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公開番号2023184490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-28
出願番号2023098293
出願日2023-06-15
発明の名称アロマ管理システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20231221BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者装置へリクエストしたアロマに近いアロマをデータベースから検索し装置が放出していた。データ構成やデータベースに市場で流通する仕組みが入り込む余地がなく、データの真正性確保や著作権者の保護などが明確ではなかった。
【課題を解決するための手段】インターネットを介して伝送されるアロマ発生用データ列パケット構造体をディフューザー装置で発生すべきアロマの種類を識別するためのアロマ種別識別情報を保持するための所定サイズのアロマ種別識別情報保持領域と、このアロマの属性を示す情報であるアロマ属性情報を保持するための所定サイズのアロマ属性情報保持領域とから構成した。さらには、NFT情報を保持するNFT情報保持領域を有する構成とした。データの真正性をブロックチェーン技術により確保し、NFTによって著作権を保護することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
計算機であるディフューザー装置(A)に読み取り実行可能に記載された所定サイズのアロマ発生用データ列パケット構造体であって、このパケット構造体のヘッダー又はペイロード格納部には、
前記ディフューザー装置(A)で発生すべきアロマの種類を識別するためのアロマ種別識別情報を保持するための所定サイズのアロマ種別識別情報保持領域と、
このアロマの属性を示す情報であるアロマ属性情報を保持するための所定サイズのアロマ属性情報保持領域と、
を有する、インターネットを介して伝送されるアロマ発生用データ列パケット構造体。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
NFT情報を保持するNFT情報保持領域をさらに有する請求項1に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体。
【請求項3】
後記するディフューザー装置(A)の制御情報出力部(AF)の制御情報のために用いられるディフューザー装置(A)制御情報保持領域をさらに有する請求項1または請求項2のいずれか一に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体。
【請求項4】
複数種類のアロマを混合して発生させるための原料であるアロマ発生原料を保持するアロマ発生原料保持部(AA)と、
保持されているアロマ発生原料の外部噴霧をするための発生原料別外部噴霧部(AB)と、
発生原料別外部噴霧部(AB)を制御する外部噴霧制御部(AC)と、
請求項1または請求項2のいずれか一に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体を取得するアロマ発生用データ列パケット構造体取得部(AD)と、
取得したアロマ発生用データ列パケット構造体に含まれるアロマ種別識別情報を取得するアロマ種別識別情報取得部(AE)と、
取得したアロマ種別識別情報に基づいて外部噴霧制御部(AC)に制御情報を出力する制御情報出力部(AF)と、
ネットワーク通信をするための通信部(AG)と、
を有するディフューザー装置(A)。
【請求項5】
請求項1または請求項2のいずれか一に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体を保持すると、
保持されているアロマ発生用データ列パケット構造体をネットワークを介して請求項4に記載のディフューザー装置(A)に出力するためのアロマ発生用データ列パケット構造体出力部(BB)と、
を有するアロマ発生用データ列パケット構造体サーバ装置(B)。
【請求項6】
アロマ発生用データ列パケット構造体をアロマ発生用データ列パケット構造体保持部(BA)に登録するアロマ発生用データ列パケット構造体登録部(BC)をさらに有する請求項5に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体サーバ装置(B)。
【請求項7】
請求項2に記載のNFT情報を取得するNFT情報取得部(CA)と、
取得したNFT情報を検証し、検証結果を取得するNFT情報検証部(CB)と、
取得した検証結果を出力する検証結果出力部(CC)と、
を有するNFT検証サーバ装置(C)。
【請求項8】
請求項1に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体を保持するアロマ発生用データ列パケット構造体保持部(DA)と、
保持されているアロマ発生用データ列パケット構造体を請求項4に記載のディフューザー装置(A)に対して出力するためのアロマ発生用データ列パケット構造体出力部(DB)と、
を有する記憶装置(D)。
【請求項9】
請求項4に記載のディフューザー装置(A)と、請求項5に記載のアロマ発生用データ列パケット構造体サーバ装置(B)と、からなるアロマ管理システム。
【請求項10】
外部噴霧制御部(AC)に対して制御情報を入力する制御情報入力部(EA)と、
制御情報を保持する制御情報保持部(EB)と、
保持されている制御情報を編集する制御情報編集部(EC)と、
保持されている制御情報に基づいてアロマ発生用データ列パケット構造体を生成するアロマ発生用データ列パケット構造体生成部(ED)と、
生成したアロマ発生用データ列パケット構造体をアロマ発生用データ列パケット構造体登録部(BC)に登録するために出力するアロマ発生用データ列パケット構造体出力部(EE)と、
を有するアロマ発生用データ列パケット構造体生成装置(E)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アロマのデータ化と、データ化されたアロマのアロマデータの管理システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
人間の五感に関し機械化すべくセンサが研究され、五感のデジタル化が進んでいる。最も研究が遅れていた嗅覚に関しては、匂い、香りを感じ取る人間の嗅覚受容体が400近くあることがわかってきたが、においのデジタル化はまだ途上にある。特定の匂いをカートリッジ化し、座席に発生装置を仕込んだ映画館などは出てきているが、要素成分を組み合わせて匂いを合成する標準的な仕組みは、まだ実用化されていない。
【0003】
特許文献1には、検索可能なデータベースに少なくとも基づいて、特定の香りが要求される状況を示す入力信号についての香り生成情報を導出し、デジタル制御可能な香り送出装置を動作させて、前記選択された香りを発生及び送出する方法が開示されている。前記データベース内には、香りの説明及び標識原料及び付随調合、化学物質パラメータ、消費者または個々のデータ優先、味覚及び知覚、ならびに/あるいは香り原料または組成の使用またはユーザへの送出を支配する規制上の制約、限定、パラメータ、または条件を記憶する。データベースに保持されている情報には、上記のように標識原料及び付随調合以外の情報も含まれていることの例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2018-516719号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の技術は、自身が欲しい香りを装置にリクエストすることで、要求に近い香りを装置が放出する、というものであり、リクエストする情報の形式や、これに基づいて香りを検索する情報の形式、香りの情報の形式などはブラックボックスであった。従って、香りに創造性が加えられたり、香り自身が進歩してより本物に近い香りや、より快感を呼び起こす香りへと進化したりするというプロセスが入り込む余地がなかった。これは、以上述べたとおり、香りの情報が予め定められたデータベースにブラックボックス化して固定されており、市場を流通するような仕組みが入り込む余地がなかったからである。
【0006】
また、特許文献1の技術では、原材料や組成を使用することの規制や、他のユーザデバイスへの有線または無線命令(伝送)のための関連する規制上の制約(すなわち、送出用の化学物質または化学物質濃度の限られた使用)に関しては情報としてデータに盛り込むことが記載されているが、データの真贋や、法規制には準じるが人に不快感を与えるような香りデータの伝送の規制や、データの著作権や使用権などに関して開示されていないという課題もあった。
【0007】
そこで本発明では、アロマ発生用データ列パケット構造体をインターネットを介して流通可能な所定の形式に限定した。インターネットを介して流通可能な形式に限定することによって、アロマ発生用データ列パケット構造体が市場を流通することを可能とし、多くのユーザが使用し評価可能とするとともに、同じ形式でデータを作る限り何人も自己のオリジナルなアロマ発生用データ列パケット構造体を作成可能として、アロマ発生用データ列パケット構造体に多くのユーザの独創性や個性を込めることを可能とした。つまり、アロマの世界が常に進歩し続けるような仕組みを創造した。
【0008】
においや香り(本願明細書では以下アロマと表記する)に関して、アロマを再現するためのアロマ発生用データ列パケット構造体について、調合に関する情報に加え、アロマの属性を示す情報であるアロマ属性情報を加えたアロマ発生用データ列パケット構造体を提供する。またデータのオリジナル性や使用権に関する情報としてNFT情報をさらに保持するアロマ発生用データ列パケット構造体を提供する。このようなアロマ発生用データ列パケット構造体を使用するディフューザー装置、アロマ発生用データ列パケット構造体サーバ装置、NFT検証サーバ装置、記憶装置の単体と、アロマ発生用データ列パケット構造体生成装置とからなるアロマ管理システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上のようなアロマ管理ステムに関する課題を解決するために、本願では
第一の発明として、
計算機であるディフューザー装置(A)に読み取り実行可能に記載された所定サイズのアロマ発生用データ列パケット構造体であって、このパケット構造体のヘッダー又はペイロード格納部には、
前記ディフューザー装置(A)で発生すべきアロマの種類を識別するためのアロマ種別識別情報を保持するための所定サイズのアロマ種別識別情報保持領域と、
このアロマの属性を示す情報であるアロマ属性情報を保持するための所定サイズのアロマ属性情報保持領域と、
を有する、インターネットを介して伝送されるアロマ発生用データ列パケット構造体を提供する。
【0010】
第二の発明として、第一の発明を基礎とする、
NFT情報を保持するNFT情報保持領域をさらに有するアロマ発生用データ列パケット構造体を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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