TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024005200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022105276
出願日2022-06-30
発明の名称樹脂組成物およびその成形品
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08G 81/00 20060101AFI20240110BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】高い耐衝撃性を有しながら、流動性と低温靭性に優れた樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】少なくともポリアミド(A)、水酸基を末端に有するグラフト鎖により環状分子が修飾されたポリロタキサン(B)、前記ポリアミド(A)およびポリロタキサン(B)と反応する官能基により変性されたエラストマー(C)、ならびにシランカップリング剤(D)を配合してなる樹脂組成物であって、前記ポリアミド(A)の温度25℃で樹脂濃度0.01g/mlの98%濃硫酸溶液中で測定した相対粘度が1.5~2.5であることを特徴とする樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくともポリアミド(A)、水酸基を末端に有するグラフト鎖により環状分子が修飾されたポリロタキサン(B)、前記ポリアミド(A)およびポリロタキサン(B)と反応する官能基により変性されたエラストマー(C)、ならびにシランカップリング剤(D)を配合してなる樹脂組成物であって、前記ポリアミド(A)の温度25℃で樹脂濃度0.01g/mlの98%濃硫酸溶液中で測定した相対粘度が1.5~2.5であることを特徴とする樹脂組成物。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記ポリアミド(A)、ポリロタキサン(B)、およびエラストマー(C)の合計100重量部に対して、前記エラストマー(C)を10重量部以上30重量部以下配合してなる請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の樹脂組成物からなる成形品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリアミド(A)、水酸基を末端に有するグラフト鎖により環状分子が修飾されたポリロタキサン(B)、前記ポリアミド(A)およびポリロタキサン(B)と反応する官能基により変性されたエラストマー(C)、ならびにシランカップリング剤(D)を配合してなる樹脂組成物、ならびにそれを成形してなる成形品に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ポリアミドは、剛性、靭性などの機械的性質や熱的性質に優れるなど、エンジニアリングプラスチックとして好適な性質を有していることから、射出成形用を中心として、各種電気・電子部品、機械部品および自動車部品などの用途に広く使用されている。ポリアミド樹脂の耐衝撃性を改良する方法として、ポリアミド樹脂に柔軟なエラストマーを配合することが知られている。エラストマーを配合する技術としては、例えば、ポリアミド樹脂からなる連続相と、該連続相に分散された、α、β-不飽和カルボン酸で変性されたポリオレフィンからなる粒子状の分散相とからなるポリアミド系樹脂組成物(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
【0003】
一方、ポリアミドの靭性、特に低温での靭性を向上させる方法として、例えば、ポリアミド樹脂組成物中に、水酸基を末端に有するグラフト鎖により環状分子が修飾されたポリロタキサン、フェノキシ樹脂、およびアミノ基との反応性がある官能基を有するシランカップリング剤を配合して得られる樹脂組成物(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-31325号公報
特開2021-123710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたポリアミド樹脂組成物は、酸変性ポリオレフィンを配合することで、耐衝撃性を改良できるものの、流動性が悪化し、複雑または薄肉の成形品を得ることが難しいという課題があった。流動性を改良する技術としては、樹脂の分子量を小さくすることがよく知られているが、この場合、流動性と靭性にはトレードオフの関係があり、靭性が低下するという問題がある。
【0006】
一方、特許文献2に開示されたポリアミド樹脂組成物は、ポリロタキサン、フェノキシ樹脂、およびシランカップリング剤を配合することにより低温状態(-20℃から-40℃)における靱性(低温靭性)を向上させることができるものの、耐衝撃性が不十分という課題がある。
【0007】
本発明は、上記背景技術の課題に鑑み、高い耐衝撃性を有しながら、流動性と低温靭性に優れた樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
(1)少なくともポリアミド(A)、水酸基を末端に有するグラフト鎖により環状分子が修飾されたポリロタキサン(B)、前記ポリアミド(A)およびポリロタキサン(B)と反応する官能基により変性されたエラストマー(C)、ならびにシランカップリング剤(D)を配合してなる樹脂組成物であって、前記ポリアミド(A)の温度25℃で樹脂濃度0.01g/mlの98%濃硫酸溶液中で測定した相対粘度が1.5~2.5であることを特徴とする樹脂組成物。
(2)前記ポリアミド(A)、ポリロタキサン(B)、およびエラストマー(C)の合計100重量部に対して、前記エラストマー(C)を10重量部以上30重量部以下配合してなる(1)に記載の樹脂組成物。
(3)(1)または(2)に記載の樹脂組成物からなる成形品。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、高い耐衝撃性を有しながら、流動性と低温靭性に優れた樹脂組成物を提供することができ、これにより、高い耐衝撃性と優れた低温靭性を有する複雑な形状あるいは薄肉形状の成形品を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
織物
25日前
東レ株式会社
電池
1か月前
東レ株式会社
電池
1か月前
東レ株式会社
電池
1か月前
東レ株式会社
織物
1か月前
東レ株式会社
人工皮革
2日前
東レ株式会社
積層フィルム
8日前
東レ株式会社
RO用流路材
1か月前
東レ株式会社
多孔質フィルム
1か月前
東レ株式会社
分離膜エレメント
4日前
東レ株式会社
分離膜エレメント
3日前
東レ株式会社
有機EL表示装置
11日前
東レ株式会社
多層積層フィルム
8日前
東レ株式会社
投影画像表示部材
1か月前
東レ株式会社
熱交換素子用シート
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
東レ株式会社
ポリアミド樹脂組成物
11日前
東レ株式会社
分離膜及びその製造方法
1か月前
東レ株式会社
人工皮革およびその製造方法
2日前
東レ株式会社
ガス拡散電極基材の製造方法
1か月前
東レ株式会社
ポリエステル組成物の製造方法
3日前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
2日前
東レ株式会社
スラリー含浸シートの製造装置
17日前
東レ株式会社
複合仮撚糸及びそれを含む織編物
1か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリプロピレンフィルム
1か月前
東レ株式会社
重合装置および重合体の製造方法
1か月前
東レ株式会社
二軸配向ポリオレフィンフィルム
8日前
東レ株式会社
ポリエステルコポリマーの製造方法
4日前
東レ株式会社
3Dプリンター及び3次元造形方法
1か月前
東レ株式会社
多孔質中空糸膜およびその製造方法
4日前
東レ株式会社
ゴム補強用ポリエステル繊維コード
22日前
東レ株式会社
パターン上に塗布した液滴の検査方法
2日前
東レ株式会社
イムノクロマトアッセイ用メンブレン
1か月前
東レ株式会社
プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料
2日前
東レ株式会社
有機EL素子、表示装置および照明装置
1か月前
三井化学株式会社
共重合体組成物
1か月前
続きを見る