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公開番号2023179862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-20
出願番号2022092741
出願日2022-06-08
発明の名称移動体システム、建材、移動体、及び、移動体の移動方法
出願人学校法人立命館
代理人個人
主分類B61B 13/00 20060101AFI20231213BHJP(鉄道)
要約【課題】突起の対象面からの突出量を必要に応じて抑えることができる移動体システムを提供する。
【解決手段】移動体システム100は、対象面Sにおける軌道に沿って設けられ、突出方向に移動自在である複数の突起5と、突起と係合しつつ移動可能な移動体1と、突起の対象面からの突出量を変化させる突出量変化機構3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象面における軌道に沿って設けられ、突出方向に移動自在である複数の突起と、
前記突起と係合しつつ移動可能な移動体と、
前記突起の前記対象面からの突出量を変化させる突出量変化機構と、を備える
移動体システム。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記突出量変化機構は、前記移動体が前記突起に近接したことに反応して、前記移動体が近接した前記突起を前記対象面から突出した第1状態にするよう構成され、前記移動体から離反した前記突起を前記第1状態よりも突出量を小さくするよう構成されている
請求項1に記載の移動体システム。
【請求項3】
前記突出量変化機構は、前記移動体に設けられた引出部材からの力を受けた反応として、前記移動体が近接した前記突起を前記第1状態にするよう構成されている
請求項2に記載の移動体システム。
【請求項4】
前記力は磁力である
請求項3に記載の移動体システム。
【請求項5】
前記移動体は、前記突起と係合するレールを有し、
前記引出部材は、前記レールの端部に配置されている
請求項3に記載の移動体システム。
【請求項6】
前記レールは前記移動体の異なる複数の方向それぞれに設けられて、
前記引出部材は、前記複数の方向それぞれの前記レールの端部に配置されている
請求項5に記載の移動体システム。
【請求項7】
前記突出量変化機構は、前記移動体の近接を非接触で感知した反応として、前記移動体が近接した前記突起を前記第1状態にするよう構成されている
請求項2に記載の移動体システム。
【請求項8】
前記突出量変化機構は、前記移動体に設けられた引出部材からの力を非接触で受けた反応として、前記移動体が近接した前記突起を第1状態にするよう構成されている
請求項2に記載の移動体システム。
【請求項9】
移動体の移動の軌道を有する対象面を含む建材であって、
前記対象面における前記軌道に沿って設けられ、突出方向に移動自在に設けられた複数の突起を備え、
前記移動体は、前記突起と係合しつつ移動可能である
建材。
【請求項10】
前記移動体は、前記対象面から突出した第1状態にある前記突起と係合し、
前記移動体と係合していない前記突起を、前記第1状態よりも突出量が小さい位置に維持する部材をさらに備える
請求項9に記載の建材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体システム、建材、移動体、及び、移動体の移動方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特開2021-30922号公報(以下、特許文献1)などにおいて、対象面の軌道上に設けられた複数の突起を利用して移動体を移動させることができる移動体システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-30922号公報
【発明の概要】
【0004】
特許文献1の移動体システムでは、移動体は突起と係合しつつ、対象面の指示された位置に移動する。対象面は、壁面や天井面に取り付けられる。これにより、特許文献1の移動体システムでは、移動体を室内の指示された位置に自在に移動させることが可能になる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の移動体システムでは、対象面から突起が突出しているため、対象面が壁面や天井面に取り付けられると、美観に影響を及ぼす場合や、人や物体などが突起と衝突するなどの可能性もある。そのため、突起の対象面からの突出量を必要に応じて抑えることが望まれる。
【0006】
ある実施の形態に従うと、移動体システムは、対象面における軌道に沿って設けられ、突出方向に移動自在である複数の突起と、突起と係合しつつ移動可能な移動体と、突起の対象面からの突出量を変化させる突出量変化機構と、を備える。
【0007】
ある実施の形態に従うと、建材は、移動体の移動の軌道を有する対象面を含む建材であって、対象面における軌道に沿って設けられ、突出方向に移動自在に設けられた複数の突起を備え、動体は、突起と係合しつつ移動可能である。
【0008】
ある実施の形態に従うと、移動体は、突出方向に移動自在に複数の突起が設けられた対象面を、突起と係合しつつ移動可能な移動体であって、進行方向の前後の少なくとも一方に、突起の対象面からの突出量を変化させる突出量変化機構を備える。
【0009】
ある実施の形態に従うと、移動体の移動方法は、突出方向に移動自在に複数の突起が設けられた対象面を、突起と係合しつつ移動可能な移動体の移動方法であって、複数の突起のうちの第1の突起への移動体の接近に反応して、第1の突起を対象面から突出した第1状態にし、移動体から離反した第1の突起を第1状態よりも突出量を小さくする、ことを含む。
【0010】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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