TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024011283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022113164
出願日2022-07-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240118BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】リーチ演出のタイトル表示に関連して演出効果を高めた遊技機を提供すること。
【解決手段】演出制御用CPU120は、画像表示装置5に表示される飾り図柄がリーチ態様となった後、スーパーリーチ演出を実行可能である。スーパーリーチ演出は、対応するタイトル文字を表示させるタイトル表示パートと、演出結果が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成される。そして、スーパーリーチ演出におけるタイトル表示パートの前に飾り図柄をリーチ態様で表示させ、タイトル表示パートにおいて、リーチ態様となった飾り図柄の表示位置を用いるようにスーパーリーチ演出に対応するタイトル文字を表示させる。
【選択図】図11-32
特許請求の範囲【請求項1】
特定識別情報の可変表示を実行し、該特定識別情報の可変表示の結果として特定表示結果が導出されることで遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
遊技制御手段と、
演出制御手段と、
表示手段と、
記憶手段と、
複数の発光手段と、を備え、
前記複数の発光手段は、前記遊技制御手段により制御される遊技制御手段側発光手段を含み、
前記記憶手段は、
特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶することが可能であり、
特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶する領域として、当該可変表示記憶領域と、該当該可変表示記憶領域よりも後の特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶する領域である第1保留記憶領域を含む複数の保留記憶領域と、を含む複数の記憶領域があり、
前記遊技制御手段は、特定識別情報の可変表示を実行するときに前記遊技制御手段側発光手段の態様を初期態様から最終態様まで切り替え可能であるとともに、該切り替えを複数回実行させることが可能であり、
前記演出制御手段は、特定識別情報の可変表示に関する情報が記憶されたときに前記表示手段に特定表示を表示させることが可能であり、
前記遊技制御手段は、
前記当該可変表示記憶領域に特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶しているときに、特定識別情報の可変表示を実行可能であり、
特定識別情報の可変表示が終了したときに、前記第1保留記憶領域に特定識別情報の可変表示に関する情報の記憶がある場合に次の特定識別情報の可変表示を実行可能であり、
始動領域に遊技媒体が進入したときに前記有利状態に制御されるか否かを判定し、
前記特定識別情報の可変表示を実行し、
前記判定の結果に基づいて、前記有利状態に制御される変動パターンである第1変動パターンと、前記有利状態に制御されない変動パターンである第2変動パターンと、前記有利状態に制御される変動パターンである第3変動パターンと、前記有利状態に制御されない変動パターンである第4変動パターンと、を含む複数の変動パターンのうちからいずれかの変動パターンを決定し、
前記第1変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第1コマンドを送信し、
前記第2変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第2コマンドを送信し、
前記第3変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第3コマンドを送信し、
前記第4変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第4コマンドを送信し、
前記演出制御手段は、
前記記憶手段に特定識別情報の可変表示に関する情報が記憶されていない状況において、始動領域を遊技媒体が通過した場合に、前記遊技制御手段側発光手段の態様が前記初期態様となってから前記最終態様となるまでの間に、前記特定表示の表示を開始し、
前記第1コマンドを受信した場合に、第1リーチで前記有利状態に制御されることを報知することが可能であり、
前記第2コマンドを受信した場合に、前記第1リーチで前記有利状態に制御されないことを報知することが可能であり、
前記第3コマンドを受信した場合に、第2リーチで前記有利状態に制御されることを報知することが可能であり、
前記第4コマンドを受信した場合に、前記第2リーチで前記有利状態に制御されないことを報知することが可能であり、
前記第1リーチは、該第1リーチに対応するタイトル表示を表示するタイトル表示パートと、前記有利状態に制御されるか否かの当否が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成され、
前記第2リーチは、該第2リーチに対応するタイトル表示を表示するタイトル表示パートと、前記有利状態に制御されるか否かの当否が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成され、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートの実行時間と前記第2リーチにおけるタイトル表示パートの実行時間とは異なり、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートおよび前記第2リーチにおけるタイトル表示パートは、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示の表示を開始してから定位置に表示されるまでの第1パートと、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示が前記定位置に表示されている第2パートと、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示が前記定位置に表示されている状態から表示を終了するまでの第3パートと、で構成され、
前記表示手段は、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートにおいて、前記第2パートが前記第1パートおよび前記第3パートよりも長く、該第1パートが該第3パートよりも長くなるように該第1リーチに対応するタイトル表示を表示し、
前記第2リーチにおけるタイトル表示パートにおいて、前記第2パートが前記第1パートおよび前記第3パートよりも長く、該第1パートが該第3パートよりも長くなるように該第2リーチに対応するタイトル表示を表示する、遊技機

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 8,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遊技機として、リーチ演出の開始時に、リーチ演出の種類を報知するタイトル表示を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。可変表示を実行可能であるとともに遊技者にとって有利な大当り遊技状態(有利状態)に制御可能であって、新たな始動入賞の発生によって可変表示に関する情報を含む保留記憶が発生すると、該保留記憶にもとづく保留表示を段階的に表示していく出現アニメーションの表示を実行可能なものがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-118411号公報
特開2016-97173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および特許文献2の機能や構成を有する遊技機において、商品性を高める余地があった。
【0005】
この発明は、上記の実状に鑑みてなされたものであり、商品性を高めた遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の遊技機は、
特定識別情報の可変表示を実行し、該特定識別情報の可変表示の結果として特定表示結果が導出されることで遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
遊技制御手段と、
演出制御手段と、
表示手段と、
記憶手段と、
複数の発光手段と、を備え、
前記複数の発光手段は、前記遊技制御手段により制御される遊技制御手段側発光手段を含み、
前記記憶手段は、
特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶することが可能であり、
特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶する領域として、当該可変表示記憶領域と、該当該可変表示記憶領域よりも後の特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶する領域である第1保留記憶領域を含む複数の保留記憶領域と、を含む複数の記憶領域があり、
前記遊技制御手段は、特定識別情報の可変表示を実行するときに前記遊技制御手段側発光手段の態様を初期態様から最終態様まで切り替え可能であるとともに、該切り替えを複数回実行させることが可能であり、
前記演出制御手段は、特定識別情報の可変表示に関する情報が記憶されたときに前記表示手段に特定表示を表示させることが可能であり、
前記遊技制御手段は、
前記当該可変表示記憶領域に特定識別情報の可変表示に関する情報を記憶しているときに、特定識別情報の可変表示を実行可能であり、
特定識別情報の可変表示が終了したときに、前記第1保留記憶領域に特定識別情報の可変表示に関する情報の記憶がある場合に次の特定識別情報の可変表示を実行可能であり、
始動領域に遊技媒体が進入したときに前記有利状態に制御されるか否かを判定し、
前記特定識別情報の可変表示を実行し、
前記判定の結果に基づいて、前記有利状態に制御される変動パターンである第1変動パターンと、前記有利状態に制御されない変動パターンである第2変動パターンと、前記有利状態に制御される変動パターンである第3変動パターンと、前記有利状態に制御されない変動パターンである第4変動パターンと、を含む複数の変動パターンのうちからいずれかの変動パターンを決定し、
前記第1変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第1コマンドを送信し、
前記第2変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第2コマンドを送信し、
前記第3変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第3コマンドを送信し、
前記第4変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第4コマンドを送信し、
前記演出制御手段は、
前記記憶手段に特定識別情報の可変表示に関する情報が記憶されていない状況において、始動領域を遊技媒体が通過した場合に、前記遊技制御手段側発光手段の態様が前記初期態様となってから前記最終態様となるまでの間に、前記特定表示の表示を開始し、
前記第1コマンドを受信した場合に、第1リーチで前記有利状態に制御されることを報知することが可能であり、
前記第2コマンドを受信した場合に、前記第1リーチで前記有利状態に制御されないことを報知することが可能であり、
前記第3コマンドを受信した場合に、第2リーチで前記有利状態に制御されることを報知することが可能であり、
前記第4コマンドを受信した場合に、前記第2リーチで前記有利状態に制御されないことを報知することが可能であり、
前記第1リーチは、該第1リーチに対応するタイトル表示を表示するタイトル表示パートと、前記有利状態に制御されるか否かの当否が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成され、
前記第2リーチは、該第2リーチに対応するタイトル表示を表示するタイトル表示パートと、前記有利状態に制御されるか否かの当否が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成され、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートの実行時間と前記第2リーチにおけるタイトル表示パートの実行時間とは異なり、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートおよび前記第2リーチにおけるタイトル表示パートは、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示の表示を開始してから定位置に表示されるまでの第1パートと、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示が前記定位置に表示されている第2パートと、
前記第1リーチに対応するタイトル表示または前記第2リーチに対応するタイトル表示が前記定位置に表示されている状態から表示を終了するまでの第3パートと、で構成され、
前記表示手段は、
前記第1リーチにおけるタイトル表示パートにおいて、前記第2パートが前記第1パートおよび前記第3パートよりも長く、該第1パートが該第3パートよりも長くなるように該第1リーチに対応するタイトル表示を表示し、
前記第2リーチにおけるタイトル表示パートにおいて、前記第2パートが前記第1パートおよび前記第3パートよりも長く、該第1パートが該第3パートよりも長くなるように該第2リーチに対応するタイトル表示を表示する。
この特徴によれば、上記実情を鑑み、商品性を高めた遊技機を提供することができる。
【0007】
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この実施例におけるパチンコ遊技機の正面図である。
この実施例におけるパチンコ遊技機の背面斜視図である。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
通常状態または時短状態での第1特図の可変表示における大当りの数値範囲と時短付きはずれの数値範囲を示す図である。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特徴部131SGにおけるパチンコ遊技機を示す正面図である。
特徴部131SGにおけるパチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
(A)は各乱数を示す説明図であり、(B)は表示結果判定テーブルを示す説明図であり、(C1)及び(C2)は大当り種別判定テーブルを示す説明図であり、(D)は各種大当りの内容を示す説明図である。
移行契機毎の時短回数決定テーブルを示す説明図である。
変動パターンの説明図である。
変動パターンの説明図である。
変動パターン種別判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
スーパーリーチのリーチ演出の期待度を示す説明図である。
スーパーリーチのリーチ演出間の期待度の差を示す説明図である。
演出制御コマンドを例示する図である。
遊技制御用データ保持エリアの具体例を示す説明図である。
演出制御用データ保持エリアの具体例を示す説明図である。
始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートである。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。
状態遷移を説明するための状態遷移図である。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
先読み予告演出の実行割合を示す説明図である。
可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。
停止図柄の決定割合を示す説明図である。
変動パターン別の演出制御パターンを示す説明図である。
変動パターン別の演出制御パターンを示す説明図である。
通常状態における可変表示中の演出の流れを示す図である。
時短状態A、確変状態における可変表示中の演出の流れを示す図である。
時短状態Bにおける可変表示中の演出の流れを示す図である。
低ベース弱リーチA演出の実行時における画像の推移を示す図である。
低ベース弱リーチA演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
低ベース弱リーチB演出の実行時における画像の推移を示す図である。
低ベース弱リーチB演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
低ベース強リーチA演出の実行時における画像の推移を示す図である。
低ベース強リーチA演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
低ベース強リーチA演出の悪い例を示す画像の推移を示す図である。
低ベース強リーチB演出の実行時における画像の推移を示す図である。
低ベース強リーチA演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
低ベース最強リーチ演出の実行時における画像の推移を示す図である。
低ベース最強リーチ演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
タイトル表示パートの変形例における画像の推移を示す図である。
高ベーススーパーリーチA~D演出の実行時における画像の推移を示す図である。
高ベーススーパーリーチA~D演出の実行状況を示すタイミングチャートである。
画像表示装置の表示領域においてタイトル文字が表示される位置を示す図である。
スーパーリーチ演出の演出時間を示す説明図である。
スーパーリーチ演出の演出時間同士の関係を示す説明図である。
スーパーリーチ演出のタイトル文字と飾り図柄との関係を示す説明図である。
期待度示唆表示の実行状況を示す説明図である。
選択演出の実行時における画像の推移を示す図である。
選択演出における次のタイトルに切り替わるまでの操作回数及び選択演出が実行された場合のスーパーリーチ演出の実行割合を示す説明図である。
可変表示中において実行可能な演出についての説明図である。
可変表示中において実行可能な演出の実行割合についての説明図である。
説明文表示演出において表示される説明文の表示状況を示す図である。
説明文表示演出において表示される説明文の表示状況を示すタイミングチャートである。
タイトル色変化演出の実行状況を示す図である。
タイトル色変化演出においてタイトル文字の色彩が変化するタイミングを示す図である。
操作促進演出Aの実行状況を示す図である。
操作促進演出Bの実行状況を示す図である。
操作促進演出Cの実行状況を示す図である。
操作促進演出Dの実行状況を示す図である。
操作促進画像の表示態様を示す図である。
大当り開始演出の実行状況を示す図である。
遊タイムまでの残回数の表示状況を示す図である。
遊タイム開始演出の実行状況を示す図である。
スーパーリーチ演出のタイトル文字、説明文文字、大当り開始演出のタイトル文字、操作促進文字の関係を示す説明図ある。
スーパーリーチ演出のタイトル文字等と遊タイム開始演出のタイトル文字等の関係を示す説明図ある。
遊技効果ランプの配置状態を示す図である。
LEDドライバへの出力の仕組みを説明するための図である。
輝度データテーブルを用いたランプ制御の一例を説明するための図である。
子テーブルのタイマ管理による孫テーブルを用いたランプ制御の一例を説明するための図である。
スーパーリーチ演出に用いられる輝度データテーブルを示す図である。
弱リーチ系共通タイトルの親テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系共通タイトルの子テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系共通タイトルの孫テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系共通タイトルの孫テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系共通タイトルの孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ赤の親テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ赤の子テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ赤の孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ赤の孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ赤の孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ金の親テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ金の子テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ金の孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ金の孫テーブルの設定内容を示す図である。
タイトル共通チャンスアップ金の孫テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系弱リーチA導入の親テーブルの設定内容を示す図である。
弱リーチ系弱リーチA導入の子テーブルの設定内容を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[形態1]
形態1-1の遊技機は、
特定識別情報(第1特図、第2特図)の可変表示を実行し、該特定識別情報の可変表示の結果として特定表示結果(「大当り」の特図表示結果)が導出されることで遊技者にとって有利な有利状態(大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
遊技制御手段(遊技制御用マイクロコンピュータ100)と、
演出制御手段(演出制御用CPU120)と、
表示手段(画像表示装置5)と、を備え、
前記遊技制御手段(遊技制御用マイクロコンピュータ100)は、
始動領域(第1始動入賞口、第2始動入賞口)に遊技媒体(遊技球)が進入したときに前記有利状態(大当り遊技状態)に制御されるか否かを判定し、
前記特定識別情報(第1特図、第2特図)の可変表示を実行し、
前記判定の結果に基づいて、前記有利状態に制御される変動パターンである第1変動パターン(大当り変動パターン)と、前記有利状態に制御されない変動パターンである第2変動パターン(はずれ変動パターン)と、を含む複数の変動パターンのうちからいずれかの変動パターンを決定し、
前記第1変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第1コマンド(大当り変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド)を送信し、
前記第2変動パターンを決定したときに、前記演出制御手段に第2コマンド(はずれ変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド)を送信し、
前記演出制御手段(演出制御用CPU120)は、
前記第1コマンドを受信した場合に、特定リーチ(スーパーリーチ演出)で前記有利状態(大当り遊技状態)に制御されることを報知することが可能であり、
前記第2コマンドを受信した場合に、前記特定リーチ(スーパーリーチ演出)で前記有利状態(大当り遊技状態)に制御されないことを報知することが可能であり、
前記特定リーチ(スーパーリーチ演出)は、該特定リーチに対応するタイトル表示(タイトル文字)を表示するタイトル表示パートと、前記有利状態に制御されるか否かの当否が報知されるまでの導入パートと、を含んで構成され、
前記表示手段(画像表示装置5)は、
前記特定識別情報(第1特図、第2特図)の可変表示に対応する装飾識別情報(飾り図柄)の可変表示を表示することが可能であり、
前記特定リーチ(スーパーリーチ演出)におけるタイトル表示パートの前に装飾識別情報(飾り図柄)をリーチ態様で表示し、該特定リーチにおけるタイトル表示パートにおいて、リーチ態様となった装飾識別情報(飾り図柄)の表示位置を用いるように該特定リーチに対応するタイトル表示(タイトル文字)を表示する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、装飾識別情報がリーチ態様で表示されたときに遊技者はいずれの装飾識別情報でリーチ態様となったかに注目するため、特定リーチにおけるタイトル表示パートにおいてリーチ態様となった装飾識別情報の表示位置を用いて特定リーチに対応するタイトル表示を表示させることで、タイトル表示にも自然に注目させることができ、結果として好適にタイトル表示を行うことができる。
【0010】
形態1-2の遊技機は、形態1-1に記載の遊技機であって、
前記特定リーチ(スーパーリーチ演出)におけるタイトル表示パートの前に装飾識別情報を第1サイズ(飾り図柄(大))のリーチ態様で表示し、その後に該リーチ態様で表示した装飾識別情報(飾り図柄(大))を該第1サイズよりも小さい第2サイズ(飾り図柄(小))で表示し、前記特定リーチ(スーパーリーチ演出)に対応するタイトル表示(タイトル文字)は、該第2サイズで表示されている装飾識別情報(飾り図柄(小))の表示位置を用いるように表示される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1サイズで表示されていた装飾識別情報が第2サイズとなることで遊技者の視線を集め、第2サイズとなった装飾識別情報の表示位置を用いて特定リーチに対応するタイトル表示を表示させることで、よりタイトル表示に注目させやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許