TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024015644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-06
出願番号
2022117856
出願日
2022-07-25
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20240130BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】2次転写圧を変化させて2次転写ユニットと中間転写ベルトの距離が変化した場合でも、中間転写ベルトに擦らずに、記録媒体を適切な姿勢、角度で2次転写ニップ部に搬送できるガイド部材を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ユニット50と2次転写ユニット40を有し、中間転写ユニットは、トナーを2次転写ニップ部へ搬送する中間転写ベルト8と、ベルトを張架する2次転写対向ローラ12B、とを有し、2次転写ユニット40は、トナーを2次転写ニップ部にて記録媒体Pに転写する2次転写ローラ19と、ユニット40のユニット50に対する位置を変化させる加圧部材48,49と、を有し、記録媒体Pを2次転写ニップ部にガイドするガイド部材30と、2次転写ユニット40の位置が変化しても、ガイド部材30をベルトに対して一定の距離を保ったまま移動させる移動機構60と、を有する画像形成装置100により解決される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
中間転写ユニットと2次転写ユニットを有する画像形成装置であって、
前記中間転写ユニットは、トナーを2次転写ニップ部へ搬送する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する2次転写対向ローラ、とを有し、
前記2次転写ユニットは、トナーを2次転写ニップ部にて記録媒体に転写する2次転写ローラと、前記2次転写ユニットの前記中間転写ユニットに対する位置を変化させる加圧部材と、を有し、
記録媒体を2次転写ニップ部にガイドするガイド部材と、
前記2次転写ユニットの位置が変化しても、前記ガイド部材を前記中間転写ベルトに対して一定の距離を保ったまま移動させるガイド部材移動機構と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記2次転写ユニットの位置が変化するとき、前記ガイド部材は前記中間転写ベルトに対して平行に移動する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記中間転写ベルトに対して平行な角度で形成された位置決め用長穴を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ガイド部材移動機構は、前記中間転写ユニット側に設けられ、前記中間転写ユニットから伸びる位置決めピンを有し、
前記位置決めピンが、前記ガイド部材に形成された前記位置決め用長穴に挿入されている、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ガイド部材は、前記2次転写ユニットの突き当て部材に突き当たることにより位置決めされる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記突き当て部材は、前記2次転写ユニットに設けられた張架ローラの軸端部であって、前記2次転写ユニットの2次転写ベルトの軸方向外側の両端部に取り付けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電子写真方式の画像形成装置では、中間転写ベルト表面のトナーを用紙などの記録媒体に転写する際に、中間転写ベルト上のトナー像が乱れないように記録媒体をガイド部材によって2次転写ニップ部へとガイドする技術が知られている。
【0003】
また、電子写真方式の画像形成装置では、中間転写ベルト表面のトナーを記録媒体に転写する際に、2次転写ユニットの2次転写ニップ圧を記録媒体毎に変更することで、記録媒体毎に最適な転写ニップ圧を使用する技術が知られている。
【0004】
しかし、従来のガイド部材では、記録媒体を搬送するガイド部材は2次転ユニットか中間転写ユニットに固定して取り付けられており、転写ニップ圧の変化に応じて2次転写ユニット及びガイド部材の位置が変化してしまう。
【0005】
ガイド部材を2次転写ユニットに固定して取り付けるとガイド部材も2次転ユニットの位置、姿勢に連動して動く。よって、加圧量が増えて食い込み量が増え、ガイド部材と中間転写ベルトの位置が近接する条件において厚紙などを通紙すると、記録媒体のコシによりガイド部材が撓み、ガイド部材と中間転写ベルトが擦ってしまい、中間転写ベルト上の画像が乱れてしまう。
【0006】
また、ガイド部材を中間転写ユニットに固定して取り付けるとガイド部材と2次転ユニットの距離は位置、姿勢に連動して変化し、加圧量が増えて食い込み量が増えるほどガイド部材と2次転写ユニットの位置が近接する。加圧量が上がり2次転写ユニットとガイド部材が近接した状態で通紙すると、2次転写ユニットとガイド部材の間で記録媒体が引っ掛かり、ジャムや記録媒体傷などが発生してしまう。
【0007】
ガイド部材が撓んだ際に中間転写ベルトに接触しないように、中間転写ベルトに対して十分な距離をとってガイド部材を配置する方法もある。だが、その場合はベルトとガイド部材の距離が離れすぎてしまうことで、記録媒体がガイド部材を抜け、中間転写ベルトに接触する際の衝撃が大きくなり、画像に横スジ上の黒スジ状の異常画像が発生したり、空間が狭くてレイアウトが難しかったりした。
【0008】
上記の問題を解消するために、特定の条件の際にはガイド部材を取り外して通紙するという方法があるが、その場合はガイド部材が無くなってしまうことで記録媒体がガイドされなくなり、転写前の中間転写ベルト上の画像に記録媒体が直接擦れてしまい、ベルト上の画像を乱すことによって、モヤ、ムラ、チリ、スジなどの異常画像が発生することがあった。
【0009】
特許文献1には、記録媒体の先端がガイド部材に接触して傷ついたりトナーで汚れたりする不具合が生じにくい画像形成装置を提供している。このために、ガイド部材を記録媒体が接触しない位置まで移動させる構成が開示されているが、記録媒体を搬送するガイド部材が無いことにより、転写前の中間転写ベルト上の画像に記録媒体が直接擦ってしまう恐れは排除されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで本発明は、2次転写圧の変化に伴い2次転写ユニットと中間転写ベルトの距離が変化した場合でも、中間転写ベルトに擦ることなく、記録媒体を適切な姿勢及び角度で2次転写ニップ部に搬送できるガイド部材を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
液体吐出装置
4日前
株式会社リコー
樹脂粒子の製造方法
2日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
加熱装置及び液体吐出装置
2日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
媒体検知装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
シート積載装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
印刷装置、プログラムおよび印刷制御方法
3日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置、及び、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置用内部カバー及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出装置、接合ユニット
2日前
株式会社リコー
粉体収納容器、トナー補給装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、データ生成方法および画像形成システム
2日前
株式会社リコー
電子機器、情報処理システム、ログ管理方法およびプログラム
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
4日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置および画像処理方法
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
2日前
株式会社リコー
通信システム、端末装置、通信方法、プログラム
2日前
株式会社リコー
電子写真画像形成用キャリア、二成分現像剤、画像形成装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成方法
2日前
株式会社リコー
制御サーバ、取引システム、消費制御装置、ノード及び方法
4日前
株式会社リコー
樹脂粒子、樹脂粒子の製造方法、トナー、トナーの製造方法、現像剤、トナー収容ユニット、画像形成装置、画像形成方法
2日前
個人
露光裕度拡大方法
8日前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
8日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る