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公開番号2023184367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-28
出願番号2022098489
出願日2022-06-17
発明の名称管理装置及び管理システム
出願人株式会社英知
代理人
主分類G06Q 20/06 20120101AFI20231221BHJP(計算;計数)
要約【課題】優れた資産安定性と流通性とを適切かつ産業上有利に資産に付与することができる新規かつ有用な管理装置及び管理システムを提供する。
【解決手段】資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置であって、天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶する管理装置。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置であって、
天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、
前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶することを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記天体が、太陽、恒星、惑星、小惑星、衛星又は彗星である請求項1記載の管理装置。
【請求項3】
前記天体が、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、衛星又は彗星である請求項1又は2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記第1の記憶手段が、さらに前記資産の取引情報を含む請求項1~3のいずれかに記載の管理装置。
【請求項5】
前記取引情報が、デジタル通貨による取引情報を含む請求項4記載の管理装置。
【請求項6】
前記第2の記憶手段が、前記天体表面を1億以上の前記区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する前記区画特定情報を記憶する請求項1~5のいずれかに記載の管理装置。
【請求項7】
前記区画特定情報が、数字及び/又は記号からなる請求項1~6のいずれかに記載の管理装置。
【請求項8】
前記アドレスと共にログイン情報が前記第1の記憶手段に記憶されており、前記ログイン情報と共に前記資産の情報要求を受信した場合、前記アドレスと共に記憶されている前記区画特定情報を前記資産として送出する資産情報送出手段をさらに備える請求項1~7のいずれかに記載の管理装置。
【請求項9】
資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置と、前記資産を利用できる利用者のユーザー端末とが通信回線を介して通信可能に接続されている管理システムであって、
前記管理装置は、
天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、
前記第1の記憶手段が、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶することを特徴とする管理システム。
【請求項10】
前記天体が、太陽、恒星、惑星、小惑星、衛星又は彗星を含む請求項9記載の管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理システム及びこれらに適用されるプログラムに関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、商品の購入時等において電子マネーやポイントを付与することが行われている。電子マネーやポイントは、付与する際も通常、事務手数料等が発生せず、電子マネーやポイントを付与する側、付与される側の双方にとってもメリットの大きなものとなっている。そして、近年においては、電子マネーやポイント用の専用口座を用いて金融機関の管理サーバーにてポイントと貨幣とを交換できるように構成されたシステム等も検討されており(特許文献1)、デジタル通貨として、ますます利便性等の向上が図られている。
しかしながら、利便性が向上する一方で、インサイダー取引、マネーロンダリング、詐欺及びその他のデジタル通貨の悪用等の不正使用の問題があり、また、管理負担も大きく、管理手数料を取得する必要がある等の問題もあった。そのため、デジタル通貨の利便性を損なったり、管理負担を増やしたりすることなく、より安定的な資産として利用できる方策が待ち望まれていた。
【0003】
近年においては、デジタル通貨は、ブロックチェーン技術の進展もあり、不正使用等の問題を解決するのに有用なものとなってきているが、資産安定性に乏しく、発行総量の規制等をしても根本的な解決にはならず、依然としてハイリスク・ハイリターンの資産として利用されている。近年においては、資産安定性を向上させる目的で、例えば、資産安定性に優れた法定通貨(米ドル)に基づき、デジタル通貨(デジタルドル)を発行すること等が検討されている(特許文献2)。
しかしながら、発行にかかる法定通貨の処分等の手間やその管理負担が膨大であり、また、法定通貨からデジタル通貨を発行することそのものに貨幣の流通を妨げる等の重大な問題があり、実現性にも乏しく、結局のところ、通貨の良好な流通性を奏することが困難であり、このような方策も必ずしも満足のいくものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-9315号公報
米国特許出願公開第2020/0151682号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、優れた資産安定性と流通性とを適切かつ産業上有利に資産に付与することができる新規かつ有用な管理装置及び管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置であって、天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶する管理装置を用いれば、資産に対し、優れた資産安定性と流通性とを適切かつ産業上有利に付与することができることを知見し、このような管理装置及び管理システムが、上記した従来の問題を一挙に解決できることを見出した。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の発明に関する。
[1] 資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置であって、
天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、
前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶することを特徴とする管理装置。
[2] 前記天体が、太陽、恒星、惑星、小惑星、衛星又は彗星である前記[1]記載の管理装置。
[3] 前記天体が、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、衛星又は彗星である前記[1]又は[2]に記載の管理装置。
[4] 前記第1の記憶手段が、さらに前記資産の取引情報を含む前記[1]~[3]のいずれかに記載の管理装置。
[5] 前記取引情報が、デジタル通貨による取引情報を含む前記[4]記載の管理装置。
[6] 前記第2の記憶手段が、前記天体表面を1億以上の前記区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する前記区画特定情報を記憶する前記[1]~[5]のいずれかに記載の管理装置。
[7] 前記区画特定情報が、数字及び/又は記号からなる前記[1]~[6]のいずれかに記載の管理装置。
[8] 前記アドレスと共にログイン情報が前記第1の記憶手段に記憶されており、前記ログイン情報と共に前記資産の情報要求を受信した場合、前記アドレスと共に記憶されている前記区画特定情報を前記資産として送出する資産情報送出手段をさらに備える前記[1]~[7]のいずれかに記載の管理装置。
[9] 資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置と、前記資産を利用できる利用者のユーザー端末とが通信回線を介して通信可能に接続されている管理システムであって、
前記管理装置は、
天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、
前記第1の記憶手段が、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶することを特徴とする管理システム。
[10] 前記天体が、太陽、恒星、惑星、小惑星、衛星又は彗星を含む前記[9]記載の管理システム。
[11] 前記天体が、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、衛星又は彗星を含む前記[9]又は[10]に記載の管理システム。
[12] 前記第1の記憶手段が、さらに前記資産の取引情報を含む前記[9]~[11]のいずれかに記載の管理システム。
[13] 前記取引情報が、デジタル通貨による取引情報を含む前記[12]記載の管理システム。
[14] 前記第2の記憶手段が、前記天体表面を1億以上の前記区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する前記区画特定情報を記憶する前記[9]~[13]のいずれかに記載の管理システム。
[15] 前記区画特定情報が、数字及び/又は記号からなる前記[9]~[14]のいずれかに記載の管理システム。
[16] 前記管理装置は、さらに、アドレスとともにログイン情報を前記第1の記憶手段に記憶しており、前記ユーザー端末から前記ログイン情報と共に前記資産の情報要求を受信した場合、前記管理装置は、前記アドレスと共に記憶されている前記区画特定情報を前記資産として送出する資産情報送出手段をさらに有している前記[9]~[15]のいずれかに記載の管理システム。
[17] 資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置を、
天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段、及び
前記第1の記憶手段を、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶する手段としてそれぞれ機能させるプログラム。
[18] さらに、前記アドレスと共にログイン情報が前記第1の記憶手段に記憶されており、前記ログイン情報と共に前記資産の情報要求を受信した場合、前記アドレスと共に記憶されている前記区画特定情報を前記資産として送出する資産情報送出手段を機能させる前記[17]記載のプログラム。
【発明の効果】
【0008】
本発明の管理装置及び管理システムによれば、資産に対し、優れた資産安定性と流通性とを適切かつ産業上有利に付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の管理システムの好適な実施態様の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる利用者情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられるデジタル通貨取引情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる取引条件情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる他の取引条件情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる他の取引条件情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる資産変更情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられるデジタル通貨情報の一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる資産情報の一例を示す図である。
本発明においてユーザー端末のシステム構成の一例を、機能的ブロック図を用いて模式的に示す図である。
本発明において好適に実施される情報処理フローの一例を模式的に示す図である。
本発明において好適に用いられるブロックチェーンの構成の一例を説明する図である。
本発明において好適に用いられるブロックチェーンのトランザクションの構成の一例を説明する図である。
本発明において好適に用いられるブロックチェーンのトランザクションのデータ構造の一例を説明する図である。
本発明において好適に用いられるブロックチェーンのトランザクションのスクリプトの一例を説明する図である。
本発明において好適に用いられる区画特定情報確認画面の一例を説明する図である。
本発明において好適に用いられる区画特定情報確認画面の別の一例を説明する図である
本発明において好適に用いられる天体所有情報確認画面の一例を説明する図である
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の管理装置は、資産をブロックチェーン上に少なくともアドレスとともに記憶する第1の記憶手段を少なくとも有する管理装置であって、天体表面を複数の区画に分割し、それぞれの前記区画を特定する区画特定情報を記憶する第2の記憶手段を有しており、前記区画特定情報を前記資産として前記アドレスと共に記憶することを特長とする。
(【0011】以降は省略されています)

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