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公開番号2024001426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-10
出願番号2022100053
出願日2022-06-22
発明の名称積層ポリエステルフィルムロール
出願人東レ株式会社
代理人
主分類B32B 27/36 20060101AFI20231227BHJP(積層体)
要約【課題】 本発明は、金属光沢調に優れ、色ムラを抑制した積層ポリエステルフィルムロールを提供することを課題とする。
【解決手段】 積層ポリエステルフィルムがコアに巻かれた積層ポリエステルフィルムロールであって、前記積層ポリエステルフィルムが以下の特徴1~5を全て備えることを特徴とする、積層ポリエステルフィルムロール。
特徴1:400~800nmの波長帯域における平均反射率が60%以上100%以下。
特徴2:1000~2000nmの波長帯域における平均反射率が1%以上15%以下。
特徴3:屈折率が異なる層が交互に合計99層以上積層された積層構成を有する。
特徴4:幅方向と平行な直線を11等分する各点における600~1000nmの波長帯域における平均反射率の最大値と最小値の差が1%以上10%以下。
特徴5:幅方向と平行な直線を11等分する各点におけるΔEが5より小さい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
積層ポリエステルフィルムがコアに巻かれた積層ポリエステルフィルムロールであって、前記積層ポリエステルフィルムが以下の特徴1~5を全て備えることを特徴とする、積層ポリエステルフィルムロール。
特徴1:400~800nmの波長帯域における平均反射率が60%以上100%以下である。
特徴2:1000~2000nmの波長帯域における平均反射率が1%以上15%以下である。
特徴3:屈折率が異なる層が交互に合計99層以上積層された積層構成を有する。
特徴4:幅方向と平行な直線を11等分する各点における600~1000nmの波長帯域における平均反射率の最大値と最小値の差が1%以上10%以下である。
特徴5:幅方向と平行な直線を11等分する各点におけるΔEが5より小さい。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記積層構成における屈折率の低い層をA層、屈折率の高い層をB層としたときに、前記A層の面内平均屈折率と前記B層の面内平均屈折率の差が0.040以上0.120以下である、請求項1に記載の積層ポリエスエルフィルムロール。
【請求項3】
前記A層の主成分がポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタレートであり、前記B層が、スピログリコールおよびシクロヘキサンジカルボン酸単位を主たる構成単位とする共重合ポリエステル樹脂を含む、請求項1または2に記載の積層ポリエステルフィルムロール。
【請求項4】
請求項1または2に記載の積層ポリエステルフィルムロールを構成する積層ポリエステルフィルムを用いてなる、加飾成形体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、色ムラを抑制した積層ポリエステルフィルムロールに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境意識の高まりにより、建材、自動車部品、携帯電話、家電やパソコンなどの成型部材の加飾で、溶剤レス塗装、メッキ代替などの要望が高まり、フィルムを使用した加飾方法の導入が進んでいる。加飾のデザインとしては、意匠性を高めるために木目調、布目調の他、金属調のデザインなどが用いられている。中でも金属調のデザインは高級感が引き出せるためニーズが高いが、金属で成型すると重量が大きくなるため、加飾用フィルム等の樹脂基材を用いて金属光沢調に加飾することが行われている。
【0003】
加飾用フィルムに求められる特性としては、成型部材の形状に追従できる成型性が重要であるが、例えば、冷蔵庫などの大型家電、自動車部品等の大面積の成型部材の加飾に用いる場合、色調ムラがあると外観品位を損なうため、色調の安定性も要求されている。
【0004】
そのような中で特許文献1には、金属光沢調の優れた意匠性と大面積においても色差を感じない色調安定性、耐押跡性を有し、またフローマークと呼ばれる外観不良を抑えた加飾用金属光沢調フィルムが開示されている。また、特許文献2には、彩度及び成型時の彩度変化が小さく、粘度特性と積層部の厚膜層による外観欠点の少ない積層フィルム、及びそれを用いた加飾成型体が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-164798号公報
特開2016-16883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1や2の技術では、外観不良の軽減はできるものの、厚み斑による色ムラの改善効果は十分でなかった。そこで本発明は、金属光沢調に優れ、かつ色ムラを抑制した積層ポリエステルフィルムロールを提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため下記の構成よりなる。すなわち、積層ポリエステルフィルムがコアに巻かれた積層ポリエステルフィルムロールであって、前記積層ポリエステルフィルムが以下の特徴1~5を全て備えることを特徴とする、積層ポリエステルフィルムロールである。
特徴1:400~800nmの波長帯域における平均反射率が60%以上100%以下である。
特徴2:1000~2000nmの波長帯域における平均反射率が1%以上15%以下である。
特徴3:屈折率が異なる層が交互に合計99層以上積層された積層構成を有する。
特徴4:幅方向と平行な直線を11等分する各点における600~1000nmの波長帯域における平均反射率の最大値と最小値の差が1%以上10%以下である。
特徴5:幅方向と平行な直線を11等分する各点におけるΔEが5より小さい。
【0008】
また、本発明の積層ポリエステルフィルムロールは以下の態様とすることもでき、これを用いて以下の成形加飾体とすることもできる。
(1) 積層ポリエステルフィルムがコアに巻かれた積層ポリエステルフィルムロールであって、前記積層ポリエステルフィルムが以下の特徴1~5を全て備えることを特徴とする、積層ポリエステルフィルムロール。
特徴1:400~800nmの波長帯域における平均反射率が60%以上100%以下である。
特徴2:1000~2000nmの波長帯域における平均反射率が1%以上15%以下である。
特徴3:屈折率が異なる層が交互に合計99層以上積層された積層構成を有する。
特徴4:幅方向と平行な直線を11等分する各点における600~1000nmの波長帯域における平均反射率の最大値と最小値の差が1%以上10%以下である。
特徴5:幅方向と平行な直線を11等分する各点におけるΔEが5より小さい。
(2) 前記積層構成における屈折率の低い層をA層、屈折率の高い層をB層としたときに、前記A層の面内平均屈折率と前記B層の面内平均屈折率の差が0.040以上0.120以下である、(1)に記載の積層ポリエスエルフィルムロール。
(3) 前記A層の主成分がポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタレートであり、前記B層が、スピログリコールおよびシクロヘキサンジカルボン酸単位を主たる構成単位とする共重合ポリエステル樹脂を含む、(1)または(2)に記載の積層ポリエステルフィルムロール。
(4) (1)~(3)のいずれかに記載の積層ポリエステルフィルムロールを構成する積層ポリエステルフィルムを用いてなる、加飾成形体。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、金属光沢調に優れ、かつ色ムラを抑制した積層ポリエステルフィルムロールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例で使用した多層積層合流装置の隔壁部を差し込んでいない状態を長手方向から観察したときの概略図である。
実施例で使用した多層積層合流装置に隔壁部を差し込む状態を厚み方向から観察したときの概略図である。
実施例で使用した多層積層合流装置の隔壁部を差し込んだ状態を長手方向から観察したときと、溝部分を拡大した概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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