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公開番号2023179340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-19
出願番号2022115163
出願日2022-07-19
発明の名称脱輪防止装置
出願人個人
代理人個人
主分類B60B 37/04 20060101AFI20231212BHJP(車両一般)
要約【課題】 構成簡単で、しかも高速で回転する大型車輌の大重量のタイヤホイールの脱落防止に十分に耐えられる脱輪防止装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 大型車輌のアクスルハブ10に装着されるタイヤホイール20の脱輪防止装置100は、アクスルハブ10の凹状溝部11に嵌め込まれる駒部材110と、駒部材110が嵌め込まれたアクスルハブ10を外周から覆う筒部材120と、駒部材120を凹状溝部11に押し当てる固定ネジ130とからなる。凹状溝部11とハブキャップ14との間に生ずる段差Dに筒部材120が当接された状態で、駒部材110は固定ネジ130で固定される。筒部材120の下端には、電動レンチ30のソケット31が収容可能な切欠き部又は凹部が形成され、脱輪防止装置100装着時の締め付け作業が可能になる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向に延びる複数の凹状溝部が形成されたアクスルハブに装着されるタイヤホイールの脱輪防止装置であって、
前記凹状溝部の少なくとも1つに嵌め込まれる駒部材と、
前記駒部材が前記凹状溝部に嵌め込まれた状態で前記アクスルハブを外周から覆う筒部材と、
前記筒部材に取り付けられ、前記駒部材を前記凹状溝部に押し当てる押圧手段とからなることを特徴とする脱輪防止装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記アクスルハブにはハブキャップが取り付けられて、前記凹状溝部と前記ハブキャップとによって段差が形成され、
前記押圧手段は、前記筒部材に形成された取付孔に螺合される固定ネジにて構成され、
前記駒部材は、外側端部が前記段差に当接された状態で、前記固定ネジで前記凹状溝部の内壁に押し当てられて、前記筒部材が前記アクスルハブに固定されることを特徴とする請求項1に記載の脱輪防止装置。
【請求項3】
前記駒部材には窪みが形成され、
前記筒部材には、前記駒部材の前記外側端部が前記段差に当接する状態で、前記窪みと対応する位置に前記取付孔が設けられ、
前記押圧手段を構成する前記固定ネジが前記取付孔に螺合されることを特徴とする請求項2に記載の脱輪防止装置。
【請求項4】
前記アクスルハブと前記筒部材は、係止片によって互いに連結されていることを特徴とする請求項2に記載の脱輪防止装置。
【請求項5】
前記係止片は、一端が前記筒部材の外側天面に当接し、他端が前記ハブキャップの上面にネジ止めされていることを特徴とする請求項4に記載の脱輪防止装置。
【請求項6】
前記筒部材の内側底部に、前記アクスルハブのハブボルト位置に対応して切欠き部又は凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の脱輪防止装置。
【請求項7】
前記筒部材の外周面には、脱輪防止部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の脱輪防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、大型車輌の脱輪防止装置に関し、特にリアハブのハブボルトの損傷時に有用な脱輪防止装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
大型車輌(例えば、大型貨物自動車)にあっては、車軸に設けられたハブ(アクスルハブ)にタイヤホイールを嵌め、このアクスルハブに設けられた取付用ボルト(ハブボルト)にタイヤホイール側の取付孔を挿入し、その後、ハブボルトにナットを螺合することで、アクスルハブにタイヤホイールを強固に固定している。
このような大型車輌にあっては、大重量のタイヤホイールが高速に回転するため、経時的な劣化(金属疲労等)で当該ハブボルトが折損することがある。
このハブボルトの折損が車輌の走行中に生じた場合、高速で回転しているタイヤホイールがアクスルハブから外れ、タイヤごと道路上を暴走し、他の車両に衝突したり、歩行者に当たる等、重大事故を発生する虞がある。
このためハブボルトの折損が生じた場合でも、アクスルハブからタイヤホイールが脱落(脱輪)しないようにした脱輪防止装置が、例えば、以下の特許文献により提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-75036号公報
特開2009-274465号公報
特許第3217724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このうち特許文献1は、ハブキャップを固定するためのシャフトボルト(取付ボルト)により脱輪防止金具をリアハブに取り付けてタイヤホイールの脱落を防止する技術を開示している。
また、特許文献2は、ホイールハブ(本願のアクスルハブ)の外周を囲む脱輪防止具を、2つのC字型ストッパ部材で構成し、2つのC字型ストッパ部材をボルトとナットでO字型でホイールハブに取り付ける技術を開示している。この脱輪防止具には内側に2つの凸部が形成され、この凸部がホイールハブ側の凹部(本願の凹状溝部)に嵌め込まれて脱落防止が図られている。
【0005】
また、特許文献3は、図25に示すように、ハブ2を外側から覆う内筒3と外筒7によってタイヤホイールの脱落を防止する脱輪防止装置を開示している。
この特許文献3では、ハブ2に嵌合させる内筒3は、外径がタイヤホイールの内径よりも大きく形成され、該内筒3の周壁にはハブ2の外周面の凹部(本願の凹状溝部)に対応する位置に支持孔4が形成されている。この支持孔4に上記凹部に係合するストッパブロック(本願の駒部材に対応)6が着脱可能に支持される。
ストッパブロック6は上記凹部に係合させた状態ではストッパブロック6の上面が内筒3の外周面から突出し、この状態で、内筒3に外筒7が嵌装される。
外筒7の内径は、突出した状態のストッパブロック6の外径に等しく、よって、外筒7は、内筒3に嵌装された際にストッパブロック6に係合する。
ストッパブロック6はボルト(本願の固定ネジに対応)8により内筒3から抜けないように抜け止めが形成されている。
【0006】
上記した特許文献1は、単に脱輪防止金具をシャフトボルトによりリアハブに固定する構成である。
また、特許文献2は、単にストッパ部材となるリング状の脱輪防止具に2つの凸部を設け、この2つの凸部を凹部に嵌め合わせる構成であり、かかる脱落防止具によってタイヤホイールがホイールハブから脱落しないようにしている。
特許文献1、2の脱輪防止装置(脱輪防止金具、脱輪防止具)のいずれも構造が極めて簡単であるものの、走行時に高速で回転する大重量のタイヤホイールの脱輪防止装置としての強度を保つことが困難である。これは、特許文献1の脱落防止金具も、特許文献2の脱落防止具も、特許文献3の筒状の部材(金属製の筒)のような十分な強度が確保できる部材ではないからである。
【0007】
一方、特許文献3は、図25に示すように、軸方向に十分な幅(高さ)のある内筒3と外筒7によってハブ2を覆う構成であり、かつ、ストッパブロック(駒部材)6が内筒3により軸方向に移動できない構造であるため、高速で回転する大重量のタイヤホイールの脱輪防止装置として十分に機能を発揮し得る。
しかし、この特許文献3の脱輪防止装置は、内筒3と外筒7の二重の筒構造であり、また、走行時(高速回転時)のストッパブロック6の軸方向の振動を防止するためには、ストッパブロック6の外側の面と外側7の内面とを精度良く一致させる必要があるなど、構造が複雑で設計も困難であり、部品点数も多く装置全体として高コストなものとなる。
また、ストッパブロック6が、依然として、内筒3の支持孔4内で振動し得る構造であるため、車輌の走行時に各部位にストレスがかかり得る構造となっており、脱輪防止装置自体に十分な耐久性を備えることが困難である。
本発明は、このような従来の文献に開示された脱輪防止装置の欠点を克服し、構成簡単で、しかも高速で回転する大重量のタイヤホイールの脱落を十分に防止でき、装置自体の耐久性も高められる脱輪防止装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため本願の第1の発明は、軸方向に延びる複数の凹状溝部が形成されたアクスルハブに装着されるタイヤホイールの脱輪防止装置であって、前記凹状溝部の少なくとも1つに嵌め込まれる駒部材と、前記駒部材が前記凹状溝部に嵌め込まれた状態で前記アクスルハブを外周から覆う筒部材と、前記筒部材に取り付けられ、前記駒部材を前記凹状溝部に押し当てる押圧手段とからなる。
また、本願の第2の発明は、第1の発明において、前記アクスルハブにはハブキャップが取り付けられて、前記凹状溝部と前記ハブキャップとによって段差が形成され、前記押圧手段は、前記筒部材に形成された取付孔に螺合される固定ネジにて構成され、前記駒部材は、外側端部が前記段差に当接された状態で、前記固定ネジで前記凹状溝部の内壁に押し当てられて、前記筒部材が前記アクスルハブに固定される。
【0009】
また、本願の第3の発明は、第2の発明において、前記駒部材には窪みが形成され、前記筒部材には、前記駒部材の前記外側端部が前記段差に当接する状態で、前記窪みと対応する位置に前記取付孔が設けられ、前記押圧手段を構成する前記固定ネジが前記取付孔に螺合される。
また、本願の第4の発明は、第2の発明において、前記アクスルハブと前記筒部材は、係止片によって互いに連結されている。
また、本願の第5の発明は、第4の発明において、前記係止片は、一端が前記筒部材の外側天面に当接し、他端が前記ハブキャップの上面にネジ止めされている。
【0010】
また、本願の第6の発明は、第1から第5の発明において、前記筒部材の内側底部に、前記アクスルハブのハブボルト位置に対応して切欠き部又は凹部が形成されている。
また、本願の第7の発明は、第1から第4の発明において、前記筒部材の外周面には、脱輪防止部が設けられている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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