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公開番号2024006176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022106830
出願日2022-07-01
発明の名称ポリエステルフィルムロール
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08J 5/18 20060101AFI20240110BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】近年の品質高度化に対応した、キズ欠点の少ないポリエステルフィルムロールを得ることを課題とする。
【解決手段】ポリエステルフィルムロールの巻き出しから巻き芯までの帯電量分布が0.9V以内且つ、幅方向の帯電量分布が0.6V以下であるポリエステルフィルムロール。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエステルフィルムロールの巻き出しから巻き芯までの帯電量分布が0.9kV以内且つ、幅方向の帯電量分布が0.6kV以下であるポリエステルフィルムロール。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
表面抵抗率が5×10
12
Ω/□以上2×10
14
Ω/□以下であるポリエステルフィルムを巻き取った請求項1に記載のポリエステルフィルムロール。
【請求項3】
JIS-Z1707(2019年)に準じた方法での突刺し試験で測定した突刺し強度が0.5N/μm以上、2.5N/μm以下であるポリエステルフィルムを巻き取った請求項1または2に記載のポリエステルフィルムロール。
【請求項4】
静摩擦係数が0.20以上、0.70以下であるポリエステルフィルムを巻き取った請求項1または2に記載のポリエステルフィルムロール。
【請求項5】
中心面平均粗さSRaが10nm以上50nm以下かつ中心面山高さSRpが300nm以上1000nm以下であるポリエステルフィルムを巻き取った請求項1または2に記載のポリエステルフィルムロール。
【請求項6】
厚さが20μm以上48μm以下であり、フィルム幅方向に対する配向主軸の傾き(配向角)が少なくともポリエステルフィルム幅方向5m幅にわたって5度以下であり、100℃30分間熱処理した後のフィルム長手方向の熱収縮率が0.5%以上2.5%以下、フィルム幅方向の熱収縮率が0.3%以上1.1%以下であり、偏光板離型用途に用いられるポリエステルフィルムを巻き取った請求項1または2に記載のポリエステルフィルムロール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は周期キズの少ないポリエステルフィルムに関する。更には、偏光板離型用途向けに好適なポリエステルフィルムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエステルフィルムは機械特性や熱特性、コシの強さやコストの観点から、工業材料用途として多用な用途に用いられている。特に最近では、電子部材関連の工程紙として、積層セラミックコンデンサのグリーンシートを成型するための離型フィルムや、液晶偏光板離型フィルム、ドライフィルムレジスト用基材などに用いられている。
【0003】
しかし、近年の各種用途の精密化などに伴い、ポリエステルフィルムには、これまで問題となっていなかった微細な欠点や、品質のバラツキも問題視されるようになって来た。ポリエステルフィルムを工程紙などとして用いて成形される成形体の品質は、ポリエステルフィルムの精度や品質、特に表面欠点の有無多少が大きく影響する。
【0004】
特許文献1では、窪み欠点数を削減し、表面粗さを制御することでフィルム表面の微細な欠点が少ない離型用ポリエステルフィルムについて開示されている。特許文献2では、表面粗さ、キズ個数を厳密に規定することで、光学フィルムの透明性を悪化させることなく、光学フィルムに転写するキズの個数を少なくすることで光学フィルムの歩留りを向上させるポリエステルフィルムが開示されている。
【0005】
特許文献3には、雰囲気の塵埃度、巻取時の面圧、張力を制御することで巻取工程にて発生するキズや異物化見込み等の欠点を防止し、優れた巻き品位とする方法が開示されている。
【0006】
特許文献4には、フィルムロールからの巻き出し時の帯電量とフィルム上の隆起状欠点数を制御することでセラミックグリーンシート上のピンホール等の欠陥を生じる方法が開示されている。
【0007】
特許文献5には、硬化型シリコーン樹脂からなる離型層を形成した離型フィルムを巻き取る際の走行中の巻取ロールの帯電の絶対値を0.5kV以下とすることで、表面が均一で混入異物が少ない、セラミックグリーンシートに欠陥を発生させない、薄層セラミックグリーンシート製造用離型フィルムロールの製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-007054号公報
特開2017-109329号公報
特開2001-39590号公報
特開2004-196873号公報
特開2006-181993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、これら技術では、緻密性、精密性が加速する現状では十分な解決が難しくなっている。そこで、本発明では近年の品質高度化に対応した、キズ欠点の少ないポリエステルフィルムロールを得ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、ポリエステルフィルムロールの巻き出しから巻き芯までの帯電量分布が0.9V以内且つ、幅方向の帯電量分布が0.6V以下とすることで上記課題を解決できることを見出した。本発明における好ましい一態様は以下の構成を有する。
(1)ポリエステルフィルムロールの巻き出しから巻き芯までの帯電量分布が0.9kV以内且つ、幅方向の帯電量分布が0.6kV以下であるポリエステルフィルムロール。
(2)表面抵抗率が5×10
12
Ω/□以上2×10
14
Ω/□以下であるポリエステルフィルムを巻き取った(1)に記載のポリエステルフィルムロール。
(3)JIS-Z1707(2019年)に準じた方法での突刺し試験で測定した突刺し強度が0.5N/μm以上、2.5N/μm以下であるポリエステルフィルムを巻き取った(1)または(2)に記載のポリエステルフィルムロール。
(4)静摩擦係数が0.20以上、0.70以下であるポリエステルフィルムを巻き取った(1)~(3)のいずれかに記載のポリエステルフィルムロール。
(5)中心面平均粗さSRaが10nm以上50nm以下かつ中心面山高さSRpが300nm以上1000nm以下であるポリエステルフィルムを巻き取った(1)~(4)のいずれかに記載のポリエステルフィルムロール。
(6)厚さが20μm以上48μm以下であり、フィルム幅方向に対する配向主軸の傾き(配向角)が少なくともポリエステルフィルム幅方向5m幅にわたって5度以下であり、100℃30分間熱処理した後のフィルム長手方向の熱収縮率が0.5%以上2.5%以下、フィルム幅方向の熱収縮率が0.3%以上1.1%以下であり、偏光板離型用途に用いられるポリエステルフィルムを巻き取った(1)~(5)のいずれかに記載のポリエステルフィルムロール。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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