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公開番号2024011487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022113495
出願日2022-07-14
発明の名称灯具取付構造
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B60Q 1/04 20060101AFI20240118BHJP(車両一般)
要約【課題】灯具の耐振動性を向上できる新たな灯具取付構造を提供する。
【解決手段】灯具取付構造10は、車両用灯具と、車体の骨格を構成する第1の部材と、車体の外装を構成する第2の部材と、備える。車両用灯具は、第1の部材又は第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第1の取付部と、第1の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第2の取付部及び第3の取付部と、第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第4の取付部と、を有する。また、灯具取付構造10は、車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、第1の取付部、第2の取付部、第3の取付部及び第4の取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域Rに該車両用灯具の重心が位置するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両用灯具と、
車体の骨格を構成する第1の部材と、
車体の外装を構成する第2の部材と、備え、
前記車両用灯具は、
前記第1の部材又は前記第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第1の取付部と、
前記第1の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第2の取付部及び第3の取付部と、
前記第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第4の取付部と、を有し、
該車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、前記第1の取付部、前記第2の取付部、前記第3の取付部及び前記第4の取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に該車両用灯具を構成するランプユニット又は電子制御ユニットが含まれていることを特徴とする灯具取付構造。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
車両用灯具と、
車体の骨格を構成する第1の部材と、
車体の外装を構成する第2の部材と、備え、
前記車両用灯具は、
前記第1の部材又は前記第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第1の取付部と、
前記第1の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第2の取付部及び第3の取付部と、
前記第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第4の取付部と、を有し、
該車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、前記第1の取付部、前記第2の取付部、前記第3の取付部及び前記第4の取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に該車両用灯具の重心が位置するように構成されていることを特徴とする灯具取付構造。
【請求項3】
前記車両用灯具は、車両後方から順に、前記第1の取付部、前記第2の取付部及び前記第3の取付部が設けられており、
前記第4の取付部は、前記第1の取付部と前記第3の取付部とを結んだラインよりも車両前方側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具取付構造。
【請求項4】
前記第2の取付部は、前記第1の取付部と前記第3の取付部とを結んだラインよりも車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の灯具取付構造。
【請求項5】
前記第2の部材は、車両用灯具を上方から覆うように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具取付構造。
【請求項6】
前記第2の部材は、車両用灯具を上方から覆うように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の灯具取付構造。
【請求項7】
前記車両用灯具は、
前記第1の取付部の取付方向が車両側方からであり、
前記第2の取付部の取付方向が車両上方からであり、
前記第3の取付部の取付方向が車両上方からであり、
前記第4の取付部の取付方向が車両前方からであることを特徴とする請求項3に記載の灯具取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、灯具取付構造に関し、例えば、車両用灯具を車体に取り付ける灯具取付構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヘッドライトをはじめとする車両用灯具を車体に取り付ける際には、ランプボディに設けられた複数のブラケットを利用してネジにより車体に固定していた。例えば、特許文献1には、ランプボディから車両後方に向けて突出した4つのブラケットが設けられており、各ブラケットを車体に固定することでヘッドランプを車体に取り付ける構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-67785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述のヘッドランプの取付構造では、全てのブラケットがランプボディの後方で車体に固定されているため、ヘッドランプの重心がブラケットよりも車両前方に偏った位置になる。そのため、ランプが上下方向に加振された際の耐振動性に改善の余地がある。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、灯具の耐振動性を向上できる新たな灯具取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の灯具取付構造は、車両用灯具と、車体の骨格を構成する第1の部材と、車体の外装を構成する第2の部材と、備える。車両用灯具は、第1の部材又は第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第1の取付部と、第1の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第2の取付部及び第3の取付部と、第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第4の取付部と、を有する。また、灯具取付構造は、車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、第1の取付部、第2の取付部、第3の取付部及び第4の取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に該車両用灯具を構成するランプユニット又は電子制御ユニットが含まれている。
【0007】
この態様によると、ランプユニット又は電子制御ユニットといった比較的重いユニットが、車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、4つの取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に含まれている。そのため、車両用灯具に上下方向の振動が加わっても、車両用灯具全体が傾きにくくなり、耐振動性が向上する。
【0008】
本発明の別の態様もまた、灯具取付構造である。この灯具取付構造は、車両用灯具と、車体の骨格を構成する第1の部材と、車体の外装を構成する第2の部材と、備える。車両用灯具は、第1の部材又は第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第1の取付部と、第1の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第2の取付部及び第3の取付部と、第2の部材に直接又は他の部品を介して取り付けられる第4の取付部と、を有する。該車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、第1の取付部、第2の取付部、第3の取付部及び第4の取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に該車両用灯具の重心が位置するように構成されている。
【0009】
この態様によると、車両用灯具の重心が、車両用灯具を鉛直方向上方から見た場合に、4つの取付部のそれぞれの取付位置を結んだ四角形の領域に含まれている。そのため、車両用灯具に上下方向の振動が加わっても、車両用灯具全体が傾きにくくなり、耐振動性が向上する。
【0010】
車両用灯具は、車両後方から順に、第1の取付部、第2の取付部及び第3の取付部が設けられており、第4の取付部は、第1の取付部と第3の取付部とを結んだラインよりも車両前方側に配置されていてもよい。これにより、各ユニットや重心を含む比較的広範囲な四角形を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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