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公開番号2024007192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-18
出願番号2022108489
出願日2022-07-05
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240111BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】内部の空気の流路への干渉を抑制しつつ、配線部材の固定が可能なダクトユニットを備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像を前記シートに定着させる定着器(50)と、定着器(50)により発生するダストを外部に排気するダクトユニット200と、ダクトユニット200を制御する第2制御基板(130)と、を備える。ダクトユニット200は、ダストを含む空気の吸気口221bと、空気の排気口232と、第2制御基板(130)にワイヤハーネス236を介して電気的に接続されるファン231と、ファン231により発生する吸気口221bから排気口232までの気流の流路を形成するダクトと、を備える。ダクトには、ワイヤハーネス236が固定される取付穴238と、ワイヤハーネス236の配線を規制する突出部237と、が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像をシートに定着させる定着手段と、
前記定着手段により発生するダストを外部に排気するダクトユニットと、
前記ダクトユニットを制御する制御手段と、を備え、
前記ダクトユニットは、
前記ダストを含む空気の吸気口と、
前記空気の排気口と、
前記制御手段に配線部材を介して電気的に接続されるファンと、
前記ファンにより発生する前記吸気口から前記排気口までの気流の流路を形成するダクトと、を備えており、
前記ダクトには、前記配線部材が固定される取付穴と、前記配線部材の配線を規制する突出部と、が設けられていることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記取付穴は、前記ダクトの平面部に設けられることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記取付穴は、前記ダクトの正圧部分に設けられることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記突出部は、前記ダクトの負圧部分の外側に設けられることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記吸気口は、ダストを捕集するためのフィルタを備えていることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ダクトユニットは、前記吸気口が前記定着手段を向くように取り付けられることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記吸気口を有する第1ユニットと、
前記ファンと前記排気口を有する第2ユニットと、を備えており、
前記ダクトは、前記第1ユニットと前記第2ユニットとを連通して構成されることを特徴とする、
請求項1~6のいずれか1項記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の配線部材の固定技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、シートに転写されたトナー像を熱で溶融して該シートに定着させる定着器を備える。定着器は、例えば加熱ベルトと加圧ローラとを有し、加熱ベルトと加圧ローラとのニップ部でシートを挟持搬送する間にシートを加熱する。シートの挟持搬送時に、シートから加熱ベルトにトナーが移転することがある。このようなトナーの移転を防止するために、トナーにはワックスが含まれている。ワックスは、加熱されることでトナーから染み出し、加熱ローラとトナー像との界面に介在することで、トナーの移転を防止する。
【0003】
しかしながらワックスは、加熱されることで一部が気化する。気化したワックスは、空気中で冷やされることで凝縮してダストとなる。特許文献1は、画像形成装置から排気される空気の脱塵を行うダクトユニットの構成を開示する。このダクトユニットは、画像形成装置の外装面に沿って設けられる箱体と、画像形成装置の排気口から箱体に空気を導くダクトと、脱塵を行うフィルタと、箱体の排気口から排気するための気流を生成するファンと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-32833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ダクトユニットは、画像形成装置の内部に設けられてもよい。この場合、ダクトユニットは、画像形成装置内部の狭い空間を這い巡って外部へ排気することになる。そのためにダクトユニットは、一部に傾斜が設けられることもある。ダクトユニットのファンは、ワイヤハーネスのような配線部材により画像形成装置の制御装置に電気的に接続されている。ワイヤハーネスは、ダクトユニットに固定用の束線バンドにより取り付けられる。ダクトユニットには、束線バンドが挿し込まれる取付穴が設けられる。取付穴がダクトユニットの傾斜部分に設けられる場合、取付穴は、形成工程で形状が歪になる。そのために、取付穴は傾斜部分に設けられない。
【0006】
ダクトユニットの傾斜部分の近くにワイヤハーネスの損傷が生じやすい箇所がある場合、取付穴を傾斜部分に設けられないために、ワイヤハーネスを固定するためのガイド等の取付部材が用いられる。或いは、この場合、ワイヤハーネスがダクトユニットの傾斜部分を避けて取り回される。そのために、ダクトユニットの傾斜部分の近くにワイヤハーネスの損傷が生じやすい箇所がある場合、コストアップや作業性の低下の懸念がある。
【0007】
このような問題は、様々な構成部品が密に配置され、ワイヤハーネスの損傷を防止する必要がある画像形成装置において特に顕著になる。問題解決のためにダクトユニットの傾斜部分を避けて、無作為にワイヤハーネス固定用の取付穴を設けると、取付穴が空気の流路に干渉して、ダクトユニットの排気効率が低下する可能性がある。
【0008】
本発明は、上述の問題に鑑み、内部の空気の流路への干渉を抑制しつつ、配線部材の固定が可能なダクトユニットを備える画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の画像形成装置は、画像をシートに定着させる定着手段と、前記定着手段により発生するダストを外部に排気するダクトユニットと、前記ダクトユニットを制御する制御手段と、を備え、前記ダクトユニットは、前記ダストを含む空気の吸気口と、前記空気の排気口と、前記制御手段に配線部材を介して電気的に接続されるファンと、前記ファンにより発生する前記吸気口から前記排気口までの気流の流路を形成するダクトと、を備えており、前記ダクトには、前記配線部材が固定される取付穴と、前記配線部材の配線を規制する突出部と、が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、内部の空気の流路への干渉を抑制しつつ、配線部材の固定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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