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公開番号2023170360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2022082051
出願日2022-05-19
発明の名称打設シミュレーション装置
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E02D 5/34 20060101AFI20231124BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】コンクリートの打上がりに応じた作業手順を簡単に計画できる打設シミュレーション装置を提供する。
【解決手段】トレミー管及びケーシングを用いたコンクリートの打設をシミュレーションする打設シミュレーション装置であって、施工する場所打ちコンクリート杭の情報を受け付けると共に、トレミー管挿入長及びケーシング挿入長の下限管理基準を受け付ける入力受付部と、ミキサー車によってコンクリートを打設する打設工程、ケーシング・トレミー管を引抜く引抜工程を組み合わせた施工工程を構築して打設シミュレーション結果として出力する工程構築部と、工程構築部は、トレミー管挿入長及びケーシング挿入長が下限管理基準を下回らないように施工工程を構築する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
トレミー管及びケーシングを用いたコンクリートの打設をシミュレーションする打設シミュレーション装置であって、
施工する場所打ちコンクリート杭の情報を受け付けると共に、トレミー管挿入長及びケーシング挿入長の下限管理基準を受け付ける入力受付部と、
ミキサー車によってコンクリートを打設する打設工程、前記ケーシング・前記トレミー管を引抜く引抜工程を組み合わせた施工工程を構築して打設シミュレーション結果として出力する工程構築部と、
前記工程構築部は、前記トレミー管挿入長及び前記ケーシング挿入長が前記下限管理基準を下回らないように前記施工工程を構築することを特徴とする打設シミュレーション装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記工程構築部は、前記打設工程の実行によって、前記トレミー管挿入長と前記ケーシング挿入長との両方が前記下限管理基準を下回らない場合に、前記打設工程を設定し、前記打設工程の実行によって、前記トレミー管挿入長と前記ケーシング挿入長との何れか若しくは両方が前記下限管理基準を下回る場合に、前記引抜工程を設定することを特徴とする請求項1記載の打設シミュレーション装置。
【請求項3】
前記工程構築部は、各工程でのコンクリート天端を算出して出力し、前記引抜工程において、引き上げられた前記ケーシング・前記トレミー管の断面積を考慮して再計算した前記コンクリート天端を出力することを特徴とする請求項1記載の打設シミュレーション装置。
【請求項4】
前記入力受付部は、層厚ごとの土質及びN値を受け付け、
前記工程構築部は、前記引抜工程において、前記ケーシングが引き上げられた箇所の土質及びN値を考慮して再計算した前記コンクリート天端を出力することを特徴とする請求項3記載の打設シミュレーション装置。
【請求項5】
打設開始時刻と、各工程の所要時間とを受け付け、打設時間予測グラフを出力する施工管理部を具備することを特徴とする請求項1記載の打設シミュレーション装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、場所打ち杭工法をシミュレーションする打設シミュレーション装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
場所打ち杭工法では、一般に泥水中等でコンクリート打設が行われる。孔内でのコンクリートは締固めができないことから、トレミー管を用いて打設する。一般に、孔内の安定液等を良質なコンクリートに置換するためには、ケーシングやトレミー管のコンクリートへの挿入長は常に2m以上を確保する必要がある。挿入長が2mより短い場合、レイタンスや孔内水と混入し、品質低下を引き起こす可能性がある。一方、挿入長が10mより長いとコンクリートの流動性が悪い場合に品質不良のリスクが高まる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-303583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、打設前にトレミー管等の割付や生コン車の配車間隔を計画するが、コンクリートの打上がり状況に応じたトレミー管等の回収手順やコンクリートへの挿入長までを計画することは稀であった。さらに、杭径や杭長が異なるたびに、それらを再計画する作業に手間と時間を要する。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消し、コンクリートの打上がりに応じた作業手順を簡単に計画できる打設シミュレーション装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の打設シミュレーション装置は、トレミー管及びケーシングを用いたコンクリートの打設をシミュレーションする打設シミュレーション装置であって、施工する場所打ちコンクリート杭の情報を受け付けると共に、トレミー管挿入長及びケーシング挿入長の下限管理基準を受け付ける入力受付部と、ミキサー車によってコンクリートを打設する打設工程、前記ケーシング・前記トレミー管を引抜く引抜工程を組み合わせた施工工程を構築して打設シミュレーション結果として出力する工程構築部と、前記工程構築部は、前記トレミー管挿入長及び前記ケーシング挿入長が前記下限管理基準を下回らないように前記施工工程を構築することを特徴とする。
さらに、本発明の打設シミュレーション装置において、前記工程構築部は、前記打設工程の実行によって、前記トレミー管挿入長と前記ケーシング挿入長との両方が前記下限管理基準を下回らない場合に、前記打設工程を設定し、前記打設工程の実行によって、前記トレミー管挿入長と前記ケーシング挿入長との何れか若しくは両方が前記下限管理基準を下回る場合に、前記引抜工程を設定しても良い。
さらに、本発明の打設シミュレーション装置において、前記工程構築部は、各工程でのコンクリート天端を算出して出力し、前記引抜工程において、引き上げられた前記ケーシング・前記トレミー管の断面積を考慮して再計算した前記コンクリート天端を出力しても良い。
さらに、本発明の打設シミュレーション装置において、前記入力受付部は、層厚ごとの土質及びN値を受け付け、前記工程構築部は、前記引抜工程において、前記ケーシングが引き上げられた箇所の土質やそのN値を考慮して再計算した前記コンクリート天端を出力することを特徴とする請求項3記載の打設シミュレーション装置。
さらに、本発明の打設シミュレーション装置において、打設開始時刻と、各工程の所要時間とを受け付け、打設時間予測グラフを出力する施工管理部を具備しても良い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コンクリートの打上がりに応じた作業手順を簡単に計画でき、事前に杭やトレミー管等の杭情報を入力すれば、誰でも簡単に自動で打設シミュレーションが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る打設シミュレーション装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
図1に示す打設シミュレーション装置の動作を説明するフローチャートである。
図1に示す表示部に表示される杭情報入力画面例を示す図である。
図1に示す表示部に表示されるシミュレーション画面例を示す図である。
図1に示す工程構築部のシミュレーション動作を説明するフローチャートである。
図1に示す表示部に表示される杭形状入力画面例を示す図である。
図1に示す表示部に表示される打設予測画面例を示す図である。
図1に示す工程構築部のシミュレーション動作の変形例を説明する説明図である。
図1に示す携帯端末への表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態の打設シミュレーション装置10は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置であり、図1を参照すると、キーボード等の入力部11と、液晶ディスプレイ等の表示部12と、通信部13と、記憶部20と、制御部30とを備えている。
【0010】
通信部13は、有線もしくは無線で、直接もしくはLANやインターネット等のネットワークを介して、現場管理者が携帯するタブレット等の携帯端末100との間で各種データを送受信する機能を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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