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公開番号2023172190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-06
出願番号2022083824
出願日2022-05-23
発明の名称電子機器
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H01Q 1/52 20060101AFI20231129BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 各構成部品が必要とする機能・性能を満たした上で、小型化又は省スペース化を可能とする電子機器を提供する。
【解決手段】 電子機器1は、前面パネル11及び上面パネル13を有する筐体10と、筐体10に収容され、前面パネル11と対向する制御回路基板20と、制御回路基板20の上部において、制御回路基板20から前方に離れた位置で左右に延びるアンテナ30と、上面パネル13に配置される太陽電池40とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
前面パネル及び上面パネルを有する筐体と、
前記筐体に収容され、前記前面パネルと対向する制御回路基板と、
前記制御回路基板の上部において、前記制御回路基板から前方に離れた位置で左右に延びるアンテナと、
前記上面パネルに配置される太陽電池と
を備える、電子機器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記前面パネルは、開口部を有し、
前記アンテナの下方において、前記制御回路基板に実装され、前記開口部から前記筐体の外部に露出する表示部を備える請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記太陽電池は、当該太陽電池の前端が前記アンテナの前端から所定距離だけ後方に離隔する位置に配置される請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記太陽電池は、受光面が前方斜め上を向くように水平面に対して傾斜して配置される請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記筐体の内部において、前記制御回路基板の後方に配置される電池を備え、
前記制御回路基板は、前記電池の電力で動作する請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御回路基板は、前記太陽電池の電力で動作する請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記アンテナは、導体により形成され、平面視略U字状を有し、当該アンテナの両端部が前記制御回路基板に実装される請求項1又は2に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、デジタルピッキングシステムに用いる電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
工場や物流倉庫などにおいて、製品の組み立てに用いる部品や搬送する物品などのピッキング作業を効率的に行うために、デジタルピッキングシステムが利用されている。デジタルピッキングシステムは、部品又は物品を保管している保管棚に取り付けられる電子機器と、各電子機器へピッキングする部品又は物品の指示を送る制御装置とを備える。作業者は、電子機器の指示に従って部品又は物品を取りに行く。電子機器は、ピッキングを指示するための表示部と、表示部の表示を制御する制御回路基板と、制御装置と無線通信するためのアンテナと、アンテナ及び基板へ電力を供給する太陽電池とを備える。
【0003】
アンテナと太陽電池とを備える電子機器においては、通信電波の減衰やアンテナと太陽電池の結合を抑制するため、アンテナと太陽電池とは互いに影響を受けないように配置される必要がある。例えば、特許文献1では、アンテナと太陽電池と制御回路基板から構成された太陽電池ユニットにおいて、アンテナと太陽電池が表面視で重ならないようにして制御回路基板の表面と裏面とそれぞれ配置され、且つ、アンテナ部分は基板の非導体部に配置されている。これにより、アンテナが発する電波が太陽電池によって減衰されることを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6975859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、デジタルピッキングシステムで用いられる電子機器では、電子機器の設置場所及び作業者への視認性の関係で、電子機器が備える表示部、制御回路基板、アンテナ及び太陽電池が、電子機器の筐体の前面側に全て集中することが望ましくなる。特に表示部、アンテナ及び太陽電池は、筐体の前面側において筐体の表面付近に配置されることが望ましくなる。そのため、特許文献1のように、アンテナと太陽電池とを制御回路基板の表面と裏面とにそれぞれ配置するような構成とすることができない。このような電子機器において、表示部、制御回路基板、アンテナ及び太陽電池が必要とする機能・性能を満たした上で、筐体内の限られたスペースに配置することが難しいという問題がある。
【0006】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、各構成部品が必要とする機能・性能を満たした上で、小型化又は省スペース化を可能とする電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示によれば、電子機器は、前面パネル及び上面パネルを有する筐体と、筐体に収容され、前面パネルと対向する制御回路基板と、制御回路基板の上部において、制御回路基板から前方に離れた位置で左右に延びるアンテナと、上面パネルに配置される太陽電池とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、各構成部品が必要とする機能・性能を満たした上で、小型化又は省スペース化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電子機器の斜視図である。
図1の電子機器の前面パネル、上面パネル及び表示部を外した状態を示す斜視図である。
図1の電子機器のIII-III断面を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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