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公開番号2023170045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2022081491
出願日2022-05-18
発明の名称読取装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20231124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 手操作型の画像読取装置は移送ローラーにより走査方向を副走査方向のみに制限しており、xy方向に自由に走査できる場合に走査速度および走査角度を正しくユーザに報知することができない。
【解決手段】 本発明は、手操作型の画像読取装置の走査速度および走査角度の報知方法に関し、詳しくは、xy方向に自由に走査できる画像読取装置において走査速度および走査角度が正常か警告、危険かを判断しユーザに報知する方法を提供する。本発明の画像読取装置は、読取開始位置と、終了位置、走査速度、走査角度を認識することのできる手段を有し、本体の移動量、角度を検出できる手段を有し、認識された走査速度および走査角度に応じて表示状態が変化する報知手段を有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像を読み取る読み取り手段を有し、読み取り処理の開始位置と現在位置を認識することのできる移動量検出手段と、読取装置の走査速度および走査角度を検出できる移動量算出手段と、算出された走査速度情報および走査角度情報をユーザに報知する報知手段を有することを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
走査速度をある一定時間ごとの移動量をある一定時間で割ることにより算出し、走査角度を現在位置と開始位置の座標から三角関数の公式により算出する移動量算出手段とを有する請求項1記載の読取装置。
【請求項3】
走査速度情報にしたがって報知手段の状態を制御する制御手段を有し、走査角度情報にしたがって報知手段の状態を制御する制御手段を有する請求項1記載の読取装置。
【請求項4】
報知手段を発光素子とする請求項1記載の読取装置。
【請求項5】
配列された報知手段である発光素子の一部の色を変えてある請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
発光素子の発光を制御し、被読み取り対象物からの反射を受光する受光素子からなる移動量検出センサを有する請求項1記載の読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は読取装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、手操作型の画像読取装置は移送ローラーにより走査方向を副走査方向のみに制限している。ここで主走査方向とは読取装置の移動方向に対して垂直な方向、副走査方向とは移動方向に対して平行な方向である。例えば、特許文献1では移送ローラーに付随するエンコーダーとフォトカプラによる速度検出手段を有する手操作型の読取装置において、走査速度に応じて1個ずつLEDを点灯させることで現在の走査速度が正常かどうかをリアルタイムで知らせるため、ユーザがより正確な一定速度調節を行えるので読み取り精度を向上させる装置である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-98586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1で開示された方法では移送ローラーを持たない手操作型の画像読取装置において、副走査方向以外の方向へ走査したときに正しい走査速度や走査角度がどの程度ずれているかをユーザに報知することができない。
【0005】
本発明の目的は、ユーザが最適な走査速度および走査角度でリアルタイムにかつ視覚的に確認、操作することができる読取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の読取装置は、画像を読み取る読み取り手段を有し、読み取り処理の開始位置と現在位置を認識することのできる移動量検出手段と、読取装置の走査速度および走査角度を検出できる移動量算出手段と、算出された走査速度情報および走査角度情報をユーザに報知する報知手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザ操作によって読取装置が操作された場合に、読取装置が検出した走査速度情報および走査角度情報をユーザに報知することで、読取装置はユーザに最適な走査速度および走査角度での操作を促すことができる。その結果ユーザは読取装置を最適な走査速度および走査角度でリアルタイムにかつ視覚的に確認することができる。さらにユーザは報知情報を確認することで、より正確な走査速度および走査角度の調節を行えるので、読み取り精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例1における読取装置の構成概略図である。
本発明の実施例1における読取装置の機能ブロック図である。
本発明の実施例1における読取装置のフローチャートである。
本発明の実施例1における走査速度情報による報知手段表示状態図である。
本発明の実施例1における走査角度情報による報知手段表示状態図である。
本発明の実施例1における読取装置の読取動作に応じた報知方法イメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を用いて説明する。
【実施例】
【0010】
以下、図を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。
(【0011】以降は省略されています)

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