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公開番号2024006298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022107054
出願日2022-07-01
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240110BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ロック手段の故障が発生した場合であっても、交換時期に達した交換部材を交換できない状態が長期化することを抑制することを課題とする。
【解決手段】トナーボトルなどの交換部材と、前記交換部材を着脱するための着脱口を開閉する開閉部材40aと、前記開閉部材を閉じた状態でロックするロック手段50とを有する画像形成装置であって、前記ロック手段の故障の検出を行う故障検出手段55を有することを特徴とするものである。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
交換部材と、
前記交換部材を着脱するための着脱口を開閉する開閉部材と、
前記開閉部材を閉じた状態でロックするロック手段とを有する画像形成装置であって、
前記ロック手段の故障の検出を行う故障検出手段を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記ロック手段のロック状態と非ロック状態とを切り替える制御を実施する制御手段を有し、
前記故障検出手段は、前記制御手段が前記制御を実施することにより、前記ロック手段がロック状態に切り替わらないロック状態故障、及び、前記制御手段の制御により前記ロック手段が非ロック状態に切り替わらない非ロック状態故障のうちの少なくとも一方の故障の検出を行うことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記ロック手段は、ソレノイドの動作により前記ロック状態と前記非ロック状態とが切り替わることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記開閉部材が開いた状態になることを規制する規制状態と該規制を解除する規制解除状態とに切り替え可能な規制部材と、
前記規制部材が前記規制状態であるか又は前記規制解除状態であるかを検知する検知手段とを有し、
前記故障検出手段における前記故障の検出の実施内容が、前記検知手段の検知結果に応じて異なることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記開閉部材は、前記ロック手段が非ロック状態になることに連動して開いた状態になるように構成されており、
前記故障検出手段は、前記検知手段の検知結果が前記規制状態であるときには、前記制御手段に前記ロック手段を非ロック状態に切り替える制御を実施させることにより、前記非ロック状態故障の検出を行い、前記検知手段の検知結果が前記規制解除状態であるときには、前記非ロック状態故障の検出を行わないことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置において、
前記故障検出手段が前記故障の検出を行う検出実施タイミングの際に前記検知手段の検知結果が前記規制解除状態であったとき、その後に前記検知手段が前記規制状態であることを検知した後のタイミングで、前記非ロック状態故障の検出を行うことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記故障検出手段が前記故障の検出を行う検出実施タイミングは、当該画像形成装置に電源投入されたタイミングを含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記故障検出手段が前記故障の検出を行う検出実施タイミングは、メンテナンス業者の指示を受け付けたタイミングを含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記故障検出手段により前記ロック手段の故障が検出されたとき、前記ロック手段の修理又は交換を促す報知処理を行う報知処理手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記交換部材は、画像形成により消費される消費材を収容する消費材収容器であることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、交換部材と、前記交換部材を着脱するための着脱口を開閉する開閉部材と、前記開閉部材を閉じた状態でロックするロック手段とを有する画像形成装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、トナーボトル(交換部材)を着脱するための着脱口を開閉するトナーボトルカバー(開閉部材)を備えた画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、装着されたトナーボトルが取り出せないように、トナーボトルカバーをロックするトナーボトルカバーソレノイド(ロック手段)が設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
交換部材の着脱口を開閉する開閉部材のロック手段が故障すると、開閉部材を開くことができなくなるので、ロック手段の修理又は交換が完了するまでは交換部材を交換できない。従来の画像形成装置では、交換部材の交換時期になりロック手段のロックが解除できないことを知った時に初めて、ロック手段の故障が判明する。そのため、交換部材の交換時期になってからロック手段の修理又は交換の準備を開始することになるので、交換時期に達した交換部材を交換できない状態が長期化するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、交換部材と、前記交換部材を着脱するための着脱口を開閉する開閉部材と、前記開閉部材を閉じた状態でロックするロック手段とを有する画像形成装置であって、前記ロック手段の故障の検出を行う故障検出手段を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ロック手段の故障が発生した場合でも、交換時期に達した交換部材を交換できない状態が長期化することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態におけるプリンタの概略構成を示す説明図。
同プリンタの前カバーを開いた状態を示す斜視図。
同プリンタの前カバーを開き、かつ、対応するボトルカバーを開いて、トナーボトル収納部からトナーボトルを引き出した状態を示す説明図。
同ボトルカバーを開いた状態を示す拡大斜視図。
(a)は、閉じた状態のボトルカバーをロック機構がロックしている状態をX方向から視た説明図。(b)は、ロック機構がロックを解除しており、ボトルカバーが開いた状態をX方向から視た説明図。
同ロック機構を構成するソレノイドの故障検出回路を含む駆動制御部の構成の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を、画像形成装置としての電子写真方式のカラープリンタ(以下、単にプリンタ100という)に適用した一実施形態について説明する。
なお、本発明を適用可能な画像形成装置は、本実施形態のものに限定されることはなく、インクジェット方式などの他の画像形成方式の画像形成装置であってもよいし、プリンタ以外の機能を備える画像形成装置であってもよい。
【0009】
まず、本実施形態におけるプリンタ100の構成について説明する。
図1は、本実施形態におけるプリンタ100の概略構成を示す説明図である。
このプリンタ100は、タンデム型のカラープリンタであり、本体筐体101内に配置された4つの潜像担持体としての感光体1a~1dを備える。4つの感光体1a~1dの上方には、中間転写体として中間転写ベルト3を備える中間転写装置が備わっている。
【0010】
4つの感光体1a~1d上には、互いに異なる色のトナー像がそれぞれ形成される。本実施形態の4つの感光体1a~1dには、ブラックトナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像およびイエロートナー像がそれぞれ形成される。なお、図1に示した感光体1a~1dはドラム状に形成されているが、感光体としては複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光体を用いることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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