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公開番号2024002138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-11
出願番号2022101159
出願日2022-06-23
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20231228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】実際に手差しトレイにセットされた用紙の用紙長、紙幅、紙厚に応じて定着器の定着制御を変更して、MFP等の画像形成装置で通紙可能なあらゆる用紙に対応することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、手差しトレイと、前記手差しトレイから給紙される用紙に印刷を実行する印刷部と、前記印刷部により用紙に印刷された画像を定着させる定着器と、前記手差しトレイからの給紙時に用紙の紙幅および紙厚の少なくとも一方を測定する測定部と、前記画像形成装置の用紙設定で設定された用紙サイズと、前記手差しトレイにセットされた用紙の用紙サイズと、が異なる場合でも用紙への印刷を行う手差しフリーモードが選択された場合、前記測定部による紙幅および紙厚の少なくとも一方の測定結果に基づいて、前記定着器の定着制御を変更する定着制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手差しトレイと、
前記手差しトレイから給紙される用紙に印刷を実行する印刷部と、
前記印刷部により用紙に印刷された画像を定着させる定着器と、
前記手差しトレイからの給紙時に用紙の紙幅および紙厚の少なくとも一方を測定する測定部と、
画像形成装置の用紙設定で設定された用紙サイズと、前記手差しトレイにセットされた用紙の用紙サイズと、が異なる場合でも用紙への印刷を行う手差しフリーモードが選択された場合、前記測定部による紙幅および紙厚の少なくとも一方の測定結果に基づいて、前記定着器の定着制御を変更する定着制御部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記定着制御部は、前記手差しフリーモードが選択された場合、前記測定結果に基づいて、前記定着器の定着制御を、どんな用紙幅および紙厚の用紙が前記手差しトレイにセットされても印刷可能な定着制御に変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記定着器の定着制御は、前記定着器の目標温度の制御、および前記定着器が有するヒータの点灯時間の制御の少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記測定部は、さらに、前記手差しトレイから給紙中に用紙の用紙長を測定し、
前記定着制御部は、前記測定部による用紙長の測定が完了していない場合、前記画像形成装置で印刷可能な最長の用紙長に基づいて、前記定着器の定着制御を変更し、前記測定部による用紙長の測定が完了した場合、当該測定した用紙長に基づいて、前記定着器の定着制御を変更する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記定着制御部は、前記測定部により測定される紙幅と用紙長の組合せ、若しくは前記測定部により測定される紙厚と用紙長の組合せに基づいて、前記定着器の定着制御を変更する、請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
手差し印刷で、マシンの用紙設定で設定した用紙サイズと実際に手差しトレイにセットされた用紙サイズが異なっていても印刷できるように制御する技術(手差しフリーモード)が開発されている。特許文献1には、ユーザが実際にセットした用紙の紙厚を自動で設定する目的で、レジスト停止位置付近に紙厚を測定する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、手差しフリーモードでは、実際に手差しトレイにセットされた用紙を給紙する時に用紙長のみ測定しているので、細長い用紙が手差しトレイにセットされていると定着ユニット(定着器の一例)の端部が昇温してしまい、定着ユニットの破損、次印刷時に定着ユニットの端部の熱量過多によるオフセット等が発生する可能性がある。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、実際に手差しトレイにセットされた用紙の用紙長、紙幅、紙厚に応じて定着器の定着制御を変更して、MFP等の画像形成装置で通紙可能なあらゆる用紙に対応することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、手差しトレイと、前記手差しトレイから給紙される用紙に印刷を実行する印刷部と、前記印刷部により用紙に印刷された画像を定着させる定着器と、前記手差しトレイからの給紙時に用紙の紙幅および紙厚の少なくとも一方を測定する測定部と、前記画像形成装置の用紙設定で設定された用紙サイズと、前記手差しトレイにセットされた用紙の用紙サイズと、が異なる場合でも用紙への印刷を行う手差しフリーモードが選択された場合、前記測定部による紙幅および紙厚の少なくとも一方の測定結果に基づいて、前記定着器の定着制御を変更する定着制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、実際に手差しトレイにセットされた用紙の用紙長、紙幅、紙厚に応じて定着器の定着制御を変更して、MFP等の画像形成装置で通紙可能なあらゆる用紙に対応することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の外観の一例を示す図である。
図2は、本実施の形態にかかるカラープリンタの機構の一例を示す図である。
図3は、本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機のカセットの一例の拡大図である。
図4は、本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機のシステム構成の一例を示す図である。
図5は、本実施の形態にかかるレーザプリンタの印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の外観の一例を示す図である。本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機は、手差しトレイから給紙される用紙に印刷を実行可能な画像形成装置の一例である。また、本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機は、手差しフリーモードが選択可能な画像形成装置の一例である。ここで、手差しフリーモードは、フルカラーデジタル複写機の用紙設定で設定された用紙サイズと、手差しトレイ37にセットされた用紙の用紙サイズと、が異なる場合でも用紙への印刷を行うモードである。
【0010】
このフルカラーデジタル複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)30と、操作ボード20と、カラー原稿スキャナ10と、カラープリンタ(レーザプリンタ)100と、給紙バンク35の各ユニットと、を有する。また、ステープラおよび作像された用紙を積載可能なトレイ付きのフィニッシャ34と、両面ドライブユニット33と、大容量給紙トレイ36は、カラープリンタ100に装着されている。
(【0011】以降は省略されています)

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