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公開番号2023171240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2023037322
出願日2023-03-10
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 9/097 20060101AFI20231124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】低温定着性、転写性及び耐擦過性の全てを高いレベルで発現するトナーの提供。
【解決手段】結着樹脂、ワックス及び無機微粒子を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
トナーを用いて測定される流出開始温度をT1(℃)としたとき、該無機微粒子は30℃以上T1℃以下の温度範囲において常に、X線回折でもとめられる熱膨張係数が-0.1×10-6(/K)以下であり、
該ワックスの含有量が、該トナー粒子の質量を基準として3.0質量%以上20.0質量%以下であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂、ワックス及び無機微粒子を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
トナーを用いて測定される流出開始温度をT1(℃)としたとき、該無機微粒子は30℃以上T1℃以下の温度範囲において常に、X線回折でもとめられる熱膨張係数が-0.1×10
-6
(/K)以下であり、
該ワックスの含有量が、該トナー粒子の質量を基準として3.0質量%以上20.0質量%以下であることを特徴とするトナー。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
透過型電子顕微鏡を用いた該トナー粒子の断面観察において、該トナー粒子の表面から深さ500nmまでの表層領域におけるワックスの占める面積の割合Wsと、500nmより内側領域におけるワックスの占める面積の割合Wiの比が、下記式(1)を満たす請求項1に記載のトナー。
2.0≧Ws/Wi≧1.0 式(1)
【請求項3】
該無機微粒子の個数平均粒径が、0.1μm以上3.0μm以下である請求項1に記載のトナー。
【請求項4】
該無機微粒子の個数平均粒径が、0.5μm以上2.0μm以下である請求項1に記載のトナー。
【請求項5】
該トナー粒子中の無機微粒子の含有量が、1.0体積%以上10.0体積%以下である請求項1に記載のトナー。
【請求項6】
該無機微粒子が、負熱膨張性を有するリン酸ジルコニウムである請求項1に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式、静電印刷方式に用いられるトナーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式のフルカラー複写機が広く普及するに従い、高速印刷化や省エネルギー対応への要求がさらに高まっている。高速印刷に対応するため、定着工程においてトナーをより素早く溶融させる技術が検討されている。また、省エネルギー対応策として、定着工程での消費電力を低下させるために、トナーをより低い温度で定着させる技術が検討されている。
高速印刷に対応し、かつトナーの低温定着性を向上させるために、トナーの結着樹脂のガラス転移点や軟化点を下げ、かつシャープメルト性を有する結着樹脂を用いる方法がある。しかし、低温定着性を向上させたトナーは、トナーの内部凝集力が低く、印字された紙同士が擦れることでトナーが裏移りしてしまう、耐擦過性が低下してしまう課題があった。
上記課題を解決するために、特許文献1においては、トナー用バインダーの分子量を上げ、トナー定着物を固くすることが提案されている。また、特許文献2においては、トナー中のワックス量を増やしたり、染み出しやすくしたりすることでトナー定着物の表面摩擦係数を下げることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-191355号公報
特開2011-70002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のトナーは、耐擦過性が良化する一方で、トナーが硬くなることで低温定着性の悪化や溶融混練粉砕法では粉砕性が悪化してしまうことがわかった。
また、特許文献2に記載のトナーは、耐擦過性が良化する一方で、トナー表面のワックスが増加することでトナー表面の帯電むらが発生し、トナー同士の付着力が増加してしまうことで転写性が悪化してしまうことが分かった。
本発明は、低温定着性、転写性及び耐擦過性全てを高いレベルで発現するトナーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは鋭意検討した結果、トナー粒子中に熱膨張係数が-0.1×10
-6
(/K)以下である負の熱膨張性材料を内添することで、低温定着性、転写性及び耐擦過性を両立するトナーが得られることを見いだした。
すなわち、本発明は、結着樹脂、ワックス及び無機微粒子を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
トナーを用いて測定される流出開始温度をT1(℃)としたとき、該無機微粒子は30℃以上T1℃以下の温度範囲において常に、X線回折でもとめられる熱膨張係数が-0.1×10
-6
(/K)以下であり、
該ワックスの含有量が、該トナー粒子の質量を基準として3質量%以上20質量%以下であることを特徴とするトナーに関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、低温定着性、転写性及び耐擦過性の全てを高いレベルで発現するトナーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
トナー粒子となる樹脂粒子の熱処理に好適な装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明において、数値範囲を表す「○○以上××以下」や「○○~××」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
【0009】
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
【0010】
本発明のトナーは、結着樹脂、ワックス及び無機微粒子を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
トナーを用いて測定される流出開始温度をT1(℃)としたとき、該無機微粒子は30℃以上T1℃以下の温度範囲において常に、X線回折でもとめられる熱膨張係数が-0.1×10
-6
(/K)以下であり、
該ワックスの含有量が、該トナー粒子の質量を基準として3.0質量%以上20.0質量%以下であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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