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公開番号2024017601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022120348
出願日2022-07-28
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/209 20210101AFI20240201BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐振動性または耐衝撃性を向上できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、蓄電素子100と、蓄電素子100の外方に配置される外装体600と、を備え、外装体600は、第一方向において蓄電素子100と対向する第一底壁311と、第一方向において蓄電素子100とで第一底壁311を挟む第二底壁511と、を有し、第一底壁311及び第二底壁511の一方(第一底壁311)は、他方(第二底壁511)に向けて突出する第一凸部311dを有し、他方(第二底壁511)は、第一凸部311dが挿入される第一凹部または貫通孔(貫通孔511a)を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、前記蓄電素子の外方に配置される外装体と、を備え、
前記外装体は、
第一方向において前記蓄電素子と対向する第一底壁と、
前記第一方向において前記蓄電素子とで前記第一底壁を挟む第二底壁と、を有し、
前記第一底壁及び前記第二底壁の一方は、他方に向けて突出する第一凸部を有し、前記他方は、前記第一凸部が挿入される第一凹部または貫通孔を有する
蓄電装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記一方は、前記他方から離れる向きに凹む第二凹部を有し、
前記第一凸部は、前記第二凹部から前記他方に向けて突出する
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記他方は、前記一方に向けて突出する第二凸部を有し、
前記第一凹部または前記貫通孔は、前記第二凸部に形成されている
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電装置は、前記第一方向と直交する第二方向に並ぶ複数の前記蓄電素子を備え、
前記第一凸部と前記第一凹部または前記貫通孔の内面との間の距離のうち、前記第二方向における距離は、前記第一方向及び前記第二方向と直交する第三方向における距離よりも大きい
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記外装体は、
前記第一底壁に接続され、前記第一方向と直交する第三方向において前記蓄電素子と対向する第一側壁と、
前記第二底壁に接続され、前記第三方向において前記第一側壁と離間した状態で前記第一側壁と対向する第二側壁と、を有し、
前記第三方向において、前記第一側壁と前記第二側壁との間の距離は、前記第一凸部と前記第一凹部または前記貫通孔の内面との間の距離よりも大きい
請求項1または2に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子と外装体とを備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電素子と外装体とを備える蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、複数の蓄電素子がケース(外装体)に収容される構成において、複数の蓄電素子を挟む一対のエンドプレートが、ケースに締結ボルトで固定された蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-11819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電素子と外装体とを備える蓄電装置において、外装体が内ケース及び外ケースの2部材で構成されているような場合がある。このような場合、上記従来の構成の蓄電装置では、蓄電素子が内ケースに対して固定されても、外ケースに対しては内ケース及び蓄電素子が移動してしまうおそれがある。このような場合でも、耐振動性または耐衝撃性を向上できる構成が望まれる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、耐振動性または耐衝撃性を向上できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子の外方に配置される外装体と、を備え、前記外装体は、第一方向において前記蓄電素子と対向する第一底壁と、前記第一方向において前記蓄電素子とで前記第一底壁を挟む第二底壁と、を有し、前記第一底壁及び前記第二底壁の一方は、他方に向けて突出する第一凸部を有し、前記他方は、前記第一凸部が挿入される第一凹部または貫通孔を有する。
【0007】
本発明は、このような蓄電装置として実現できるだけでなく、外装体としても実現できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明における蓄電装置によれば、耐振動性または耐衝撃性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係る外装体が有する第一外装体の第一下側外装体の構成を示す斜視図及び断面図である。
実施の形態に係る外装体が有する第二外装体の第二下側外装体の構成を示す斜視図、平面図及び断面図である。
実施の形態に係る第一下側外装体及び第二下側外装体の位置関係を示す斜視図及び断面図である。
実施の形態の変形例1に係る第一下側外装体及び第二下側外装体の構成及び位置関係を示す断面図である。
実施の形態の変形例2に係る第一下側外装体及び第二下側外装体の構成及び位置関係を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子の外方に配置される外装体と、を備え、前記外装体は、第一方向において前記蓄電素子と対向する第一底壁と、前記第一方向において前記蓄電素子とで前記第一底壁を挟む第二底壁と、を有し、前記第一底壁及び前記第二底壁の一方は、他方に向けて突出する第一凸部を有し、前記他方は、前記第一凸部が挿入される第一凹部または貫通孔を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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