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公開番号2023169679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-30
出願番号2022080947
出願日2022-05-17
発明の名称水底均し装置
出願人ミノツ鉄工株式会社
代理人個人
主分類E02D 15/10 20060101AFI20231122BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】グラブバケットと均し具とを連結して重錘として使用する水底均し装置において、均し具の底面の傾斜角度を水中捨石基礎の均し面の勾配に素早く対応させて、水中捨石基礎の圧密均し作業をスムーズかつ迅速に行うことができるようにする。
【解決手段】本発明の水底均し装置は、第1吊持ワイヤ25で吊持され開閉ワイヤ31でグラブ9が開閉されるグラブバケット3と、下面が平坦な底板43とを備える均し具4とを連結具42で連結して一体化することにより構成される。第1吊持ワイヤ25で吊持された水底均し装置は、グラブバケット3と第1吊持ワイヤ25の連結部分を支点にして、底板43が水平となる水平姿勢と、底板43が水平に対して傾く傾斜姿勢との間で吊持姿勢が変更できるようになっている。そして、均し具4の支持枠41に、吊持姿勢を変更するための第2吊持ワイヤ70が連結されるワイヤ連結部71が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1吊持ワイヤ(25)で吊持されるアッパブロック(7)と、アッパブロック(7)の下方に配され開閉ワイヤ(31)が連結されるロアブロック(8)と、ロアブロック(8)に回動可能に連結され、開閉ワイヤ(31)によるロアブロック(8)の昇降により開閉される複数のグラブ(9)とを備えるグラブバケット(3)と、
グラブバケット(3)が載置される支持枠(41)と、支持枠(41)とグラブバケット(3)との連結を担う連結具(42)と、支持枠(41)の下端に固定された下面が平坦な底板(43)とを備える均し具(4)と、を備え、
グラブバケット(3)に均し具(4)を連結具(42)で連結して一体化することにより構成される水底均し装置であって、
第1吊持ワイヤ(25)で吊持された水底均し装置は、グラブバケット(3)と第1吊持ワイヤ(25)の連結部分を支点にして、底板(43)が水平となる水平姿勢と、底板(43)が水平に対して傾く傾斜姿勢との間で吊持姿勢が変更できるようになっており、
均し具(4)の支持枠(41)に、吊持姿勢を変更するための第2吊持ワイヤ(70)が連結されるワイヤ連結部(71)が設けられていることを特徴とする水底均し装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
支持枠(41)は、閉姿勢にある複数のグラブ(9)が上下方向に抜き差し可能な上フレーム(48)と、底板(43)の上面に固定される下フレーム(47)と、これら上下のフレーム(48・47)を一体に接続する支柱(49)と、上フレーム(48)よりも下方に配される状態で下フレーム(47)に固定され、上フレーム(48)に上方から差し込まれた閉姿勢の各グラブ(9)を受け止める複数のグラブ受け(44)とを含み、
上フレーム(48)に第2吊持ワイヤ(70)が連結されるワイヤ連結部(71)が設けられている請求項1に記載の水底均し装置。
【請求項3】
グラブバケット(3)は、アッパブロック(7)と各グラブ(9)とを連結する複数のロッド(10)を備え、各ロッド(10)は、グラブ(9)に下連結軸(18)で相対回動可能に連結されており、
連結具(42)は、各ロッド(10)と上フレーム(48)とを連結しており、
グラブ(9)に対してロッド(10)を一体的に固定するロッド固定手段(86)が設けられている請求項2に記載の水底均し装置。
【請求項4】
グラブ(9)と上フレーム(48)との間に設けられ、グラブ受け(44)で受け止められたグラブ(9)が、上フレーム(48)側に近接移動することを阻止する移動規制手段(93)が設けられている請求項3に記載の水底均し装置。
【請求項5】
均し具(4)に、水平面に対する底板(43)の傾斜角度を表示する角度指標体(103)が設けられている請求項1から4のいずれかひとつに記載の水底均し装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防波堤等の水中捨石基礎の構築における圧密均しに用いられる重錘として使用される水底均し装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
本出願人は、水中捨石基礎の圧密均しに使用される重錘としての機能と、不使用時におけるグラブバケットを起立姿勢で載置するためのバケット架台としての機能を兼ね備えるバケット装着具を先に提案している(特許文献1)。この特許文献1のバケット装着具(均し具)は、グラブバケットが載置される支持枠と、支持枠とグラブバケットとの連結を担う連結具と、支持枠の下端に固定された底板とを備えている。支持枠上にグラブバケットを載置したうえで、連結具によりグラブバケットにバケット装着具を連結して一体化し該グラブバケットごとバケット装着具を上下動させることで、一体化したグラブバケットおよびバケット装着具(水底均し装置)を、水中捨石に対して圧密均し作業を行う均し用重錘として使用することができる。
【0003】
特許文献1では、ハンガーブロックに吊持ロープが連結されたグラブバケットにバケット装着具を連結し、この状態でグラブバケットを吊持すると、バケット装着具の底板は水平姿勢とされ、この底板の姿勢で均し作業を行うことで均し面は水平面に仕上げられる。また、ハンガーブロックにグラブバケットを斜めに吊り下げるための連結ピースを介して吊持ロープを連結し、この状態でグラブバケットを吊持すると、バケット装着具の底板は傾斜姿勢とされ、この底板の姿勢で均し作業を行うことで均し面は一定の勾配の傾斜面に仕上げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5522812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
水中捨石基礎における均し面は水平面だけでなく勾配を有する傾斜面も存在する。また、傾斜面においても勾配は一定ではなく、傾斜面が複数の勾配で構成される場合もある。しかし、特許文献1のグラブバケットとバケット装着具とが連結された重錘では、複数の勾配で構成される傾斜面の均し作業を行う場合、グラブバケットを異なる傾き度合に吊持するための連結ピースを種々用意し、均し面の勾配に応じて連結ピースを適応するものに交換する必要がある。また、この連結ピースの交換は、グラブバケットとバケット装着具とを水中から引き揚げ、一旦甲板上に載置した状態で吊持ロープおよび連結ピースを分解したのち、再度これらを組み付けなければならず、一連の作業に手間と時間を要する。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、グラブバケットと均し具とを連結して重錘として使用する水底均し装置において、均し具の底面の傾斜角度を水中捨石基礎の均し面の勾配に素早く対応させて、水中捨石基礎の圧密均し作業をスムーズかつ迅速に行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の水底均し装置は、第1吊持ワイヤ25で吊持されるアッパブロック7と、アッパブロック7の下方に配され開閉ワイヤ31が連結されるロアブロック8と、ロアブロック8に回動可能に連結され、開閉ワイヤ31によるロアブロック8の昇降により開閉される複数のグラブ9とを備えるグラブバケット3と、グラブバケット3が載置される支持枠41と、支持枠41とグラブバケット3との連結を担う連結具42と、支持枠41の下端に固定された下面が平坦な底板43とを備える均し具4とを備え、グラブバケット3に均し具4を連結具42で連結して一体化することにより構成される。第1吊持ワイヤ25で吊持された水底均し装置は、グラブバケット3と第1吊持ワイヤ25の連結部分を支点にして、底板43が水平となる水平姿勢と、底板43が水平に対して傾く傾斜姿勢との間で吊持姿勢が変更できるようになっている。そして、均し具4の支持枠41に、吊持姿勢を変更するための第2吊持ワイヤ70が連結されるワイヤ連結部71が設けられていることを特徴とする。
【0008】
支持枠41は、閉姿勢にある複数のグラブ9が上下方向に抜き差し可能な上フレーム48と、底板43の上面に固定される下フレーム47と、これら上下のフレーム48・47を一体に接続する支柱49と、上フレーム48よりも下方に配される状態で下フレーム47に固定され、上フレーム48に上方から差し込まれた閉姿勢の各グラブ9を受け止める複数のグラブ受け44とを含む。上フレーム48に第2吊持ワイヤ70が連結されるワイヤ連結部71が設けられている。
【0009】
グラブバケット3は、アッパブロック7と各グラブ9とを連結する複数のロッド10を備え、各ロッド10は、グラブ9に下連結軸18で相対回動可能に連結されている。連結具42は、各ロッド10と上フレーム48とを連結している。グラブ9に対してロッド10を一体的に固定するロッド固定手段86が設けられている。
【0010】
グラブ9と上フレーム48との間に設けられ、グラブ受け44で受け止められたグラブ9が、上フレーム48側に近接移動することを阻止する移動規制手段93が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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