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公開番号2024009669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-23
出願番号2022111364
出願日2022-07-11
発明の名称パウチ保持具
出願人個人
代理人個人
主分類A47J 43/28 20060101AFI20240116BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】パウチの内容物の取出し作業等を容易とし、利便性を向上させたパウチ保持具を提供する。
【解決手段】パウチPの外周を囲う保持具本体1と、保持具本体1に設けられる挟持手段2と、を備え、挟持手段2は、パウチPに向かって所定の押圧力が付与されることで、保持具本体1と共にパウチPを挟持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パウチの外周を囲う保持具本体と、前記保持具本体に設けられる挟持手段と、を備え、
前記挟持手段は、前記パウチに向かって所定の押圧力が付与されることで、前記保持具本体と共に前記パウチを挟持する、パウチ保持具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記挟持手段は、前記保持具本体と共に、前記パウチのサイドシール部を挟持可能に構成されている、請求項1に記載のパウチ保持具。
【請求項3】
前記挟持手段は、前記パウチの一方のサイドシール部を挟持するための第一挟持手段と、前記パウチの他方のサイドシール部を挟持するための第二挟持手段と、を有する、請求項2に記載のパウチ保持具。
【請求項4】
前記第一挟持手段と前記第二挟持手段とは、別体に構成され、
前記第一挟持手段及び第二挟持手段は、それぞれ、前記保持具本体から外部に露出する第一本体部及び第二本体部と、前記第一本体部及び第二本体部に連接される第一押圧部及び第二押圧部と、前記第一本体部及び第二本体部から上下方向に沿って延びる第一回動軸部及び第二回動軸部と、を含み、
前記第一本体部及び第二本体部は、それぞれ、前記第一回動軸部及び第二回動軸部が前記保持具本体に軸支されることで、前記第一回動軸部及び第二回動軸部周りに往復回動可能に構成され、
前記第一押圧部及び第二押圧部は、それぞれ、前記第一本体部及び第二本体部の回動動作でもって、前記サイドシール部を前記保持具本体に押圧する、請求項3に記載のパウチ保持具。
【請求項5】
前記第一挟持手段と前記第二挟持手段とは、隣接して設けられ、
前記第一本体部には、前記第二挟持手段に向かって延び、前記第二本体部の内側面と対向する連動突起が設けられ、
前記連動突起は、前記第一本体部の回動動作でもって前記第二本体部を押圧し、前記第一本体部の回動方向と逆方向に前記第二本体部を回動させる、請求項4に記載のパウチ保持具。
【請求項6】
前記連動突起が前記第二本体部に当接した状態において、前記第一回動軸部の中心軸から前記連動突起と前記第二本体部との当接部分までの距離は、前記第二回動軸部の中心軸から前記当接部分までの距離よりも長くなるように構成されている、請求項5に記載のパウチ保持具。
【請求項7】
前記第二押圧部には、前記サイドシール部に向かって突設された爪状突起が、上下方向に沿って複数設けられている、請求項4~6の何れかに記載のパウチ保持具。
【請求項8】
前記第一本体部及び第二本体部の少なくとも何れか一方には、その前後方向に貫通して形成された小窓部が設けられている、請求項4~6の何れかに記載のパウチ保持具。
【請求項9】
前記保持具本体には、前記パウチの一側面に向かって突設された伝熱突起が形成され、
前記伝熱突起は、前記パウチの加熱膨張時において、平面視における前記パウチの略中央に当接することで、前記パウチの一側面を窪ませる、請求項1~6の何れかに記載のパウチ保持具。
【請求項10】
前記保持具本体は、前記パウチが載置される載置部を有する、請求項1~6の何れかに記載のパウチ保持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レトルト食品等が収容されるパウチを保持する、パウチ保持具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、レトルト食品やゼリー飲料等を包装するために、柔軟性のある包装体(所謂パウチ)が多用されてきた。
【0003】
パウチは、内容物が収容される空間を形成する本体部と、この本体部の外周をシールするシール部と、により構成されており、使用者は、シール部に設けられた切込みにより、パウチを開封することができる。
また、パウチによる包装は、密閉性や再封性に優れ、軽量であり、環境負荷の軽減にも繋がる等、様々なメリットがある。
【0004】
ここで、パウチに関する発明として、例えば、特許文献1には、食品などの内容物を蒸して調理することができ、均一な蒸しあがりを得ることのできる電子レンジ加熱用のパウチが記載されている。
【0005】
このパウチは、その内部に、調理される内容物のほか、内容物を挟んでその両側に水を充填した2個の独立した小パウチ構造が付帯しており、小パウチ構造には加熱によって水が気化してパウチ内部に通蒸する機構が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-210484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記のようなパウチは、内容物や用途等に合わせて、自立するタイプ(所謂スタンディングパウチ)と自立しないタイプとが使い分けられているが、何れのタイプのパウチについても、以下のような問題点が存在する。
【0008】
即ち、使用者は、加熱されたパウチ(特に本体部)を素手で把持した際、火傷の恐れがあることから、しっかりと把持できず、左右に設けられた切り口が繋がるように綺麗に開封することが困難となる。
また、これにより、切り離せずに残存した開封部分が、内容物の取出しの際の障害となる等の問題点が発生することとなる。
【0009】
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、パウチの内容物の取出し作業等を容易とし、利便性を向上させたパウチ保持具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、パウチの外周を囲う保持具本体と、前記保持具本体に設けられる挟持手段と、を備え、
前記挟持手段は、前記パウチに向かって所定の押圧力が付与されることで、前記保持具本体と共に前記パウチを挟持する。
(【0011】以降は省略されています)

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