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公開番号2024014238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022116921
出願日2022-07-22
発明の名称ポリエステル樹脂組成物およびポリスチレン樹脂組成物を用いたフィルム
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08L 67/00 20060101AFI20240125BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】
複屈折率が低く透明性および靭性が良好なポリエステル樹脂組成物およびポリスチレン樹脂組成物を含むフィルムを提供する。
【解決手段】
ポリエステル樹脂組成物Aと(化1)で示されるポリスチレン樹脂組成物Bを含むフィルム。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024014238000016.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">30</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> (R1はHまたはCH3基、R2はヒドロキシ基、エステル基、エ-テル基を含む置換基)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエステル樹脂組成物Aと(化1)で示されるポリスチレン樹脂組成物Bを含むフィルム。
TIFF
2024014238000014.tif
27
170
(R

はHまたはCH

基、R

はヒドロキシ基、エステル基、エ-テル基を含む置換基)
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
(化1)で示されるポリスチレン樹脂組成物Bが(化2)で示されるポリスチレン樹脂組成物Bである請求項1に記載のフィルム。
TIFF
2024014238000015.tif
32
170
(R

はHまたはCH

基、R

は炭素数1~8の直鎖状あるいは分岐状の炭化水素基、またはポリエ-テルを含むエ-テル基)
【請求項3】
80℃で15時間真空乾燥後に測定される重量減少率(N

流通下(200mL/min)、280℃、60分)が5wt%以下である請求項1に記載のフィルム。
【請求項4】
下記式(I)を満たすことを特徴とする請求項1に記載のフィルム。
0.8<(Ma/2+Mb)/P<2 (I)
(Ma:アルカリ金属元素の総和含有量(mol/t)、Mb:マグネシウム元素、マンガン元素、カルシウム元素の総和含有量(mol/t)、P:リン元素含有量(mol/t))
【請求項5】
ポリスチレン樹脂組成物Bの共重合率nが0.1≦n≦0.9である請求項1に記載のフィルム。
【請求項6】
ポリスチレン樹脂組成物Bの数平均分子量(Mn)が1.0×10

≦Mn≦1.0×10

である請求項1に記載のフィルム。
【請求項7】
示査走査熱量計測定において、試料を300℃で5分溶融後、室温まで40℃/分で冷却し、引き続き20℃/分で昇温した際(2nd Run)のガラス転移温度が30℃以上で1つ観察されるか、または複数観察される場合は最大値と最小値の差が20℃以内である請求項1に記載のフィルム。
【請求項8】
内部ヘイズが30%以下である請求項1に記載のフィルム。なお内部ヘイズは、水を溶媒とし、ヘイズメ-タ-にて測定した値を100μmに換算した値である。
【請求項9】
二軸延伸フィルムである請求項1に記載のフィルム。
【請求項10】
示査走査熱量計測定において試料を20℃/分で昇温した際(1st Run)に30℃以上のガラス転移温度が観測されない、または20℃/分で昇温した際(1st Run)に30℃以上のガラス転移温度Tg

が観察され、300℃で5分溶融後、室温まで40℃/分で冷却し、引き続き20℃/分で昇温した際(2nd Run)のガラス転移温度Tg

としたとき、Tg

とTg

の差が10℃以上であることを特徴とする請求項9に記載の二軸延伸フィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエステル樹脂組成物およびポリスチレン樹脂組成物を用いたフィルムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエステル樹脂は、機械特性、熱特性、耐薬品性、電気特性、成形性に優れ、様々な用途に用いられている。これらのポリエステル樹脂において、特に近年、フラットパネルディスプレイやタッチパネル分野において偏光板保護フィルム(偏光子保護部材)や円偏光板位相差フィルム(円偏光板部材)、透明導電フィルムなど各種光学用フィルムの需要が高まっている。その中でも、偏光板保護フィルム用途では、低コスト化を目的として従来のTAC(トリアセチルセルロース)フィルムから二軸配向ポリエステルフィルムへの置き換えが盛んに検討されている。しかしながら二軸配向ポリエステルフィルムは延伸時のポリエステルの配向に起因する複屈折が発生し、液晶ディスプレイとして組み立てた際に発生する干渉色を十分に制御できておらず、画面表示をした際の品位が低下する。そのため、二軸配向ポリエステルフィルムおよびこれに用いるポリエステル樹脂は画面表示をした際の品位の観点からは、複屈折を低減することが好ましい。複屈折を低減する方法としては、延伸しないまたはわずかに延伸して結晶性や配向性を低下させる方法があるが、このような方法で結晶性を低下させたポリエステルは加熱工程において熱結晶化により白化するため透明性が不十分であり、配向性を低下させると加熱工程などでフィルム変形などが発生し、偏光子保護フィルムなどの低複屈折が必要とされる用途での適用は困難であった。
【0003】
これに対して、正負逆符号の複屈折を有する樹脂を複合化することにより、すなわち、正の複屈折を有するポリエステル樹脂に対して、負の複屈折を有する樹脂を複合化することにより、分子配向が凍結残留しても原理的に複屈折を低減可能であり、以下のような提案がなされている。
【0004】
特許文献1は、芳香族ポリエステルとスチレン系重合体とをブロック共重合化することによって、透明で低複屈折な成形物が得られることを開示している。
【0005】
特許文献2は、ポリエチレンテレフタレート系樹脂とシンジオタクチックポリスチレン系樹脂を交互に積層することによって、透明で低複屈折なフィルムが得られることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭63-178119号公報
特開2008-137304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1では、ブロック共重合体が相分離構造を形成するため、透明性が十分ではなく、光学用途の応用が困難であった。
【0008】
特許文献2では、ポリエチレンテレフタレート系樹脂とシンジオタクチックポリスチレン系樹脂の相溶性が十分ではないため、フィルムの延伸時の応力によって、ポリエチレンテレフタレート系樹脂とシンジオタクチックポリスチレン系樹脂との界面で剥離が発生し、層間剥離の発生や、空隙が形成されるため透明性が十分ではなく、光学用途の応用が困難であった。
【0009】
以上のように、従来技術では、透明性、低複屈折、機械特性を兼備したポリエステル樹脂とポリスチレン樹脂からなる光学樹脂材料を得ることは困難であった。
【0010】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を克服して、ポリエステル樹脂組成物およびポリスチレン樹脂組成物を含む樹脂組成物からなる複屈折率が低く透明性、靱性が良好であるフィルムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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