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公開番号2024012842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-31
出願番号2022114599
出願日2022-07-19
発明の名称硬貨処理機
出願人グローリー株式会社
代理人個人
主分類G07D 11/10 20190101AFI20240124BHJP(チェック装置)
要約【課題】機体の奥行き方向の長さを小さくすることができる硬貨処理機を提供する。
【解決手段】硬貨処理機10は、所定の環状経路に沿って硬貨を搬送する周回搬送部30と、環状経路の内側に設けられ、硬貨を機体内に投入するための投入部20と、環状経路に沿って設けられ、周回搬送部30から送られた硬貨を収納するとともに収納されている硬貨を周回搬送部30に繰り出し可能な収納繰出部40とを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の環状経路に沿って硬貨を搬送する周回搬送部と、
前記環状経路の内側に設けられ、硬貨を機体内に投入するための投入部と、
前記環状経路に沿って設けられ、前記周回搬送部から送られた硬貨を収納するとともに収納されている硬貨を前記周回搬送部に繰り出し可能な収納繰出部と、
を備えた、硬貨処理機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記周回搬送部は、前記環状経路に沿って硬貨を正逆両方向に搬送可能となっている、請求項1記載の硬貨処理機。
【請求項3】
硬貨の入金処理が行われる際の前記周回搬送部による硬貨の搬送方向と、硬貨の出金処理が行われる際の前記周回搬送部による硬貨の搬送方向とが逆になっている、請求項2記載の硬貨処理機。
【請求項4】
前記周回搬送部から前記投入部に硬貨が送られるようになっており、
硬貨の精査処理が行われる際に、前記収納繰出部に収納されている硬貨が当該収納繰出部から前記周回搬送部に繰り出されて当該周回搬送部から前記投入部に送られ、その後、前記投入部から前記周回搬送部に送られた硬貨が元の前記収納繰出部に送られる、請求項1記載の硬貨処理機。
【請求項5】
前記収納繰出部は、硬貨が積層状態で収納される収納部分と、前記周回搬送部から送られた硬貨を前記収納部分に収納するとともに前記収納部分に収納されている硬貨のうち最上層に位置する硬貨を前記周回搬送部に繰り出すカムとを有しており、前記カムは正逆両方向に回転可能となっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の硬貨処理機。
【請求項6】
前記カムは前記周回搬送部による硬貨の搬送方向と逆の方向に回転するようになっている、請求項5記載の硬貨処理機。
【請求項7】
前記周回搬送部により搬送される硬貨の識別を行う識別部と、
硬貨の出金処理において前記周回搬送部から出金されるべき硬貨が送られる出金シュートと、
硬貨の入金処理において前記識別部により前記収納繰出部に収納されるべきではないと識別された硬貨または前記識別部により識別されなかった硬貨が前記周回搬送部から送られるリジェクトシュートと、
を備え、
前記周回搬送部から前記出金シュートに硬貨が送られるときの前記周回搬送部による硬貨の搬送方向と前記周回搬送部から前記リジェクトシュートに硬貨が送られるときの前記周回搬送部による硬貨の搬送方向とが逆になっている、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の硬貨処理機。
【請求項8】
出金されるべき硬貨が集積されるトレイを更に備え、
前記出金シュートおよび前記リジェクトシュートから硬貨が同じ前記トレイに送られる、請求項7記載の硬貨処理機。
【請求項9】
硬貨の出金処理において前記周回搬送部から出金されるべき硬貨が送られる出金シュートと、
出金されるべき硬貨が集積されるトレイと、
を更に備え、
前記硬貨処理機を鉛直方向に沿って見たときに前記トレイおよび前記周回搬送部が少なくとも一部重なるようになっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の硬貨処理機。
【請求項10】
硬貨の出金処理において前記周回搬送部から出金されるべき硬貨が送られる出金シュートと、
出金されるべき硬貨が集積されるトレイと、
を更に備え、
前記硬貨処理機を鉛直方向に沿って見たときに前記トレイおよび前記投入部が少なくとも一部重なるようになっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の硬貨処理機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において、商品棚が設置されるフロント領域の精算所には貨幣釣銭機が設置されている。貨幣釣銭機は、商品と引き換えに顧客から店員に手渡された貨幣の入金処理を行うとともに、釣銭としての貨幣の出金処理を行うことができるようになっている。貨幣釣銭機として、硬貨の入金処理および出金処理を行う硬貨処理機と、紙幣の入金処理および出金処理を行う紙幣処理機とを組み合わせたものが用いられる。硬貨釣銭機としては例えば特許文献1等に開示されるものが知られている。
【0003】
特許文献1等に開示される従来の硬貨釣銭機は、硬貨の入金処理時にユーザによって硬貨投入口に投入された硬貨は硬貨振分機構に送られ、この硬貨振分機構により金種毎に各硬貨収納庫に送られて当該硬貨収納庫に収納されるようになっている。また、硬貨の出金処理時には出金されるべき硬貨が各硬貨収納庫から出金用の硬貨搬送機構に繰り出され、当該硬貨搬送機構により硬貨払出口に送られるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-226631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1等に開示される従来の硬貨釣銭機は硬貨投入口が機体の手前側に配置されているため機体の奥行き方向の長さが大きくなり設置スペースに制約があるという問題があった。
【0006】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、機体の奥行き方向の長さを小さくすることができる硬貨処理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の硬貨処理機は、所定の環状経路に沿って硬貨を搬送する周回搬送部と、
前記環状経路の内側に設けられ、硬貨を機体内に投入するための投入部と、
前記環状経路に沿って設けられ、前記周回搬送部から送られた硬貨を収納するとともに収納されている硬貨を前記周回搬送部に繰り出し可能な収納繰出部と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の硬貨処理機においては、前記周回搬送部は、前記環状経路に沿って硬貨を正逆両方向に搬送可能となっていてもよい。
【0009】
また、硬貨の入金処理が行われる際の前記周回搬送部による硬貨の搬送方向と、硬貨の出金処理が行われる際の前記周回搬送部による硬貨の搬送方向とが逆になっていてもよい。
【0010】
また、前記周回搬送部から前記投入部に硬貨が送られるようになっており、
硬貨の精査処理が行われる際に、前記収納繰出部に収納されている硬貨が当該収納繰出部から前記周回搬送部に繰り出されて当該周回搬送部から前記投入部に送られ、その後、前記投入部から前記周回搬送部に送られた硬貨が元の前記収納繰出部に送られるようになっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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