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公開番号2023174838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-08
出願番号2023178926,2022572433
出願日2023-10-17,2021-04-16
発明の名称マルチリンクトラフィックインジケーションマップに対応する通信装置および通信方法
出願人パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ,Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04W 28/06 20090101AFI20231201BHJP(電気通信技術)
要約【課題】MLDを含むWLANネットワークにおいてバッファリングされたBUに関する追加情報をシグナリングするために必要なオーバーヘッドを減らす。
【解決手段】本開示のステーション(STA)は、非APマルチリンクデバイス(MLD)に属する複数のステーション(STA)のうちのSTAであって、前記複数のSTAの各々が、前記非AP MLDの対応するリンクで動作しており、前記STAは、トラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および開始AID情報を含むフレームを受信し、前記TIM要素は、前記非AP MLDのための1つまたは複数のバッファリングされたユニット(BU)の存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、前記開始AID情報は、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が前記フレームに存在する最小のAIDを示す、受信部と、前記フレームを受信処理する回路と、を備えている。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
非APマルチリンクデバイス(MLD)に属する複数のステーション(STA)のうちのSTAであって、前記複数のSTAの各々が、前記非AP MLDの対応するリンクで動作しており、前記STAは、
トラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および開始AID情報を含むフレームを受信し、前記TIM要素は、前記非AP MLDのための1つまたは複数のバッファリングされたユニット(BU)の存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、前記開始AID情報は、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が前記フレームに存在する最小のAIDを示す、受信部と、
前記フレームを受信処理する回路と、
を備えている、STA。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記フレームは、前記非AP MLDを対象とする前記フレームに、前記1つまたは複数のBUに関連する追加情報が存在するかどうかを示す存在ビットマップを含む、
請求項1に記載のSTA。
【請求項3】
前記追加情報は、リンクマッピングビットマップ(LMB)、リンク推奨(LR)、リンクセットビットマップ(LSB)、トラフィック識別子(TID)ビットマップ、アクセスカテゴリ(AC)ビットマップ、TID、およびACのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のSTA。
【請求項4】
前記TIM要素における前記PVMの第1の部分が、レガシーSTAおよび非MLD超高スループット(EHT)STAに割り当てられるAIDに関連付けられており、前記TIM要素における前記PVMの第2の部分が、非AP MLDに割り当てられるAIDに関連付けられており、前記TIM要素の前記第1の部分と前記第2の部分が重複しない、
請求項1に記載のSTA。
【請求項5】
非AP MLDに割り当てられるAIDに関連付けられる、前記TIM要素における前記PVMの前記第2の部分が、APに割り当てられるAIDに関連付けられる、前記TIM要素における前記PVMの第3の部分または前記第1の部分の直後から開始される、
請求項4に記載のSTA。
【請求項6】
前記フレームは、ビーコンフレーム、TIMフレーム、高速初期リンク設定(FILS)発見フレーム、および動作(OPS)フレームのうちの1つである、
請求項1に記載のSTA。
【請求項7】
非AP MLDのPVMと、MLDに属する非AP STAのPVMは、異なるTIM要素において伝えられる、
請求項1に記載のSTA。
【請求項8】
非APマルチリンクデバイス(MLD)に属する複数のステーション(STA)のうちのSTAのための通信方法であって、
トラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および開始AID情報を含むフレームを受信するステップであって、前記TIM要素は、前記非AP MLDのための1つまたは複数のバッファリングされたユニット(BU)の存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、前記開始AID情報は、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が前記フレームに存在する最小のAIDを示す、ステップと、
前記フレームを受信処理するステップと、
を含む通信方法。
【請求項9】
前記フレームは、前記非AP MLDを対象とする前記フレームに、前記1つまたは複数のBUに関連する追加情報が存在するかどうかを示す存在ビットマップを含む、
請求項8に記載の通信方法。
【請求項10】
前記追加情報は、リンクマッピングビットマップ(LMB)、リンク推奨(LR)、リンクセットビットマップ(LSB)、トラフィック識別子(TID)ビットマップ、アクセスカテゴリ(AC)ビットマップ、TID、およびACのうちの少なくとも1つを含む、
請求項8に記載の通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、通信装置に関し、より詳細には、マルチリンクトラフィックインジケーションマップに対応する方法および装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
今日、通信デバイスは、有線のコンピューティングデバイスと同じ機能をワイヤレスで動作させることが期待されている。例えばユーザは、自身の無線通信デバイスにストリーミングされる高解像度の映画をシームレスに視聴できることを期待している。これにより、通信デバイスに関する課題と、通信デバイスが無線接続するアクセスポイントに関する課題が生じている。
【0003】
米国電気電子学会(The Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)802.11グループは、これらの課題に取り組むため、最近になって802.11タスクグループ(TG)を立ち上げた。このような通信のための候補技術として、2.4GHz、5GHz、および6GHzの周波数帯におけるマルチリンク動作が認識されている。複数のリンクにわたるマルチチャネルアグリゲーションは、通信データのスループットを数倍に増やすための自然な方法である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アクセスポイント(AP)マルチリンクデバイス(MLD)と非AP MLDとの間のマルチリンク動作では、パワーセーブ(PS)モードで動作している関連する非AP STAのためのバッファリングされたトラフィック(BU:buffered traffic)を示すために、トラフィックインジケーションマップ(TIM:traffic indication map)要素がビーコンフレームまたはTIMフレームなどにおいて伝えられる。マルチリンク動作では、シングルリンク動作とは異なり、TIM要素内のBU指示だけでは、BUを取得するための推奨されるリンク、またはBUに関連付けられるTIDなど、BUに関する追加情報が提供されない。リンクマッピング、リンク推奨を含むリンクセット指示、TID(トラフィック識別子:traffic identifier)など、バッファリングされたBUに関する追加情報をシグナリングするための方法を使用できるが、非AP MLDがリンク/TID情報セット内の自身の位置を正しく把握するためには、後述するように、使用される方法にかかわらず、TIM要素において1に設定された各ビットに対して追加のビットマップが必要である。
【0005】
したがって、上述した課題を解決し、MLDを含むWLANネットワークにおいてバッファリングされたBUに関する追加情報をシグナリングするために必要なオーバーヘッドを減らす目的で、マルチリンクトラフィックインジケーションマップに対応する通信装置および通信方法が必要とされている。さらに、他の望ましい特徴および特性は、添付の図面および本開示の背景技術のセクションと合わせて考慮される、以下の詳細な説明および添付の請求項から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
非限定的かつ例示的な実施形態は、マルチリンクトラフィックインジケーションマップに対応する通信装置および通信方法の提供を容易にする。
【0007】
第1の実施形態において、本開示は、APマルチリンクデバイス(MLD)に属する複数のアクセスポイント(AP)のうちのAPであって、複数のAPの各々が、AP MLDの対応するリンクで動作しており、APが、以下の構成要素、すなわち、動作時に、トラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および存在ビットマップを含むフレームを生成する回路であって、TIM要素が、APまたはAP MLDに関連付けられる非AP STAまたは非AP MLDの一方のための1つまたは複数のバッファリングされたユニットの存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、存在ビットマップが、非AP STAまたは非AP MLDの一方を対象とするフレームに、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が存在するかどうかを示す、回路と、動作時に、フレームをリンクにおいて送信する送信機と、を備えている、アクセスポイント(AP)、を提供する。
【0008】
第2の実施形態において、本開示は、AP MLDに関連付けられる非アクセスポイント(非AP)マルチリンクデバイス(MLD)に属する複数のステーション(STA)のうちのSTAであって、複数のSTAの各々が、非AP MLDの対応するリンクで動作しており、STAが、以下の構成要素、すなわち、動作時に、リンクにおいてフレームを受信する受信機であって、フレームがトラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および存在ビットマップを含み、TIM要素が、非AP MLDのための1つまたは複数のバッファリングされたユニットの存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、存在ビットマップが、非AP MLDを対象とするフレームに、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が存在するかどうかを示す、受信機と、動作時に、フレームを処理する回路と、を備えている、ステーション(STA)、を提供する。
【0009】
第3の実施形態において、本開示は、通信方法であって、トラフィックインジケーションマップ(TIM)要素および存在ビットマップを含むフレームを生成するステップであって、TIM要素が、APまたはAP MLDに関連付けられる非AP STAまたは非AP MLDの一方のための1つまたは複数のバッファリングされたユニットの存在を示す部分仮想ビットマップ(PVM)を含み、存在ビットマップが、非AP STAまたは非AP MLDの一方を対象とするフレームに、1つまたは複数のBUに関連する追加情報が存在するかどうかを示す、ステップと、フレームをリンクにおいて送信するステップと、を含む、方法、を提供する。
【0010】
開示されている実施形態の追加の恩恵および利点は、本明細書および図面から明らかになるであろう。これらの恩恵および/または利点は、本明細書および図面の様々な実施形態および特徴によって個別に得ることができ、そのような恩恵および/または利点の1つ以上を得るために、実施形態および特徴のすべてが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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