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公開番号2024014225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022116897
出願日2022-07-22
発明の名称自動発券機
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G07B 5/00 20060101AFI20240125BHJP(チェック装置)
要約【課題】媒体を安定的に集積させる。
【解決手段】自動発券機1は、チケットTを放出方向へ放出する放出口8と、放出口8よりも下側に設けられ、放出口8から放出されたチケットTを集積させる集積スタッカ40と、放出口8と対向して設けられ、放出口8から放出されたチケットTを集積スタッカ40に誘導する搬送ガイド面30Sbを有する搬送ガイド30とを設け、搬送ガイド30は、集積スタッカ40側の下端部と集積スタッカ40との間に該集積スタッカ40に集積されたチケットTを取り出し可能な受取口34を形成し、搬送ガイド面30Sbに沿う仮想線Lが集積スタッカ40と交差するよう配されるようにする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
媒体を放出方向へ放出する放出口と、
前記放出口よりも下側に設けられ、前記放出口から放出された前記媒体を集積させる集積部と、
前記放出口と対向して設けられ、前記放出口から放出された前記媒体を前記集積部に誘導するガイド面を有するガイド部と
を有し、
前記ガイド部は、
前記集積部側の下端部と前記集積部との間に該集積部に集積された前記媒体を取り出し可能な受取口を形成し、前記ガイド面に沿う仮想線が前記集積部と交差するよう配される
ことを特徴とする自動発券機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記集積部は、
前記放出口から放出された前記媒体と当接する突起部をさらに有し、
前記ガイド部は、
前記仮想線が、前記突起部に当接した状態で前記集積部に集積された前記媒体と交差するよう配される
ことを特徴とする請求項1に記載の自動発券機。
【請求項3】
前記集積部は、
前記放出口から放出された前記媒体と当接する突起部をさらに有し、
前記ガイド部は、
前記放出口から放出された後続の前記媒体である後続媒体が、前記突起部に当接した状態で前記集積部に集積されている前記媒体である先行媒体と当接した際に、該後続媒体の重心が該先行媒体との当接箇所よりも前記放出方向側に位置するように配される
ことを特徴とする請求項1に記載の自動発券機。
【請求項4】
前記集積部は、
前記放出口から放出された前記媒体と当接する突起部をさらに有し、
前記突起部は、
前記媒体の状態に応じて、前記媒体の先端と当接可能な第1の当接部と、前記媒体の先端近傍の券面と当接可能な第2の当接部とを含む形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の自動発券機。
【請求項5】
前記突起部は、
前記媒体の状態としてのカール癖に応じて、少なくとも前記第1の当接部又は前記第2の当接部の何れかが前記媒体と当接する
ことを特徴とする請求項4に記載の自動発券機。
【請求項6】
長尺のロール紙を巻回した状態で保持するホルダと、
巻回された状態から繰り出された前記ロール紙に印刷を行う印刷部と、
印刷された前記ロール紙を搬送方向に関し所定の長さの前記媒体に裁断するカッタ部と
をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の自動発券機。
【請求項7】
前記ガイド部は、
前記自動発券機において発券される前記媒体のうち前記搬送方向の長さが最も長い最長媒体が前記放出口から外部へ繰り出されて裁断される前の状態における先端部よりも、下側の位置まで前記下端部が延在して配される
ことを特徴とする請求項6に記載の自動発券機。
【請求項8】
前記ガイド部は、少なくとも一部が、前記放出口から放出された前記媒体を外部から視認可能な透明材料により形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の自動発券機。
【請求項9】
前記ガイド部に向かって光を照射し、該ガイド部の内部を介して前記集積部へ光を照射する光源
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の自動発券機。
【請求項10】
前記ガイド部は、
前記ガイド面とは逆側の面である使用者対峙面に形成され、前記光源から照射された光を該使用者対峙面側に向かって屈曲させ照射する光屈曲部
をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の自動発券機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は自動発券機に関し、例えばチケットを発行する自動発券機に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば交通機関では、顧客に対し切符やチケット等の媒体を発行する自動発券機が設置される場合がある。この自動発券機としては、例えば、ロール紙に印刷を行うヘッドと、ロール紙を裁断するカッタと、切符を放出する発券口と、発券口よりも下側に設けられ切符を収容する券収容室と、券収容室を開閉するように上下動するカバーとを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-62767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのような自動発券機においては、印刷され排出された媒体を安定的に集積させることが望まれている。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、媒体を安定的に集積させ得る自動発券機を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の自動発券機においては、媒体を放出方向へ放出する放出口と、放出口よりも下側に設けられ、放出口から放出された媒体を集積させる集積部と、放出口と対向して設けられ、放出口から放出された媒体を集積部に誘導するガイド面を有するガイド部とを設け、ガイド部は、集積部側の下端部と集積部との間に該集積部に集積された媒体を取り出し可能な受取口を形成し、ガイド面に沿う仮想線が集積部と交差するよう配されるようにした。
【0007】
これにより、カール癖の強弱に応じて集積部に集積される際の媒体の集積姿勢が異なっていたとしても、集積不良を発生させることなくこれらの媒体を安定的に集積部に集積させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、媒体を安定的に集積させ得る自動発券機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
自動発券機の外観構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態による自動発券機の構成を示し、図1におけるA-A断面図である。
ロール紙のカール癖について説明する右側面である。
第1の実施の形態による自動発券機においてカール癖の弱いチケットが発行される状態を示し、図1におけるA-A断面図である。
第1の実施の形態による自動発券機においてカール癖の強いチケットが発行される状態を示し、図1におけるA-A断面図である。
比較例の自動発券機の構成を示す断面図である。
比較例の自動発券機においてカール癖の弱いチケットが発行される状態を示す断面図である。
比較例の自動発券機においてカール癖の強いチケットが発行される状態を示す断面図である。
第2の実施の形態による自動発券機の構成を示し、図1におけるA-A断面図である。
第2の実施の形態による搬送ガイド及び光源の構成を示し、(A)は右側面図、(B)は正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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