TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023171306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2023080134
出願日2023-05-15
発明の名称コネクタ
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人
主分類H01R 13/639 20060101AFI20231124BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】相手側コネクタに対する自動不完全嵌合拒絶機能を有しながらも斜めの嵌合を発生しにくくすることができるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング21は、嵌合方向に対して直交する第1方向に互いに離間して配置され且つ相手側コネクタに嵌り込むことにより相手側コネクタとの嵌合状態をロックする一対のロック片を有し、カバー部材31は、嵌合方向および第1方向の双方に直交する第2方向に互いに離間し且つカバー部材31の後端に向かって互いに近接するように傾斜した第1外側面31Cおよび第2外側面31Dを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
嵌合方向に沿って前方に移動することにより相手側コネクタに嵌合するコネクタであって、
電線の端部に接続されているコンタクトと、
前記コンタクトを保持するハウジングと、
前記ハウジングを保持するカバー部材と、
前記嵌合方向に沿ってスライド可能に前記ハウジングに保持されたスライダと、
前記カバー部材と前記スライダとの間に配置され且つ前記スライダに前記嵌合方向に沿った弾性力を作用させる弾性部材と
を備え、
前記ハウジングは、前記嵌合方向に対して直交する第1方向に互いに離間して配置され且つ前記相手側コネクタに嵌り込むことにより前記相手側コネクタとの嵌合状態をロックする一対のロック片を有し、
前記カバー部材は、前記嵌合方向および前記第1方向の双方に直交する第2方向に互いに離間し且つ前記カバー部材の後端部に向かって互いに近接するように傾斜した一対の外側面を有することを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記一対の外側面は、前記嵌合方向および前記第1方向の双方に沿って延びる平面に対して対称に配置されている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記コンタクトに接続された前記電線は、前記カバー部材の後端部における前記一対の外側面の間から前記嵌合方向に沿って後方に延びている請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記カバー部材は、前記電線を間に挟んで前記電線の両側に配置され且つ互いに結合可能に形成された第1カバーおよび第2カバーを含み、
前記一対の外側面は、前記第1カバーに配置された第1外側面と前記第2カバーに配置された第2外側面からなる請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
それぞれ対応する前記電線の端部に接続され且つ互いに平行に配置された2つの前記コンタクトを備える請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ハウジングは、前記カバー部材の前端部よりも前記嵌合方向に沿って前方に延び且つ前記相手側コネクタとの嵌合時に前記相手側コネクタの内部に挿入される前側筒状部を有し、
前記コンタクトは、前記前側筒状部内に配置され、
前記一対のロック片は、前記前側筒状部の外側において前記嵌合方向に沿って前方に延びている請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記スライダは、前記コネクタと前記相手側コネクタの完全嵌合状態において、前記一対のロック片に接触または近接することにより前記一対のロック片の変形を阻止するためのブロッキング梁部を有する請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記スライダは、前記嵌合方向に沿って前方に延び且つ弾性変形可能な一対の脚部を有し、
前記ハウジングは、前記スライダのスライド位置に応じて前記一対の脚部の先端に接触し且つ前記一対の脚部を弾性的に押し広げる脚部変形部を有する請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記スライダは、前記ハウジングに対して前記嵌合方向の後方に後退させる際に把持される把持部を有する請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記カバー部材の外周部を囲み且つ前記カバー部材に対して前記嵌合方向にスライド可能に配置されたリング形状のカラー部材を備え、
前記カラー部材は、内周部に配置され且つ前記嵌合方向において前記スライダに引っ掛かる段差部を有し、
前記カラー部材を前記カバー部材に対して前記嵌合方向の後方に後退させると、前記段差部が前記スライダに引っ掛かることにより前記スライダも後退する請求項1~5のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コネクタに係り、特に、相手側コネクタに対して自動不完全嵌合拒絶機能を有するコネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両のエアバックシステムは、点火装置に電気信号を供給してインフレータを作動させ、インフレータから発生したガスをエアバッグに充填することで、エアバッグが膨張する。インフレータを作動させるための電気信号は、電線の端部に接続されたコネクタを点火装置に装備されている相手側コネクタに嵌合することにより、電線を介して点火装置に供給される。
コネクタが相手側コネクタに対して完全に嵌合せず、いわゆる半嵌合等、不完全な嵌合状態になると、点火装置に電気信号を供給してエアバックシステムを正常に作動させることが困難になるおそれがあるため、不完全な嵌合状態を自動的に拒絶する機能を有するコネクタが開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、図37に示されるようなコネクタ1が開示されている。ハウジング2の後部がカバー部材3により覆われており、2本の電線4がカバー部材3からコネクタ1の後方に引き出されている。
図38に示されるように、カバー部材3の内部に、ハウジング2に対してスライド可能にスライダ6が配置され、板バネ7により前方に向かう弾性力を受けている。スライダ6は、前方の相手側コネクタ8に向かって突出した一対の弾性変形可能なロック片6Aを有し、ハウジング2の規制部2Aがロック片6Aの内側に接触することで、ロック片6Aの内側への変形が規制されている。
【0004】
コネクタ1を相手側コネクタ8に向けて押し込むと、図39に示されるように、ロック片6Aの突起6Bが相手側コネクタ8の凹部8Aの縁部に干渉することで、板バネ7の弾性力に抗してスライダ6がハウジング2に対してスライドし、ロック片6Aがハウジング2の規制部2Aからずれた位置となる。これにより、ロック片6Aが内側に弾性変形して、ロック片6Aの突起6Bと相手側コネクタ8の凹部8Aの縁部との間の干渉が解消され、板バネ7の復元力によりスライダ6が前方にスライドし、ロック片6Aが相手側コネクタ8の凹部8A内に挿入される。
【0005】
その結果、図40に示されるように、ロック片6Aの突起6Bが相手側コネクタ8の凹部8Aの内周面に形成されている溝8Cに収容され、また、電線4の端部に接続されたコネクタ1のコンタクトが相手側コネクタ8のコンタクトに電気的に接続されて、コネクタ1と相手側コネクタ8は完全嵌合状態となる。
ロック片6Aの突起6Bが相手側コネクタ8の溝8Cに完全に収容されない状態で、相手側コネクタ8に向けて押し込んでいたコネクタ1から手を放すと、板バネ7の復元力によりコネクタ1が相手側コネクタ8から離脱され、不完全な嵌合状態が自動的に拒絶されることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-353363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、嵌合方向に対してコネクタ1が相手側コネクタ8に向けて斜めに押し込まれることにより、例えば、スライダ6の一対のロック片6Aのうちの一方のみが相手側コネクタ8の溝8Cに収容され、他方のロック片6Aは溝8Cに収容されない状態が発生した場合には、スライダ6と相手側コネクタ8との間に大きい摩擦力が生じることとなる。この摩擦力が板バネ7の復元力よりも大きくなると、コネクタ1から手を放しても、コネクタ1が相手側コネクタ8から離脱されることはなく、不完全な嵌合状態が維持されてしまう。
【0008】
近年、エアバッグは、車両のステアリング、ダッシュボードのみならず、車両内の種々の位置に搭載される傾向にあり、点火装置が、車両の製造、点検等の作業を行う作業者から見にくい位置に配置されていると、直接目視することなくコネクタ1を相手側コネクタ8に嵌合する、いわゆるブラインド嵌合を余儀なくされることがある。このような場合には、特に、コネクタ1が相手側コネクタ8に向けて斜めに押し込まれやすくなる。
【0009】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、相手側コネクタに対する自動不完全嵌合拒絶機能を有しながらも斜めの嵌合を発生しにくくすることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明に係るコネクタは、
嵌合方向に沿って前方に移動することにより相手側コネクタに嵌合するコネクタであって、
電線の端部に接続されているコンタクトと、
コンタクトを保持するハウジングと、
ハウジングの後部を保持するカバー部材と、
嵌合方向に沿ってスライド可能にハウジングに保持されたスライダと、
カバー部材とスライダとの間に配置され且つスライダに嵌合方向に沿った弾性力を作用させる弾性部材と
を備え、
ハウジングは、嵌合方向に対して直交する第1方向に互いに離間して配置され且つ相手側コネクタに嵌り込むことにより相手側コネクタとの嵌合状態をロックする一対のロック片を有し、
カバー部材は、嵌合方向および第1方向の双方に直交する第2方向に互いに離間し且つカバー部材の後端に向かって互いに近接するように傾斜した一対の外側面を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友精化株式会社
蓄電デバイス
6日前
個人
バッテリ用交流電流供給回路
6日前
日新イオン機器株式会社
イオン源
18日前
学校法人東北学院
半導体製造方法
13日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
26日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
4日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
18日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
4日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
18日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
12日前
シャープ株式会社
操作パネル
8日前
大日本印刷株式会社
流路部材
8日前
TDK株式会社
電子部品
8日前
大同特殊鋼株式会社
負極活物質
26日前
TDK株式会社
コイル部品
4日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
TDK株式会社
コイル部品
4日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
株式会社東芝
半導体装置
26日前
AGC株式会社
アンテナモジュール
18日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
26日前
株式会社東芝
半導体装置
13日前
学校法人大阪産業大学
遮断器
4日前
TDK株式会社
複合電子部品
18日前
TDK株式会社
複合電子部品
26日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
18日前
オムロン株式会社
電磁石装置
26日前
富士電機株式会社
電磁接触器
26日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
18日前
AGC株式会社
平面アンテナ
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
26日前
続きを見る