TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2023173011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-12-07
出願番号
2022084945
出願日
2022-05-25
発明の名称
アルミニウム構造体
出願人
株式会社栄鋳造所
代理人
個人
主分類
H01L
23/36 20060101AFI20231130BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】軽量で、効率的な熱交換が可能なアルミニウム構造体を提供する。
【解決手段】一体成型されたアルミニウム構造体であって、本体と、多数の3次元網目状格子によって区画され、3次元状に連通する連通気孔を備え、前記3次元網目状格子は、骨格の直径が0.3mm~0.7mmであって、略切頂八面体を空間充填するように内部全体に設けられていることを特徴とする。従来技術と比較して、比表面積は大きく、圧力損失は小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一体成型されたアルミニウム構造体であって、
本体と、
多数の3次元網目状格子によって区画され、3次元状に連通する連通気孔を備え、
前記3次元網目状格子は、略切頂八面体形状で、骨格の直径が0.3mm~4mmであり、
前記本体内部に空間充填するように設けられていることを特徴とするアルミニウム構造体。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記3次元網目状格子において、骨格の直径が0.3mm~0.5mmであることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
【請求項3】
前記3次元網目状格子において、骨格の直径が0.5mm~0.7mmであることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
【請求項4】
前記3次元網目状格子において、容積が球相当径で2mm~2.5mmであることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
【請求項5】
前記3次元網目状格子において、骨格の直径が0.3mm~0.5mm、容積が球相当径で2mm~2.5mmあることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
【請求項6】
前記3次元網目状格子において、骨格の直径が0.5mm~0.7mmで、
容積が球相当径で2mm~2.5mmあることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
【請求項7】
前記3次元網目状格子において、骨格の直径が4mmで、
容積が球相当径で15mmあることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軽量で、効率の良い熱交換が可能なアルミニウム構造体に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ゲーム機器やパソコン等の電気・電子機器の高性能化が著しい。これらに用いられるCPUやMPUなどは、高度な演算処理を行うため、電力の消費が大きく、多量の熱が発生する。発生した熱による機器の故障を防ぐため、放出熱の冷却をする必要があり、例えば、ヒートシンクのような熱交換器の重要性が高まっている。
【0003】
一般的に、ヒートシンクに備えられているフィンの形状はピン型やプレート型である。このような形状となっているのは、流体の圧力損失をできるだけ減少させつつ、流体との接触面積を大きくすることで熱抵抗を小さくするためである。
【0004】
しかし、ピン型フィンのヒートシンクは、流体との接触面積を大きくすることが可能であるものの、フィンの間隔を著しく狭めると流体の圧力損失が大きくなってしまう。したがって、単位面積当たりに設置できるピンの本数には、限界があり、比表面積をさらに拡大することは難しいという課題がある。
【0005】
また、受熱面からの距離が長いほど、放熱効率が悪化することや強度の面から、フィンの高さに限界があることも課題である。
【0006】
一方、プレート型フィンのヒートシンクは、配置されたフィンによって区画された空間が流体経路となり、流体の圧力損失を最小限に抑えることができる。しかし、比表面積はピン型フィンのヒートシンクほど大きくできず、流体経路も限定されるため、設置場所が限られ、自由な構造設計ができないという課題がある。
【0007】
また、ピン型フィンと比較すれば、フィン高を高くできるものの、効率的な放熱を行うためには、フィンに厚みを持たせる必要があり、ヒートシンクの小型化が難しいことも課題である。
【0008】
このようにピン型フィン、プレート型フィンには、それぞれ長所と短所があり、使用の態様によって使い分けがなされている。また、フィンに使用する部材やフィンの形状を変更し、短所を補う工夫もされている。
【0009】
例えば、特許文献1では、多孔質構造体で形成されたフィンを使用して、比表面積を大きくする技術が開示されている。
【0010】
例えば、特許文献2では、ピン型フィンと基盤を組み合わせた形状を備えた技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
八木アンテナ
28日前
東ソー株式会社
絶縁電線
27日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
13日前
エイブリック株式会社
半導体装置
13日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
26日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
20日前
オリオン機械株式会社
電源装置
22日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
8日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
26日前
TDK株式会社
コイル部品
5日前
東京応化工業株式会社
基板支持体
8日前
株式会社ドクター中松創研
V3D半導体
7日前
日本無線株式会社
導波管接続構造
26日前
住友電装株式会社
コネクタ
20日前
光森科技有限公司
光源モジュール
14日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
18日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
株式会社CTK
アンテナ取付装置
5日前
マクセル株式会社
扁平形電池
12日前
矢崎総業株式会社
端子
8日前
ミクロエース株式会社
基板処理方法
1日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
28日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
5日前
AIメカテック株式会社
光照射装置
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
28日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
20日前
TDK株式会社
電子部品
27日前
株式会社日本触媒
被覆負極活物質の製造方法
4日前
グンゼ株式会社
導電性フィルム
25日前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
7日前
グンゼ株式会社
導電性フィルム
25日前
河村電器産業株式会社
速結端子
7日前
ミクロン電気株式会社
セメント抵抗器
15日前
続きを見る
他の特許を見る