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公開番号2023170371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2022082073
出願日2022-05-19
発明の名称観察装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 25/00 20060101AFI20231124BHJP(光学)
要約【課題】角膜反射像を良好に取得可能な観察装置を提供すること。
【解決手段】観察装置は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察装置であって、第1方向の直線偏光を透過し、第1方向に直交する第2方向の直線偏光を反射する反射型偏光子と半透過反射面とを含む観察光学系と、反射型偏光子を透過した光を、観察側を撮影する撮影装置に導く撮影光学系と、反射型偏光子の透過軸と直交する方向の偏光の波長850nmにおける透過率は、30%以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像表示面に表示された画像を観察するための観察装置であって、
第1方向の直線偏光を透過し、前記第1方向と直交する第2方向の直線偏光を反射する反射型偏光子と半透過反射面とを含む観察光学系と、
前記反射型偏光子を透過した光を、観察側を撮影する撮影装置に導く撮影光学系と、
前記反射型偏光子の透過軸と直交する方向の偏光の波長850nmにおける透過率は、30%以上であることを特徴とする観察装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記反射型偏光子は、平面状であることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
【請求項3】
前記半透過反射面は、観察側に凹面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の観察装置。
【請求項4】
前記観察光学系は、接合レンズを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の観察装置。
【請求項5】
前記接合レンズの接合面は、半透過反射面であることを特徴とする請求項4に記載の観察装置。
【請求項6】
前記観察光学系は、前記半透過反射面の画像表示面側に配置された透過型直線偏光子を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の観察装置。
【請求項7】
前記透過型直線偏光子の透過軸と直交する方向の偏光の波長850nmにおける透過率は、30%以上であることを特徴とする請求項6に記載の観察装置。
【請求項8】
前記観察光学系は、前記反射型偏光子の観察側に配置された透過型直線偏光子を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の観察装置。
【請求項9】
前記透過型直線偏光子と前記反射型偏光子の透過軸方位は、一致することを特徴とする請求項8に記載の観察装置。
【請求項10】
前記透過型直線偏光子の透過軸と直交する方向の偏光の波長850nmにおける透過率は、30%以上であることを特徴とする請求項8に記載の観察装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、観察装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像表示面に表示された原画像を、観察光学系を介して拡大表示し、大画面画像を使用者に与えることで、臨場感のある体験を提供する観察装置が知られている。特許文献1には、自由曲面プリズムを用いた対角46度の視野角の観察光学系と観察面からの光を、観察側を撮影する撮影装置に導く撮影光学系とを有する観察装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2015-508182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の観察装置において、観察光学系の視野角を更に拡大させる場合、自由曲面プリズムのサイズが大きくなり、観察光学系の厚みが増大してしまう。
【0005】
観察光学系を、反射型偏光子とハーフミラーとを用いて光軸上で観察光路を折り畳むトリプルパス光学系とすることで、視野角を拡大しつつ薄型化を実現することができる。また、観察光学系の一部を撮影光学系として使用する構成(観察系TTL構成)を適用することで、観察装置を小型化することができる。このとき、観察者の視線を検出するために観察者の角膜反射像を撮影する場合、反射型偏光子を透過した光が撮像装置に導かれる。
【0006】
図9は、空気中から屈折率1.33(角膜の屈折率相当)の屈折率界面への光線入射角に対する、S偏光とP偏光の反射率を示す図である。S偏光は光線入射角と反射角を含む面に垂直な偏光成分、P偏光は光線入射角と反射角を含む面に平行な偏光成分である。角膜からの反射光は、多くの入射角度領域でS偏光に偏る。したがって、反射型偏光子を透過した光を用いて角膜反射像を撮影する場合、反射型偏光子の透過軸方位や、光源と撮像装置の配置に依存して、角膜反射像が反射型偏光子で消光してしまう。
【0007】
本発明は、角膜反射像を良好に取得可能な観察装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての観察装置は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察装置であって、第1方向の直線偏光を透過し、第1方向と直交する第2方向の直線偏光を反射する反射型偏光子と半透過反射面とを含む観察光学系と、反射型偏光子を透過した光を、観察側を撮影する撮影装置に導く撮影光学系と、反射型偏光子の透過軸と直交する方向の偏光の波長850nmにおける透過率は、30%以上であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、角膜反射像を良好に取得可能な観察装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る観察装置の断面図である。
本発明の実施形態に係る観察装置における角膜反射光路図と撮像面上の角膜反射像を示す図である。
比較例の観察装置における角膜反射光路図と撮像面上の角膜反射像を示す図である。
実施例1の観察装置の断面図である。
偏光を利用する構成の説明図である。
実施例2の観察装置の断面図である。
実施例3の観察装置の断面図である。
実施例4の観察装置の断面図である。
屈折率界面における反射率を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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