとデジタル世界との間の視覚、可聴、および/または物理的相互作用を可能にする。一実施形態では、ユーザデバイスは、インターフェースを有する頭部装着型表示システムと、ユーザ感知システムと、環境感知システムと、プロセッサとを備える。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
1人以上のユーザが仮想世界データから構成される仮想世界と相互作用することを可能にするためのシステムであって、該システムは、
1つ以上のコンピュータサーバを備えるコンピュータネットワークを備え、該1つ以上のコンピュータサーバは、メモリと、処理回路と、ソフトウェアとを備え、該ソフトウェアは、該メモリに記憶され、かつ該仮想世界データの少なくとも一部分を処理するように該処理回路によって実行可能であり、
該コンピュータネットワークは、第1のユーザに提示するために、該仮想世界データをユーザデバイスに伝送するように動作可能であり、
該仮想世界の少なくとも一部分は、該仮想世界データの変更に応答して変化し、
該仮想世界データの少なくとも一部分は、該ユーザデバイスによって感知される物理的オブジェクトに応答して変更される、システム。
(項目2)
前記仮想世界データの変更は、前記物理的オブジェクトとの所定の関係を有する仮想オブジェクトを記述する、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記仮想世界データの変更は、前記所定の関係に従って第2のユーザに提示するために第2のユーザデバイスに提示される、項目2に記載のシステム。
(項目4)
前記仮想世界は、前記コンピュータサーバまたはユーザデバイスのうちの少なくとも1つによってレンダリングされるように動作可能である、項目1~3のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目5)
前記仮想世界は、2次元形式または3次元形式のうちの少なくとも1つで提示される、項目1~4のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目6)
前記ユーザデバイスは、増大現実モード、仮想現実モード、または増大現実モードと仮想現実モードとの組み合わせのうちの少なくとも1つにおいて、ユーザと前記仮想世界との間の相互作用を可能にするためのインターフェースを提供するように動作可能である、項目1~5のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目7)
前記仮想世界データは、データネットワーク上を伝送される、項目1~6のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目8)
前記コンピュータネットワークは、ユーザデバイスから前記仮想世界データの少なくとも一部分を受信するように動作可能である、項目1~7のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目9)
前記ユーザデバイスに伝送される前記仮想世界データの少なくとも一部分は、前記仮想世界の少なくとも一部分を生成するための命令を備える、項目1~8のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目10)
前記仮想世界データの少なくとも一部分は、ゲートウェイに伝送される、項目1~9のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目11)
1人以上のユーザが仮想世界と相互作用することを可能にするためのシステムであって、該システムは、
該仮想世界をユーザに提示し、かつ該ユーザが該仮想世界と相互作用することを可能にするためのユーザデバイスを備え、該ユーザデバイスは、
メモリと、
処理回路と、
該メモリの中に記憶されたソフトウェアであって、該ソフトウェアは、コンピュータネットワークから少なくとも部分的に受信された仮想世界データから該仮想世界の少なくとも一部分をレンダリングするように該処理回路によって実行可能である、ソフトウェアと、
該仮想世界を該ユーザに提示するように動作可能であるディスプレイと、
データネットワーク上で該仮想世界データの少なくとも一部分を通信するように動作可能である通信インターフェースと、
該ユーザ、物理的オブジェクト、または該ユーザの周囲の物理的環境のうちの少なくとも1つを感知するように動作可能である感知システムと
を備え、
該処理回路は、該感知されたユーザ、感知された物理的オブジェクト、または感知された物理的環境のうちの少なくとも1つに応答して該仮想世界の変更をレンダリングするよう、該ソフトウェアを実行するように動作可能である、システム。
(項目12)
前記仮想世界の前記変更は、仮想オブジェクトを備え、該仮想オブジェクトは、前記感知されたユーザ、物理的オブジェクト、または物理的環境との所定の関係を有する、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記通信インターフェースは、前記仮想オブジェクトを前記コンピュータネットワークに通信するように動作可能である、項目12に記載のシステム。
(項目14)
前記仮想世界は、2次元形式または3次元形式のうちの少なくとも1つで提示される、項目1~13のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目15)
前記ユーザデバイスは、増大現実モード、仮想現実モード、または増大現実モードと仮想現実モードとの組み合わせのうちの少なくとも1つにおける相互作用を可能にする、項目1~14のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目16)
前記ユーザデバイスは、触覚または触知フィードバックを提供するためのデバイスをさらに備える、項目1~15のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目17)
前記仮想世界データの少なくとも一部分は、ゲートウェイから受信される、項目1~16のうちのいずれか一項に記載のシステム。
(項目18)
【0007】
本開示の先述および他の特徴および利点は、添付図面と併せて読まれる、例示的な実施形態の以下の詳細な説明から、さらに明白となるであろう。詳細な説明および図面は、添付の請求項およびそれらの同等物によって定義されるような本発明の範囲を限定するよりもむしろ、本開示を例証するにすぎない。
【0008】
実施形態は、類似番号が類似部品を示す、必ずしも一定の尺度で描かれているわけではない添付図面で、一例として図示される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、複数のユーザのための双方向仮想または増大現実環境を可能にするための開示されたシステムの代表的な実施形態を図示する。
図2は、図1で図示されるシステムと相互作用するためのユーザデバイスの実施例を図示する。
図3は、モバイルの装着型ユーザデバイスの例示的実施形態を図示する。
図4は、図3のモバイルの装着型ユーザデバイスが増大モードで動作しているときにユーザによって視認されるオブジェクトの実施例を図示する。
図5は、図3のモバイルの装着型ユーザデバイスが仮想モードで動作しているときにユーザによって視認されるオブジェクトの実施例を図示する。
図6は、図3のモバイルの装着型ユーザデバイスが混合仮想インターフェースモードで動作しているときにユーザによって視認されるオブジェクトの実施例を図示する。
図7は、異なる地理的位置に位置する2人のユーザが各々、各々のユーザデバイスを通して、他方のユーザおよび共通仮想世界と相互作用する、実施形態を図示する。
図8は、図7の実施形態が触覚デバイスの使用を含むように増大される、実施形態を図示する。
図9Aは、第1のユーザが、混合仮想インターフェースモードでデジタル世界と対話しており、第2のユーザが、仮想現実モードで同一のデジタル世界と対話している、混合モード対話の実施例を図示する。
図9Bは、第1のユーザが、混合仮想インターフェースモードでデジタル世界と対話し、第2のユーザが、増大現実モードで同一のデジタル世界と対話している、混合モード対話の別の実施例を図示する。
図10は、増大現実モードでシステムと対話するときのユーザの視界の説明図例を図示する。
図11は、ユーザが増大現実モードでシステムと対話しているときに物理的オブジェクトによってトリガされる仮想オブジェクトを示すユーザの視界の説明図例を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1を参照すると、システム100は、以下で説明されるプロセスを実装するための代表的なハードウェアである。この代表的なシステムは、1つ以上の高帯域幅インターフェース115を介して接続される1つ以上のコンピュータサーバ110から構成されるコンピューティングネットワーク105を備える。コンピューティングネットワーク内のサーバは、同一の場所に位置する必要はない。1つ以上のサーバ110は各々、プログラム命令を実行するための1つ以上のプロセッサを備える。サーバはまた、プログラム命令、およびプログラム命令の指示の下でサーバによって実行されるプロセスによって使用および/または生成されるデータを記憶するためのメモリをも含む。
(【0011】以降は省略されています)

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