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公開番号2023177993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-14
出願番号2022090995
出願日2022-06-03
発明の名称整髪料組成物
出願人株式会社ダリヤ
代理人
主分類A61K 8/87 20060101AFI20231207BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】弾力感およびしっとり感を付与し、掬いやすさ、のびおよび整髪力が良好な整髪料組成物を提供する。
【解決手段】(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、(B)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体またはアクリロイルジメチルタウリン塩共重合体から選ばれる1種以上、(C)ヒドロキシ酸エステル、(D)25℃で液状の炭化水素油を含有し、前記(A)成分の含有量が0.3~5質量%、前記(B)成分の含有量が0.05~1質量%である整髪料組成物により、弾力感およびしっとり感を付与し、掬いやすさ、のびおよび整髪力が良好な整髪料組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)疎水変性ポリエーテルウレタン
(B)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体またはアクリロイルジメチルタウリン塩共重合体から選ばれる1種以上
(C)ヒドロキシ酸エステル
(D)25℃で液状の炭化水素油
を含有し、前記(A)成分の含有量が0.3~5質量%、前記(B)成分の含有量が0.05~1質量%である整髪料組成物。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記(A)成分が(ステアレス-100/PEG-136/HDI)コポリマーまたは(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーから選ばれる1種以上である請求項1に記載の整髪料組成物。
【請求項3】
前記(B)成分が(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス-25)クロスポリマーまたは(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーから選ばれる1種以上である請求項1に記載の整髪料組成物。
【請求項4】
前記(C)成分の含有量が0.5~10質量%である請求項1に記載の整髪料組成物。
【請求項5】
前記(C)成分がリンゴ酸ジイソステアリルまたは乳酸オクチルドデシルから選ばれる1種以上である請求項1または請求項4に記載の整髪料組成物。
【請求項6】
前記(D)成分が重質流動イソパラフィンおよび、軽質流動イソパラフィンまたは流動イソパラフィンから選ばれる1種以上を併用することを特徴とする請求項1に記載の整髪料組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は整髪料組成物に関し、特に弾力感およびしっとり感を付与し、掬いやすさ、のびおよび整髪力が良好な整髪料組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、整髪料組成物にはジェル状、液状、クリーム状、バーム状、スプレー状等の様々な剤型があり、消費者はなりたいヘアスタイルに応じて好みの剤型の整髪料組成物を選択して使用する。近年ではしっとり感があり、自然なまとまりがあるヘアスタイルが人気であることから、しっとり感や適度な整髪力を付与することができるジェル状の整髪料組成物が消費者に需要がある。このようなジェル状の整髪料組成物は、ジェル状の剤型を形成するためにカルボマー等のアクリル酸系増粘剤やキサンタンガム等の多糖類増粘剤が配合されている。しかしながら、これらの増粘剤は配合量を増やすとのびが悪くなり、配合量を減らすと剤型が緩くなることにより液だれして掬いにくくなるという課題がある。また、ジェル状の整髪料組成物の整髪力を向上させるために増粘剤の配合量を増やすとごわつきを与えるだけでなく、自然なまとまりがあるヘアスタイルを作ることができないという課題がある。
【0003】
一方、消費者は趣向性の多様化により、整髪料組成物の使用感だけでなく、整髪料組成物の外観や感触も重要視しており、近年では弾力感がある整髪料組成物が消費者に需要がある。
【0004】
弾力感を持つ組成物として、従来のアクリル酸系増粘剤や多糖類増粘剤にはない独特の弾力感を付与する疎水変性ポリエーテルウレタンを配合する組成物が提案されている(特許文献1)。
【0005】
疎水変性ポリエーテルウレタンを配合する組成物は、適度な硬さを持つことに加え、組成物を指で押して負荷をかけたときに組成物の形状変化を伴って当該負荷に抗する適度な反発力を感じ、指を離すと形状が元通りに回復し、減衰振動を経て静止する特性を持つ。一方、負荷の大きさが限界を超えると形状が大きく変化して組成物が一気に崩れるような感触を持つ。
【0006】
このような疎水変性ポリエーテルウレタンを配合した毛髪化粧料として、特許文献2では、疎水変性ポリエーテルウレタン、ワックス、イオン性ビニルポリマー、アルコールを含有し、粘度が20,000~100,000mPa・sであることを特徴とする毛髪化粧料により弾力感、掬いやすさ、整髪力を改善することができることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-88868号公報
特開2006-62996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2では弾力感、掬いやすさ、整髪力についての検討はなされているが、ジェル状の整髪料組成物において消費者に求められるしっとり感、のびについての検討はなされていない。
【0009】
したがって、本発明は、弾力感およびしっとり感を付与し、掬いやすさ、のびおよび整髪力が良好な整髪料組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、鋭意検討した結果、(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、(B)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体またはアクリロイルジメチルタウリン塩共重合体から選ばれる1種以上、(C)ヒドロキシ酸エステル、(D)25℃で液状の炭化水素油を含有し、前記(A)成分の含有量が0.3~5質量%、前記(B)成分の含有量が0.05~1質量%である整髪料組成物を提供することにより、弾力感およびしっとり感を付与し、掬いやすさ、のびおよび整髪力が良好な整髪料組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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