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公開番号
2024000668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-01-09
出願番号
2022099495
出願日
2022-06-21
発明の名称
音響イコライザー装置
出願人
個人
代理人
主分類
H04R
3/04 20060101AFI20231226BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】スピーカーシステムの低音域の周波数特性の平坦化・改善が容易に図れる音響イコライザー装置を提供する。
【解決手段】A<Bの関係にある周波数Aと周波数Bにおいて,Aの周波数における利得>B以上の周波数における利得なる関係があり,周波数Aと周波数Bの間の利得は6dB/octで変化する周波数対利得特性と,C<Bの関係にある周波数Cを中心とするBEF(バンド・エリミネーション・フィルター)の周波数対利得特性を備え,周波数A,周波数B,周波数Cは対象とするスピーカーユニットの口径から一義的に設定,選択もしくは調整操作できる手段を備えた。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
低音域を受け持つスピーカーユニットの低音域の周波数対音圧特性をコントロールする装置であって,A<Bの関係にある周波数Aと周波数Bにおいて,Aの周波数における利得>B以上の周波数における利得なる関係があり,周波数Aと周波数Bの間の利得は6dB/octで変化する周波数対利得特性と,C<Bの関係にある周波数Cを中心とするBEF(バンド・エリミネーション・フィルター)の周波数対利得特性を備え,周波数A,周波数B,周波数Cは対象とするスピーカーユニットの口径から一義的に設定,選択もしくは調整操作できる手段を備えたことを特徴とする音響イコラーザー装置。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記周波数Aは周波数を調整する手段を備えることを特徴とする請求項1の音響イコラーザー装置。
【請求項3】
前記周波数Cを中心とするBEFの周波数Cにおける利得を調整する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項2の音響イコライザー装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件の発明は音響装置に属し,使用者がスピーカーシステムと増幅器を別々に用意してそれらを組み合わせて使用する形態の音響装置で用いるものであって,且つスピーカーや増幅器についての音響的・電気的専門的知識が浅い使用者でも,スピーカーから発生する低音域の音圧の周波数特性を容易に平坦化・改善・調整できるようにする装置に係る。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
第一の背景技術として,本件発明の発明者が取得した特許について説明する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6699957号
【0004】
特許文献1によれば,例えば発泡ウレタンのような小孔を有する弾性体や,柔軟で適当な密度で圧縮された繊維材で構成される音響抵抗物質により低音域の共振を機械的に抑制したスピーカーユニットをボックスに組み込み,それにより不足する低音の音圧を音圧が不足しはじめる周波数から低い周波数に向けて,スピーカーの最低共振周波数の0.5〜2倍まで6dB/octの利得の傾きで増加させるような周波数対利得特性を有するイコライザー回路で補正し,補正後にさらに不足する低い周波数の音圧をエンクロージャーの共振手段,例えばバスレフボックスのバスレフ共振で補うことで,小型のスピーカーユニットと当該スピーカーユニットを使用したスピーカーシステムでも従来にない低い周波数を再生可能な音響装置を構成することができる。
【0005】
しかしながらこのような音響装置は,スピーカーユニットとボックス,およびイコライザー回路を含む増幅器を,例えばテレビ受像器あるいはラジオ受信器のように一体で機能が完結する製品の一部分としてセット提供しなければ,専門知識のない一般ユーザーには十分な性能を提供できない。
【0006】
また,スピーカーシステム,増幅装置(アンプ),CDプレイヤー等の装置を別々に提供し,使用者が個人の嗜好に応じてこれらを組み合わせて使用する形態のオーディオ装置においても,これらの装置類のうち,少なくとも前述の機械的に共振を抑制したスピーカーユニットを組み込んだスピーカーシステムと,当該スピーカーシステム用の低音の音圧不足を補正するイコラーザー装置だけはセットで提供しなければ,目的とする低音から高音までの一葉な再生音圧を保証できない。
【0007】
なぜならば,低音用に使用するスピーカーシステムのスピーカーユニットや,それを組み込むボックス,共振抑制の程度等の諸元に応じて補正回路の補正特性を合せ込まなければならず,その補正特性の調整は,専門的な知識や相応の測定器具を使用する技術を有する者でなければはできないからである。
【0008】
前述の技術を有する者でなく音響的・電気的専門的知識が浅い層の一部にも,公開された製作事例やマニュアルを参考に,部品としてスピーカーユニットやボックス用の板材を購入し,自身でスピーカーシステムを組み上げる自作マニアが一般的に存在している。
【0009】
しかしながら,そのような自作マニアとよばれる層でさえ,前述した理由により特許文献1のような音響装置においては,低音域の周波数対音圧特性をうまく平坦化するイコライザーの製作や補正特性の調整は困難と考えられる。
【0010】
また,第二の背景技術としては,特許文献1によらない周知の技術,すなわち,共振を抑制しない在来技術による通常のスピーカーユニットとボックスによる,すなわち一般的なバスレフ形スピーカーシステム,あるいは一般的な密閉形スピーカーシステムと呼ばれるスピーカーシステムが存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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