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公開番号2024008179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022109822
出願日2022-07-07
発明の名称端子台
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 9/22 20060101AFI20240112BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本実施形態は、表示部が故障した場合にも端子台の通電状態を判別可能にし、作業者の安全性を向上させる。
【解決手段】本実施形態によれば、端子台は、第1端子と、表示部と、警告部と、を備える。第1端子は、ケーブルが接続される。表示部は、示部の光量が所定値以下であり、且つ前記第1端子に電圧が印加されている場合に警告を示す情報を発する。警告部は、表示部の光量が所定値以下であり、且つ前記第1端子に電圧が印加されている場合に警告を示す情報を発する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケーブルが接続される第1端子と、
前記第1端子に電圧が印加されている状態、及び電流が流れている状態の少なくともいずれかであることを示す表示部と、
前記表示部の光量が所定値以下であり、且つ前記第1端子に電圧が印加されている場合に警告を示す情報を発する警告部と、
を備える端子台。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記表示部は、発光素子により構成されており、
前記第1端子に電流が流れている場合に、前記発光素子に電流が流れて、前記発光素子が発光する、請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記第1端子と対向する第2端子の間に導体が接続されており、
前記導体に流れる電流に応じて電流を生成する検出回路部を更に備え、
前記発光素子は、前記検出回路部の生成する電流に応じて発光する、請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記検出回路部は、
前記導体を囲むように配置されるC字環形状の磁性体コアと、
前記C字環形状の対向する隙間に配置され、前記磁性体コアの磁束密度を電圧に変換するホール素子と、
前記電圧を前記電流に変換する変換素子と、を少なくとも有する、請求項3に記載の端子台。
【請求項5】
前記検出回路部は、
前記C字環形状の磁性体コア周方向に巻かれる2次巻線を更に有し、
前記2次巻線の一端は前記変換素子の出力端子に接続され、他端は前記発光素子に接続される、請求項4に記載の端子台。
【請求項6】
前記警告部は、前記第1端子と一端が電気的に接続され、他端が低電位側に電気的に接続され、受光量に応じて抵抗が変わる光検出センサを少なくとも有し、
前記警告部は、前記光検出センサの抵抗変動に応じて前記警告を示す情報を発する、請求項5に記載の端子台。
【請求項7】
前記警告部は、整流器を介して前記第1端子と一端が電気的に接続される、請求項6に記載の端子台。
【請求項8】
前記警告部は、前記警告を示す情報として音、及び光の少なくともいずれかを発する、請求項7に記載の端子台。
【請求項9】
前記第1端子に印可される電圧に応じて電圧を生成する検出回路を更に備え、
前記発光素子は、前記検出回路の生成する電圧に応じて発光する、請求項2に記載の端子台。
【請求項10】
前記第1端子を含む複数の第1端子と、
前記複数の第1端子とそれぞれ対向し、前記第2端子を含む複数の第2端子と、
前記複数の第1端子とそれぞれ対向する前記複数の第2端子との間にそれぞれ接続される複数の導体と、を備え、
前記C字環形状の前記磁性体コアは、前記複数の導体を囲むように構成される、請求項4に記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、端子台に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
端子台における向かい合う2つの端子は、端子台内部で短絡されているため、端子台を介することで、異なるケーブルを電気的に接続することができる。この端子台は、配電盤などの主回路がブレーカーに直結した状態で接続されている。それらの端子台は盤内に複数あり、盤内の他回路が充電中のなか、端子台へのケーブル接続を行う事が往々にしてある。
【0003】
このため、従来の端子台においては、通電状態を確認するための表示部を設けたものが存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-353710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、表示部の故障により、通電状態を確認できない恐れがある。
【0006】
本実施形態は、表示部が故障した場合にも端子台における端子の通電状態を判別可能にし、作業者の安全性を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態によれば、端子台は、第1端子と、表示部と、警告部と、を備える。第1端子は、ケーブルが接続される。表示部は、示部の光量が所定値以下であり、且つ前記第1端子に電圧が印加されている場合に警告を示す情報を発する。警告部は、表示部の光量が所定値以下であり、且つ前記第1端子に電圧が印加されている場合に警告を示す情報を発する。
【発明の効果】
【0008】
本実施形態によれば、表示部が故障した場合にも端子台の通電状態を判別可能にし、作業者の安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る端子台の概略的な構成例を示す上面図。
端子台の構成例を示す図。
第2実施形態に係る端子台の概略的な構成例を示す上面図。
第2実施形態に係る端子台の構成例を示す図。
第3実施形態に係る端子台の構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る端子台について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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